・復活したダイヤトーンDS-200ZAで色々な音源を聞いてみる

2017年09月12日 23:11

・スピーカーが復活して、ネットワークのキャパシターを入れ替え、当初はあまりその違いがわかりませんでしたが、NHK-FMのジャズトーク番組やニュースの原稿読みの場面で人の声の響きが明らかに前と違う、なんというかリアルでジャズヴォーカルではブレス音やニュースでは原稿をめくる音なんかがリアルに聞こえてきました。上はアナログ多連バリコンの名機、下はシンセチューナーの名機で特に遠距離受信性能が素晴らしい。
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・先ずは解像度を聞くためにスタジオモニターでもリファレンス音源として使用されるスティーリーダンとドナルドフェイゲンの音源です。さすがに70年代のアジャやガウチョはドラムスの録り方が一昔前の音ですが2000年以降の作品では各楽器の解像度が瑞々しく響く感じです。
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・もっと古い録音で中音域を聞いてみます。名盤中の名盤ですがやっぱり録音が古臭いかなぁ。88年のBACKだけは素晴らしい。
ところで、オハイオプレーヤーズってジャケ買いの代名詞でとってもセンスが良い。この4枚はジャケットも内容も名盤です。
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昔、心斎橋そごうの特設会場で買ったHONEYの見開きジャケットがコレです 素晴らしいセンスですよね!Aloneというバラードが良いですね。唄を歌っているオッチャンはリロイ”シュガーフット”ボナー やっぱり甘いんですねぇ
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・スピーカーのエッジを交換してウーファーの動きが良くなり低域の出方が凄く迫力のある物になりました。低域の解像度を見るにはこれしかありません。インド系イギリス人のNitin Sawhney作のこの超名盤2枚。2枚とも曲順を変えずに聞かないといけないアルバムです。音も素晴らしいですが曲のコンセプトがよくこんなのを考えつくなと言う感じで現代のアシッドジャズの隆盛はこの人無しでは考えられない存在です。
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・もう一つ、楽器の定位とベースやドラムのリアルさを見るにうってつけの音源がイギリスのプログレッシブジャズバンドのBRAND Xです。ベーシストのパーシ―ジョーンズはスラッピングの先駆け的存在。ドラムスは80年代にジェネシスやソロで一世を風靡したフィルコリンズ。ギターが玄人受けナンバーワンのジョングッドソール。LIVESTOCKという作品が録音が素晴らしくて最初の一枚にお勧め。 このグループもジャケットが素晴らしく、製作はかの有名な製作集団のヒプノシス。
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・さらに、チックコリアの膨大なセッションの中からReturn To Forever期でのアルディメオラとの火花散るインタープレイを聴いてみます。これも録音が素晴らしい。
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・70年代のロックギターキッズ御用達!カナダのフランクマリノ&マホガニーラッシュ。’78年’79年全盛期も良いのですが、最近リリースの円熟味たっぷりのライヴがもっと良いんです。この人はイイ曲を書きますね。
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・それでエレキギターの音色に特化して聴くとなるとやっぱりスティーブヴァイ教授のFlex-Able。 Call It Sleepの弦のこすれるリアルさが凄いですね。頭脳極めて明晰、人柄も良くて、プレイヤーコンポーザーとして最も成功した人の一人です。
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・最後がやっぱりフランクザッパの作品群。中でもヘビーローテーションなのが画像の作品。”ロキシー” ”イン ニューヨーク” ”イタチ野郎” ”ゼムオアアス” ”ティンゼルタウンの~”は絶対にはずせないフェイバリット。 本来なら79年にLP4枚組として発売されるはずだった"Lather"という作品が96年に3枚組CDとして発売!これがまた凄いスタジオ編集ワークぶりで飽きさせない素晴らしい内容でした。ところでZAPPAさんは、「黎明実験音楽期」 「難解ジャズ期」 「お笑いステージング期」 「超バカテク職人集団期」 「ドゥーワップ歌謡期」 「フルオーケストラ共演期」 「原点回帰のライブ重点期」と様々ですがあなたの好みは? なにはともあれ、普段聞きなれた音源を手入れの行き届いた昔の中級オーディオ装置で聴くのはやっぱりイイな~というお話でした。
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・ムンドルフ M-Cap キャパシター DS-200ZAへ

