・ピックアップ・ローテーションAY'69→SSL-1

2017年09月23日 22:27

・そろそろピックアップのローテーションの時期がやってきました。手持ちの中から選べば費用はゼロ。ダンカンのSSL-1に変えてみました。ついでにネックを外して観察。
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・特にタイトなわけでもなく、ネックポケットのあごの部分に調整用の薄いシムなんか貼ってあって高額商品とは思えない雑な作りですなぁ~流石はアメリカ製。
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・CSの69ストラとは担当した職人によって微妙にネックシェイプが異なります。この個体はグリップがしっかりしてネックもボディーも材が硬くてサウンドはミッドレンジが良く出ます。一番細いネックシェイプだったブラックメイプルのCS69は先月売却しました。家宝の2007CS’69は柾目のメイプルでシェイプが太く出来ています。
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・現在手元にAY手巻きの'69ピックアップは3セットあってこれが一番巻き数が大きいセットです。
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・これは2001年製Seymour Duncan DS-200Rで製造はESPです。ローズウッド指板の木目が沸き立つ感じで気に入り購入しましたがネックの仕上げやジョイントの加減が段違いです。音が前に出て埋もれないのは流石だな~IMG_9083.jpg

・付け替える前に色々と比較。AY69のコイル形状がかなりタイトで巻き数が少ないのが分かりますね。ボビンが上に反って変形するあたりは好い加減な雰囲気抜群ですね。一方、SSL-1はパワフル、グラッシー、タイト!やっぱりこのピックアップはイイなぁ。
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・最後にこのアンプにインプットして差を見ます。このギターの個体はミッドが少し前に出る性質ですがもう少し上側のハイレンジとタイトなローエンドが増した感じ、パワフルなので弾くのが楽です。PU高さ調整用にアメゴムが入っていますがこのギターの場合はスプリングの方が合うなと感じました。買ってこよう!
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・ちょっと気合の入ったギターを買おうと計画中です

2017年09月21日 23:41

・1978年にギターを始めましたので来年で40周年という事で、一丁記念して、気合の入った良いギターを選んで来ようと計画しておりまして、とりあえず来年のお正月に1週間ほど滞在して東京中のショップを巡ってみようと思います。有難いことですがこのブログを通じて知り合った方からもギター作りに関する貴重な経験と知識によるアドバイスを頂いておりネックやボディー等の木工に関する知識が殆ど無い自分にはありがたい限りです。

2015年の初めにibanezがリリースしたRG8570SPというアッシュボディバックに変わったメイプルトップという見た目がド・ストライクなモデルを買いそびれたのをすごく後悔。
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・大阪や名古屋の楽器屋さんへ良く行くのですがハイエンドスペックの個体数が少なく回転も悪いのではやっぱり数量は東京でないと、、、
もうフェンダー系、ギブソン系等のヴィンテージ系は除外でハイテクのハイエンド系を選んでみようと今日もギターマガジンを買って来て上手なギタリストの愛機を拝見。地元の楽器屋さんでK.Nyui のオーダーモデルも見てきました。大阪の楽器屋でSuhrも数本見ましたがブリッジがダメ。やっぱりザグリマウントのアームアップ必須です。一番良いのはj,customでのフルオーダーができればいいのですが受けてくれません。という事でibanezならイケベやkeyからの少ロットスポットオーダーモデルに期待するしかないのです。

ghsブーマーズが真空パック入りになってました!これでプレーン弦のサビから解放される!? この弦は張りが強いのでパワーのある人でないとかなりしんどいと思いますがプレーン弦のサスティーンが小音量でも気持ち良くフィードバックしてくれるので大好きで張りたてのジャキジャキ感がパワフルで素晴らしいゲージです!
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・復活したダイヤトーンDS-200ZAで色々な音源を聞いてみる

