・昨年秋からおもに大阪、名古屋であらゆるハイエンドクラフトメーカーさんのギターを手に取って観てきたわけですが、何か決め手に欠けて決心がつきませんでした。そこで、頭を一度リセットし,正月明けに1週間東京に滞在し色々と見て弾いて、これだっ!とピンと来たのが
フリーダムのハイドラでした。ヘッドのデザインなんかは最高にカッコいいと思います。

・ストラト弾きの方はご存じ!ヘッドがビーンと響いてネックからボディジョイントを通った響きが上手くトレモロスプリングとハーモニーし合うのが重要だと思うのですが、ここのギターはネックの接合にアリミゾが切ってあって、ネジ1本の締め付けの強弱で倍音ジューシーサウンドとかっちりタイトサウンドをワンタッチで行き来できるようになっています。今までは4本のネジをアバウトに締めたり緩めたりと結構めんどくさくて何度も調整したくはない部分だっただけにネジ1本とは!凄く合理的なアイデアですね! →
http://youngguitar.jp/201604/gears/35485・日本橋の千石通商にあるギターパーツ類の中で、いつも気になっていたのがオリジナルのステンレスフレットでした。これも、ジャスカーではシャリシャリしすぎるしニッケルはガシガシ弾くのであっという間に減ってしまう、、、これに応えてニッケルシルバーよりチョイ硬い目とチョイ柔目の2種類があり私は硬めのspeedyを選択しました。→
http://www.freedomcgr.com/Stainless%20frame.html・
Hybrid Hambucker ハムバッキングをタップした時の音って、私の初体験は1982年にストラトのキャビティーをザグッて取り付けたディマジオのデュアルサウンドのタップだったんですが、これがまた、情けないくらいにモコモコの抜けない音でガッカリ。以降、いろんな4芯ダブルコイルのタップサウンドを経験しましたがやっぱりどこか霞掛かった音。 これをタップ時に生きる方のコイル形状を完全にシングルコイルと同じに作ったのがこのピックアップなんだそう。おまけにハムバッカーとシングルの間を無段階でコントロールできるというタップコントロール、、、、合理的なアイデアです。→
http://fcgrtokyo.com/assets/files/pickups-hybrid-humbucker-manual.pdf僕はもうトラディショナルなストラトキャスターを何本も持っているのですが、やっぱりそういうビンテージライクなサウンドとモダンなハムサウンドを行ったり来たりできることにとても魅力を感じました。
・色々と、ファクトリープロフィールを拝見すると、今年で創業20周年であること、社長さんは私と同じ64年生まれであること、アイデアをきちんと競争力のある商品に仕上げて全国で展開していること、腕のいい職人さんが沢山いて分業で製作していることなどが分かりました。 私もゼロから立ち上げ15期目を向かえる個人経営者で技術料を頂いて生計を立てる職人であることなどから、職人さんに思う存分良い仕事をしてもらいたい! 男50代の乗りに乗った経営者が造るギターを是非弾いてみたい!と 最初からここ1社に決めて1月の中旬から交渉をしているところです。通常のハイドラから材料やパーツの仕様をいくつか私の希望で変えてもらっていましてこれからは具体的な選択段階に入って行くそうです!もう、楽しみで嬉しくて仕方がありませんね~
(写真はいずれもhpから拝借しました)
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