2017年09月07日 23:55

・先月、重い腰を上げてやっとこさエッジの張替えを済ませたダイヤトーンDS-200ZAですが徐々に馴らしているうちに素晴らしい鳴りっぷりに変化してきました。エッジはヤフオクで1500円でしたのでこの時点で大成功と言えます。そこで、さらに踏み込んで今度はネットワークのキャパシターを交換してみることにしました。世界一の~との呼び声が高いドイツ製のMUNDORF M-CAP 630V 2.2uFを調達してみました。楽天ポイントで買ったのでタダでした(笑)
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・ネットショップは便利ですよね~ 買い物をするときは先ずはヤフオクで調べてからアマゾンや楽天にアクセスしこれで解決できない場合はアメリカのebayですが送料がネックですよね。ヤフオクとはかれこれ17年のつきあいで全ての履歴をエクセル管理して 売り上げは200万円を超えるまでになっていますが買い上げが300万円をオーバーしているので収支はマイナスです(笑)
さて、ネットワークのキャパシター元々着いていたルビコンの2.2uを測るとご覧の通りの経年変化です。無極性の電解です。
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・一方ムンドルフはポリエステルフィルム。一応測ってみましたがピッタリです、高いんだから当たり前!
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・ギターやギターアンプのキャパシター選別ではヒアリングで決めていくのですが今回はこのムンドルフ1点のみでの決め打ち購入でした。配線を70年代のケスター44か最近のケスター44かで迷いましたが高域が出すぎない最近のケスターで配線し防振の新素材系接着剤で固定。
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・スピーカーユニットに戻して組み上げます。さて、結果は~換装当初全く違いが判らず自分の駄耳を嘆きました(笑) が、しかし数日を経て変化が、、、to be continued
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・ダイアトーン DS-200ZA ウレタンエッジ交換

2017年08月15日 22:45

・劣化してボロボロになり低域がボワンボワンになっていたスピーカーエッジを夏休みにようやく交換できました。
小型で低域が良く出る名器でこれの高さを基準にキッチリ収まる棚を作って収めていました。
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・忙しくてなかなか手を付けられてなかったのでもう悲惨な状態です。
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・コーンに付いた古いウレタンと接着剤をカッターでこそぎ落としていきます。シール剥がし剤でやってみたがダメ、ラッカーシンナーで浮かせてカッターを滑り込ませると中々上手くいきました。厚紙のガスケットは再利用しますので慎重に剥がします。
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・裏側とフレームも綺麗にして、、、
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・新しいウレタンエッジに付属していた専用の白いボンドで貼り付けます。この時、コーンの重心が偏らないように注意。貼りやすいように裏のダンパー側に詰め物をして少しコーンを持ち上げました。
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・ウーファーを取り付けて軽くコーンを押すと案の定ゴソゴソとこすれる音がしたのでもう一度ユニットを外し90度左に回転させて取り付けし擦れが解消しました。接着剤が乾いてから徐々に慣らし運転、、、最初、変な感じに聞こえていましたが次第に素晴らしい低域が出てきました。これから徐々にユニットが馴染むと思います。結構めんどくさいなと先延ばしだったのがやっと完成!
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・アナログ コネクション

2017年03月21日 22:13

・ラジオ関西558khzのナイターオフ期に半年間流れている番組で アナログ コネクションというのがあってこれは素晴らしい番組です!DJは田中まこさん,ディレクターが松居功さん。音源は全てアナログ盤、DJの話の内容が面白く選曲だけでなく番組全体の空気がとってもいい。音楽に対する愛情を感じます。次の金曜日が最終回でまた半年後スタートです。
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・ON AIR~ このデジタル全盛の時代にアナログ盤をかける番組をナローレンジのAMラジオ放送で聴くということがとってもいいんです。