2017年09月12日 23:11

・スピーカーが復活して、ネットワークのキャパシターを入れ替え、当初はあまりその違いがわかりませんでしたが、NHK-FMのジャズトーク番組やニュースの原稿読みの場面で人の声の響きが明らかに前と違う、なんというかリアルでジャズヴォーカルではブレス音やニュースでは原稿をめくる音なんかがリアルに聞こえてきました。上はアナログ多連バリコンの名機、下はシンセチューナーの名機で特に遠距離受信性能が素晴らしい。
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・先ずは解像度を聞くためにスタジオモニターでもリファレンス音源として使用されるスティーリーダンとドナルドフェイゲンの音源です。さすがに70年代のアジャやガウチョはドラムスの録り方が一昔前の音ですが2000年以降の作品では各楽器の解像度が瑞々しく響く感じです。
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・もっと古い録音で中音域を聞いてみます。名盤中の名盤ですがやっぱり録音が古臭いかなぁ。88年のBACKだけは素晴らしい。
ところで、オハイオプレーヤーズってジャケ買いの代名詞でとってもセンスが良い。この4枚はジャケットも内容も名盤です。
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昔、心斎橋そごうの特設会場で買ったHONEYの見開きジャケットがコレです 素晴らしいセンスですよね!Aloneというバラードが良いですね。唄を歌っているオッチャンはリロイ”シュガーフット”ボナー やっぱり甘いんですねぇ
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・スピーカーのエッジを交換してウーファーの動きが良くなり低域の出方が凄く迫力のある物になりました。低域の解像度を見るにはこれしかありません。インド系イギリス人のNitin Sawhney作のこの超名盤2枚。2枚とも曲順を変えずに聞かないといけないアルバムです。音も素晴らしいですが曲のコンセプトがよくこんなのを考えつくなと言う感じで現代のアシッドジャズの隆盛はこの人無しでは考えられない存在です。
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・もう一つ、楽器の定位とベースやドラムのリアルさを見るにうってつけの音源がイギリスのプログレッシブジャズバンドのBRAND Xです。ベーシストのパーシ―ジョーンズはスラッピングの先駆け的存在。ドラムスは80年代にジェネシスやソロで一世を風靡したフィルコリンズ。ギターが玄人受けナンバーワンのジョングッドソール。LIVESTOCKという作品が録音が素晴らしくて最初の一枚にお勧め。 このグループもジャケットが素晴らしく、製作はかの有名な製作集団のヒプノシス。
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・さらに、チックコリアの膨大なセッションの中からReturn To Forever期でのアルディメオラとの火花散るインタープレイを聴いてみます。これも録音が素晴らしい。
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・70年代のロックギターキッズ御用達!カナダのフランクマリノ&マホガニーラッシュ。’78年’79年全盛期も良いのですが、最近リリースの円熟味たっぷりのライヴがもっと良いんです。この人はイイ曲を書きますね。
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・それでエレキギターの音色に特化して聴くとなるとやっぱりスティーブヴァイ教授のFlex-Able。 Call It Sleepの弦のこすれるリアルさが凄いですね。頭脳極めて明晰、人柄も良くて、プレイヤーコンポーザーとして最も成功した人の一人です。
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・最後がやっぱりフランクザッパの作品群。中でもヘビーローテーションなのが画像の作品。”ロキシー” ”イン ニューヨーク” ”イタチ野郎” ”ゼムオアアス” ”ティンゼルタウンの~”は絶対にはずせないフェイバリット。 本来なら79年にLP4枚組として発売されるはずだった"Lather"という作品が96年に3枚組CDとして発売!これがまた凄いスタジオ編集ワークぶりで飽きさせない素晴らしい内容でした。ところでZAPPAさんは、「黎明実験音楽期」 「難解ジャズ期」 「お笑いステージング期」 「超バカテク職人集団期」 「ドゥーワップ歌謡期」 「フルオーケストラ共演期」 「原点回帰のライブ重点期」と様々ですがあなたの好みは? なにはともあれ、普段聞きなれた音源を手入れの行き届いた昔の中級オーディオ装置で聴くのはやっぱりイイな~というお話でした。
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・ムンドルフ M-Cap キャパシター DS-200ZAへ