・色々構成が凝っていて飽きさせません。A面B面のコーナー


・18:00から2時間のオンエアですのでパソコンにタイマー録音して後から聞いています。この音源編集ソフトでフェイザーエフェクトを掛けるとまるで短波放送のフェージングみたいになります。ちなみにラジオ関西の電波は558khzと長波に近く送信所も海の近く、隣接波の混信が無いということで電離層反射ではないグランドウェーブの海上伝搬でかなり遠くまで届き、たとえば昼間に浜松の天竜川でも聞き取れます。車で遠方まで出かけるとMBSやABCはあっという間に姿を消しますがいつも最後までしぶとく聞くことのできる放送局です。
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・FM COCOLOのばんばひろふみさんの番組も大好きです。このお方、’60~’70のハードロックとプログレッシブロックについての知識が物凄いのです!THE BEAT GOES ON SUNDAY
・FM COCOLOでもう1本 PIRATES ROCKはレコード会社の洋楽担当ディレクターが週替わりで登場し当時の話を聞かせてくれます。
・NHK FM土曜日にゴンチチさんがやっている 世界の快適音楽セレクションこれも構成が素晴らしくて毎週楽しみです。

・iphone5s バッテリー交換

2016年12月01日 00:00

・iphone7の256GBという大容量ストレージは魅力なんですが、あの大きさとラウンドエッジのダサいデザインがどうしても好きになれず買い替えを見送りましたので劣化が激しいバッテリーを交換しました。アマゾンで1300円!
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・5Sの64GBにCDを390枚分読み込ませてシャッフル再生させています。コレクションが約3300枚分ありますので飽きたら頻繁に入れ替えますが最近はAccuRadioという超優秀なアプリでジャンルをセレクトして聴くことが多くなっています。
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・計4つのケーブルコネクターとそれらの押さえカバーを外すと液晶セクションと分離できるので作業がしやすくなります。バッテリーの固定テープが剥がしにくいのでメリメリと力技で剥がします。
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・新しいバッテリーをセット、端子を元通りにしていきます。
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・4インチのスクエアエッジデザインが良いですね~ゴールドをブラックに変身させてみました。2017年の3月にSEが大容量化されるのを待ってみます。
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・Panasonic RX-50 補完放送対応に改造

2016年03月20日 13:18

・中波放送局の補完放送がFMハイバンドで始まりますのでそれに合わせてラジカセのFM受信周波数の調整をしてみました。愛用のモノはパナソニックのモノラルラジカセで対米輸出バージョンですので国内仕様にはない短波が2バンドと周波数微調整機構が付いています。元々のFM受信範囲は88~108Mhzの海外仕様で日本の76~90Mhzの放送はほとんど聞けません。これを測定器無しで調整してみました。このラジカセ、基本性能は大したことないはずなのにアタリなのか感度とSNが異常に良くてびっくりさせられます。
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・日本国内のFMラジオは過去に帯域の上側にはVHF帯のTV音声がありましたので、スーパーヘテロダインの場合は目的の周波数から10.7Mhz分低い周波数で発振させる下側ヘテロダイン方式です。一方の日本以外の国仕様ではTV放送音声の影響がなかったので目的の周波数よりも10.7Mhz高い周波数で発振させる上側ヘテロダイン方式です。バリコンのカバー範囲に余裕がとれるのでこっちの方が効率が良いわけでそのことを頭に入れて海外のwebから手に入れたサービスマニュアルに沿って周波数範囲と受信感度調整を行っていきます。
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・先ずは受信範囲を74Mhzから96Mhzと決めます。補完放送の周波数は95Mhzまでですので108Mhzまでは必要ないのとバンド幅が小さい方が高感度に調整ができるためです。

最初に低い方の75.5は局発コイル(OSCコイル)を調整して決めます。国内バンド用の局発コイルはもっと巻き数が多いので交換する方法もありますが、今回は上側ヘテロダインとして調整するのでこのコイルのまま周波数を下げてみます。局発コイルのコイルの間隔を狭めていくと周波数が下がります。
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・74Mhzにきっちりと合わす方法は本来なら発振器が必要ですが簡易的に別のデジタル表示ラジオのカウンターを利用して合わせます。調整側のラジオが74Mhzを受信しているときは局発では74+10.7=84.7Mhzで発振していますのでデジタル表示の別のラジオでは84.7で無変調の搬送波がキャッチできて雑音が消える仕組みです。バンドの下側はこれで決まりました。
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・次にバンドの上側ですが96MhzになるようにバリコンのOSCトリマを調整します。95Mhzの表示を入れるためには上記のデジタルラジオで106.7Mhzのキャリアが受信できればOKです。この上側と下側の調整を2~3回繰り返した後にアンテナトリマーの感度調整をバリコンのトリマで行います。出来るだけ上限に近い周波数で且つ信号の弱い放送局を受信しトリマを回して最大の感度に調整して終了です。これでほぼリニアでスケールを書き込めました。

KENWOODとPIONEERのカーオーディオのFM周波数も変えてみたいのですがPLL機はハードウェア制御なのかマイコン側制御なのかわかりませんしサービスマニュアルが無いとお手上げですね~でもきっと方法があるはず(笑)

以上、古くて安い物でもメンテして大切にしましょうのコーナーでした。
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・SONY ICF-S5 トーン修理とトラッキング調整

2016年03月19日 11:08

・1980年代に出たものですが感度と音質が素晴らしくて遠く離れた局の音楽番組がクリアに聞けます。過去にSONYのICF-2001DやICF-PRO70を持っていましたが、2001Dは高感度高選択度、音質も良いのですがPLLの内部ノイズがダメ。PRO70は感度がもう一つの割に内部ノイズが大きく低SN。音質は安物のスピーカーと筐体のおかげで最低。どちらもあまり魅力は感じませんでした。やっぱり感度と聞きやすさ、音の良さ、それと内部ノイズの少ないアナログが最高ですね。

永年使っていて発生するトラブルが電解コンデンサの容量ぬけ(音が出なくなる)、FMバンドが聞こえない(発振トランジスタの故障)、ボリューム、トーンが効かない、ガリガリ言う(スライドボリュームの不良)です。今回はトーンコントロールの効きがイマイチはっきりしなくなりましたので分解してみました。バンドセレクターの分解にコツが要りますが分解。恐ろしく高感度の訳はこの長いバーアンテナです。MW帯と短波帯のコイルが巻かれています。
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・基盤は2階建てになっていて下側がRF部。上側がAF部です。インピーダンス変換にはトランスが使われていますね。ICF-7600Dなんかも安っぽい音質でがっくりでしたがこのICF-S5は落ち着いた音質で非常に良い音です。そろそろケミコン類の総交換をしてみたいですね。
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・問題はほぼ100%の確率で発生するスライドボリュームのガリです。ALPS社製のパーツですが同形品の入手は無理ですのでメンテします。抵抗体部分と接点側ブラシに付いた酸化被膜を綿棒に付けたパーツクリーナーでふき取った後、ベーク基盤に付かないように極少量の接点復活剤を綿棒で塗って終了です。トーンも全域でハッキリ効くようになりました。
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・最後にトラッキング調整をしておきます。MWのアンテナトリマーが少々ずれていて高い周波数の感度が改善しました。FMはせっかくの均等リニアに割り付けた特性を崩したくないので補完放送には対応させずそのままとしました。ICF-S5はFMの感度も素晴らしいですね。
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・FMチューナーとセッションする Part2 80年代の名器