2017年09月07日 23:55

・先月、重い腰を上げてやっとこさエッジの張替えを済ませたダイヤトーンDS-200ZAですが徐々に馴らしているうちに素晴らしい鳴りっぷりに変化してきました。エッジはヤフオクで1500円でしたのでこの時点で大成功と言えます。そこで、さらに踏み込んで今度はネットワークのキャパシターを交換してみることにしました。世界一の~との呼び声が高いドイツ製のMUNDORF M-CAP 630V 2.2uFを調達してみました。楽天ポイントで買ったのでタダでした(笑)
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・ネットショップは便利ですよね~ 買い物をするときは先ずはヤフオクで調べてからアマゾンや楽天にアクセスしこれで解決できない場合はアメリカのebayですが送料がネックですよね。ヤフオクとはかれこれ17年のつきあいで全ての履歴をエクセル管理して 売り上げは200万円を超えるまでになっていますが買い上げが300万円をオーバーしているので収支はマイナスです(笑)
さて、ネットワークのキャパシター元々着いていたルビコンの2.2uを測るとご覧の通りの経年変化です。無極性の電解です。
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・一方ムンドルフはポリエステルフィルム。一応測ってみましたがピッタリです、高いんだから当たり前!
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・ギターやギターアンプのキャパシター選別ではヒアリングで決めていくのですが今回はこのムンドルフ1点のみでの決め打ち購入でした。配線を70年代のケスター44か最近のケスター44かで迷いましたが高域が出すぎない最近のケスターで配線し防振の新素材系接着剤で固定。
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・スピーカーユニットに戻して組み上げます。さて、結果は~換装当初全く違いが判らず自分の駄耳を嘆きました(笑) が、しかし数日を経て変化が、、、to be continued
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・fender 75 amplifire と Ibanez Egen8で Mean Streetのイントロを弾いてみる

2017年08月16日 22:25

・Fender 75にギターを直結したサウンドです。スピーカーはこのアンプ純正でエミネンス製と思われる15インチでこれがギターの美味しい倍音と帯域を見事に再生してくれます。シールドはBelden 8412とスイッチクラフト社のフォーンプラグを使って”方向性あり”で自作しました。8412は中低域の迫力が特徴ですので方向性を持たせてギターのプレゼンス域のハーモニクスが良く出るようにという思いからです。


・ハードディストーションを謳っているだけあり単体で良く歪みます。フェンダーのこの時代から80年代後期までのアンプが好きで集めておりますが私の中ではこのfender 75が最高傑作だと思います。パワーアンプ部がシルバーフェイス期と同様のウルトラリニア接続。これにハイゲインプリアンプ部が合体。クリーンは伝統のウルトラクリーン、リードチャンネルはシングルコイルでも単体で充分なゲインがあります。

リードチャンネルはVOLUMEとLEADでゲインを、LEADMASTERとMASTERで音量を決めます。4つのコントロールで調整するわけですが自宅での極小音量でも素晴らしい倍音タップリサウンドが出せるのもこのアンプの特徴です。この点、The Twinのようにmaster1から2に行くまでにいきなり爆音!ということが無いのとsoldano yamaha T50-Cのようにある程度の音量に上げないと良い音がしないということも無いので自宅での使用にもピッタリです。ただ唯一の欠点は馬鹿でかいトランス類とスピーカーのおかげで40キロ近くあるため1階と2階の移動とかいうのには向かないことです。

ハイパワースイッチ側がプレート電圧520Vで75W ローパワー側にすると260Vで15Wになりヘッドルームが下がって歪みが増します。TREBLE MIDDLE BASSもプルでブーストされMIDDLEをプルでさらにもう一段回ゲインが上がります。
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・FENDER 75 1980年81年82年の3年間カタログに掲載されています。リベラは81年入社ですのでこのアンプは違います。リベラ設計の場合とは入力のヘッドアンプとリバーブトランスへの送り出しアンプの形が違います。このためリードチャンネルでのリバーブの効きがクリーンチャンネルに比べ少し弱くなります。

FENDER DELUXE REVERB Ⅱ 1982年~85年 ポールリベラの設計で有名な時期。パワーアンプ部はオーソドックスな5極管接続。初段のヘッドアンプとリバーブトランスへの送り出しアンプが12AX7を並列に繋いだ電圧電流増幅タイプです。ブーストスイッチはMIDDLEのみ。

FENDER THE TWIN RED KNOB(87年~89年) BLACK KNOB(90年~94年) ハイパワースイッチ側で100W、ローパワーで25W。3つの中では最もモダンな味付けのアンプです。上記2機種と違いプリント基板になりボリューム類も基盤直付けになったのでメンテナンスが大変です。基盤のリビジョンは私が知るだけでも2種類ありますが音に関連する箇所に変更はありません。(電源周りが少し違う)

・ゲイン(歪みの量)は最も歪むFENDER 75 AMP > FENDER THE TWIN > FENDER Ⅱ リベラシリーズの順で10 : 8 : 7 といった比率ですリベラシリーズはTWIN REVERB ⅡとCONCERT Ⅱも試しましたがパワー部以外は全く同じ回路でゲインも同様でした。

入手後、私の75はミドルブーストゲイン量を2段切換え&帯域を少し上げる、バイアス個別調整、フットスイッチを多極ケーブル化(スペース節約の為)に少し改造しました。現用パワー管がKT66をペアで使っていましたが1本が切れたのでスベトラーナのEL34と併用しています。

ローパワー側での使用がメインですのでプレート電圧が半分の262Vでipは約倍の68mAで合わせています。このままハイパワースイッチ側にすると真空管の持っているバラつきにより左右のipが大きくずれるため再調整が必要です。

あと、レストア時にパワー管のソケットをステアタイトの新品にし真空管脱落防止のスプリング式リテーナーを取り付けました。古い真空管アンプで原因不明の発振やノイズに悩ませられるとき厳密にはサイン波を入力してどの段での発振やトラブルか?というのをスピーカーの方から遡りますが、経験上、アースのループによるノイズ、入出力ジャックの導通や絶縁不良、真空管ソケットの導通や絶縁不良による不具合が一番多いです。ソケットを変えたらピタッと収まった(配線も方法も含めて)ことが良くありました。

その他のトラブルで悩ましかったのが電圧増幅のプレート負荷やバッファーアンプのカソード関係の抵抗器です。基盤から外してテスターをあてると直流的には正常値を示すが交流信号を流すと壊れていたというのが厄介でした。
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・真空管は新品時から少し時間が経過して安定しだすと素晴らしい倍音やコンプレッション感が溢れてきます。同様に特性も変化しますので時々バイアスのip値と左右のバランスを画像のようにチェックする必要があります。

このアンプは出力トランスのプライマリー片側の断線を含め外見もボロボロ、ギトギトの状態でタダ同然で入手し、トランスを純正新品に交換、折れていたスピーカーグリルは新たに合板で作り新品のシルバーフェイスグリルを貼りました。ツマミは洗浄しスイッチ類のサビは磨いてピカピカになっています。なんだか、若い頃のエンジンをカリカリにチューンナップしてエンジンルームもピカピカに磨き上げていたのを思い出しました。
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・IbanezのEgen8です。そんなに高くはありませんがこのギターでないと弾けないフレーズが沢山ありプレイヤビリティーが良いです。ibanezのギターはネックの構造や独自に進化したトレモロユニットやその搭載方法などフジゲン名義では特許の関係で再現できないアイデアが一杯で大好きです。そろそろ、j.custumの至極の1本を探してみたいなと思っています。特注は受けてくれないので狙い目は力のある東京の有名小売店が時々ショップオリジナル企画としてオーダーする小ロット品ですね!
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