2016年01月16日 14:02

・昨年の秋頃、愛用していたpioneerとtrioのFMチューナーが2つ同時に故障してしまいました。いづれも私の知識では治すことも調整することもできずトレードに出しました。代わりにやってきたのがPionner F-500というバリコン機とSONY ST-S333ESXⅡというシンセ機です。 ところで、今までは天井裏に自作のZLスペシャルアンテナを上げておりまして、これがまたゲインも指向性もバッチリの物でしたがチューナー2つに分配時のゲイン減衰を考え今回はeo光ケーブルのFM配信サービスを利用してみることにしました。天井裏の光アダプターから6つの部屋に分配される仕組みですがそのうちの1系統をFM用に配線します。基地局から周波数変換された6局分が光ケーブルで配信されています。早速聴いてみましたがシグナルメーター振り切りの信号でサウンドも申し分ありませんでした。この点、以前契約していた同軸ケーブル配信のCATV(高域の減衰が大きいように感じる)と違って音質も格段に良い感じがします。
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・最初に年末到着したSONY ST-S333ESXⅡの調整を確認してみます。SSGやオーディオアナライザ等の測定器を持たないため受信機としての簡易調整しかできませんがやってみました。参考にしたのはFMチューナーのレストアや調整の世界では超有名で親切な2つのサイトを参考にしました。ひろくんのホームページ BLUESS Laboratory このお二人のサイトは本当に素晴らしい! ”調整済み”を買ったのですがなるほど感度は合っていました。
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・FM専用機を買わない理由はきちんと設計されたチューナーで聴くAM放送の音質が素晴らしいためです。ABCの上方落語やプロ野球解説者の吉田義男さん、福本豊さんの話を聴くのは最高です。このSONY ST-S333ESXⅡというチューナーは前に使っていたTRIO KT1100と同じくAM用のループアンテナの性能が素晴らしいように思います。受信性能や指向性の設計が良いんでしょうねパルスなどの混入が少なく今まで使ってきたチューナーでも最高の遠距離受信性能です。ひろくんのホームページを参考にして買って大正解でした。AMのトラッキングが少々ずれていたのを直して最高の感度になりました。一方、メインのFMの音質はTRIO KENWOODの解像度バチバチのキレのあるサウンドに比べると若干ソフトに感じますがハイハットやバスドラの音も臨場感たっぷりでやっぱり最近のオーディオコンポとは次元の違う音ですね。各楽器の奥行き感が若干甘いように感じられますが測定器が無いので今後の課題です。
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・今年に入ってPionner F-500の格安品を購入しました。こちらはバリコン機ですが先ずこの淡いランプの光が浮かび上がるルックスが気に入りました。当初SONY 333と切り替えて比べるとFMは音の鮮度が全然ダメなのと感度もかなり落ちているようでZLスペシャルアンテナではノイズが気になります。やっぱり35年も前の機種でいろいろ悪いところだらけなのかな?という感じがしました。早速上記二つのサイトを参考にトラッキングを取りなおしたところバリコントリマの調整でシグナルメーターがグンと上がり左右の広がり感もグッと増して素晴らしいサウンドに生まれ変わりました、試しにアンプ側で同じ局を333と随時切り替えて聴き比べますがセパレーションや奥行き感はむしろこちらの方が上に感じるくらいになりました。最後にメータずれやシグナルメーターの調整をしました。
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・前に持っていた8900ⅡもAMの感度と音質が素晴らしい機種でしたが来た当初このF-500は感度が低くて放送が地元近隣局1波がかろうじて聞こえる程度。リアパネルにあるフレキシブルバーアンテナがやけに軽くクルクル回るのを見て嫌な予感がします。分解してみると”ひろくんのホームページ”でみたのと全く同じ症状でリッツ線の配線がねじれまくっています。良く見るとアンテナの可動域を制限するためのレールにきちんとパーツが乗っていないためブランブランの状態です。確認してみると線は切れていないがポリエステル被膜から導線が露出して他の線とショートしたような状態、導線補強と絶縁処理をして組み直し可動域も本来の範囲に戻りました。このアンテナの良い所は周波数の低い位置でのコイルの移動による感度調整もきちんとできるところです。高い周波数とのトラッキングを数回取りなおすと本来の素晴らしい感度と音質に戻りました。両機を比べると遠距離受信性能や外来ノイズに対する耐性、音質共にSONY ST-S333ESXⅡの方が数段上で関西からも810Khzがノイズに埋もれることなくハッキリと受信できます。
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・ランプに照らし出されるメーターも重要なファクターです。80年代から今に至るまでFMから流れる曲をギターで初見で瞬間的にコピーして合わせていくという練習を良くします。それと当時はSONYのオープンリールにエディヴァンヘイレンやマイケルシェンカーのフレーズを録りスピードを半分に落としてコピーという事も良くしました。今はiphoneで音程を下げずにスピードは自在に落とせるアプリがありますのでどんなに速いフレーズも簡単にとれる良い時代となりました。
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・NHK-FMのジャズ・トゥナイトが楽しみです。楽器の世界でもそうですが70年代~80年代初頭までのフェンダーやマーシャルのアンプは90年代以降のと違って廉価とかコストダウンとかの概念が全く見えず、70年代以前のメンテナンスを適切に行えないとまともに使えないという事も無く一番良い時代の製品のように思います。これはオーディオでも同じことが言えそうですね。
やっぱり測定器揃えて自分できちんと調整してみたいな~
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・2015年末諸々~

2016年01月05日 23:21

・息子が二人とも帰省して来るので2階の息子たちの部屋に分散していた楽器類を一つに纏めさせられました。おかげで筋トレができません。
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・マーシャルの100wヘッドのツアーケースだけでも3つもあります、単なる4畳半ギタリストなのに邪魔で仕方ありません。更に1階には100Wマーシャル他アンプが5台あって,,,またパインの合板で棚を造らないといけません。
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・友人から頂戴したダブルネックです。まだ時間が無くてレストアまで行きませんが現状でもメチャクチャ鳴りが良くてこれから楽しみです。
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・大事に使っていたTRIOとPIONEERのチューナーがほぼ同時に壊れてしまいました。私の技術では修理も調整も不可能でしたので下取りに出しました。

代わりにやってきたのが80年代の名器SONYのこのモデルです。TRIO-KENWOODのキレキレ解像度の音に比べるとややソフトなサウンドで前回はバリコン機でしたが今回は色んな情報を集めてみてシンセ機のこれにしました。二つある有名なチューナー調整のサイトを参考にして自分で調整してみたいと思います。

現状でも素晴らしいサウンドと受信性能でAMの純正ループアンテナの性能が良いのか日が暮れると810khzの米軍放送がフェーディングで途切れることなく聴けるのは流石だなと思いました。FMは自宅の天井裏にFM COCOLO 76.5Mhzに共振周波数を合わせて自作したZLスペシャルアンテナを上げています。指向性がシャープでゲインもかなりあります。やっぱりこの時代のチューナーの性能は素晴らしいですね!
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ラジカセ SONY CFM-SW11 レストア

2013年05月11日 22:24

・雨でさっぱり仕事になりませんので日曜日と振り替えて先日オークションで落札したモノラルラジカセのレストアをしました。ジャンクではなく動作品ですがチューナーの感度はかなり低下しているようでした。
先ずは、大まかに分解してケースをお風呂用洗剤で洗います。
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・この機種はバラしやすい。
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・こういうラジカセの場合サーボモータのベルト周りのトラブルが多いのですが幸いこれは問題なかったのでほこり取りとヘッドやローラー周りのアルコール洗浄のみでok。カセット機構のレストアは必要以上に分解しないのと注油はしないのがコツで下手に注油すると埃が付いて返って動作不良の原因になります。
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・基盤の洗浄が終わったらチューナー部分の感度調整へ、アメリカのサイトから整備マニュアルを取り寄せて各部の発振コイルやトリマの調整なんですが短波帯のコイルはシグナルジェネレーターが無いのでできませんのでAMとFMの簡易感度調整だけ行いました。ミリバルもオシロスコープもオーディオオシレーターも持っていますが肝心の高周波オシレーターが無いんです。中古でも測定器は結構高いんです。
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・FMの局発は空芯コイルでエポキシ固定なのでバリコンのトリマのみ調整しましたがこれでもかなり感度が改善されました。AMもバーアンテナはエポキシ固定ですので片側のトリマだけでしたがこれもかなりずれていたようで高感度になりました。
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・組み上げて終了。外見も性能も新品同様になりました。この時代の物はアンプも余裕があってモノラルでもめちゃくちゃ良い音がします。中学生の時のようにモノラルラジカセで”甲斐バンド”「この夜にさよなら」というオリジナルアルバムを聴きました。これは名盤。あと、加納秀人の「地球の夜明け」これも良い!コカコーラのCMソングやヤマハのポプコン応募した時のデモテープも出てきました。これは情けない!
ジャンクオーディオのレストアは中々楽しいですよ。
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