今日は暑かったですね、きのう夜中まで仕事をしましたので今日は朝から目一杯頑張りました。朝から2時間キャスティングの練習をしました。午後2時からFM大阪の山下達郎サンデーソングブックを聞きながら7時まで5時間トレーニングとギターをやっていました!下の道で町内会の相談をしているのにノ~天気に大きな音で弾いてましたので嫁にこっぴどく怒られまして、、、そういうわけで今回の動画はかなり小さい音です。逆に小さい音で尚且つマスターボリュームを使った場合の良い音の出し方を模索しました。
デジタルムービーのDV端子が駄目になりましたので、今回はオリンパスμ770SWというデジカメの動画機能で録ってあります。あとで聞いてみると実際よりも歪んで聞こえるのと包み込むような低域が表現されておらずちょっと残念ですがまぁー聞いてみてください。最後の方でマシーンガンもやっておりますので~やっぱりデジカメよりデジタルムービーの方が音も良いですね、
ギターは
枯れチューンのアメリカンデラックスストラトで全てフロントピックアップ です。
動画の内容はクランチサウンドでプリアンプ部分のカソードパスコンのインプレッションです。無極性のMUSEですが繫ぐ方向でサウンドのキャラががらりと変わります皆さん知っていました~?
むか~し、むか~し国産のアンプを色々と改造して自分の好きなサウンドを出して遊んでいました。70年代はヤマハを80年代~90年代はグヤトーンを、、、余談ですが、完璧に調整された赤ノブtwinはノーマルチャンネル、ゲインチャンネル共にボリュームに応じた多彩なサウンドが出て私の経験した中では最強のアンプだと思います。これは出力管のバイアスを調整することで現代仕様にもレイドバック仕様にもなりますし、さらに真空管を2本抜けば50W仕様でイナタク泥臭く、そして驚いたことに少しバイアスを浅めでセッティングすると’71Marshallのクランチサウンドそっくりの惚れ惚れするような枯れたサウンドまで出てしまいます。イコライジングをそっくりに調整して密閉の4発キャビで鳴らせばブラインドテストではどちらがマーシャルか分からないと思います。またスピーカーやケーブルを変えるだけで本体側の改造無しでもカンタンに自分の好みのサウンドに追い込むことも可能です。数年放置された物は毎日電源を入れて使用することで見違えたように鳴り出します。
残念ながら私が今まで試した国産モデルはクリーンクランチでは艶や枯れが出にくく、耳に痛いケバ立ったトーンのことが多かったのですがそういう場合には大きな改造ではなく先ずは、初段のカソードバイパスコンデンサの値や種類を変えてトーンを追い込むことをしていました。動画では残念ながら大らかな低域がカットされてしまい残念ですが、実際にはもっと変化に富んで一発でその違いが分かるほどです。
ご自分のアンプにもう少し枯れた味わいが欲しい、歪ませた時の倍音感を自分好みに仕上げたい。クランチでのアタックの後に色っぽい艶が欲しい、このような時はぜひお試し下さい。尚、下記の定数は追い込んだ数値ではなくたまたま手持ちでのものです。容量は2倍や3倍程度の差では変わりなく、大きく動かすと差がより顕著に、例えば0.68μでは中高域が強調されて枯れた感じが、10μなど大きな物では低域が前に張り出します。部品交換が大そうならばオイルコンなどをパラレルで抱かせるだけでもかなりサウンド変化が体感できます。
また、種類もケミコンはコンプレッション感とゲイン上昇が顕著に、オイルペーパーは枯れた艶が大きくなり、フイルムコンはゲインアップ感が穏やかでミッドの押し出し感が上がります。フィルムタイプでの例外はオレンジドロップで小容量を使えば枯れていながらミッドレンジが前に出てきて良い感じです。カソード電位は2v内外のことが多いので耐圧は50v品であれば充分ですが同じ種類でも耐圧が変わればサウンドも変化します。パスコンとはいえ大切な信号ラインですので引き回しは短く、アースポイントも重要です。スイッチングで数種切り替えたい場合もノイズに対する配慮が必要です。同じくカソードに繋がる抵抗の大小により真空管に流れる電流の値も変化しますがとりあえずこちらはそのままで。
動画の音質が少しジャリ付いています、昨日私が試した中では、ニチコンの普通のゴールドが最高でした。並列でオイルコンをかませるとより色っぽさが上昇。
museは中音域の艶が素晴らしく良いのですがハーモニクスは減少、トーイチオイルをパラレルでハーモニクスがありつつ、中音域の艶でこれも中々。セラファインはエージングしないと鳴りませんがファズでは最高だったのがマーシャルには少し合わないと思いました。ミッドの美味しいところが後退します。10マイクロ以上では低域がブーミーになりカソードパスコンの用途には不向きでした。写真にはありませんが同じニチコンのファインゴールドの2.2マイクロこれも凄く綺麗な倍音でしたので小容量品を取り寄せてみたいですね~
また、今度変更した場合の回路図をエディタできちっと書いてみたいと思います。それからセンドリターン関連部品を全て撤去してスペースが空きましたので思い切って4本ある出力管を1本ずつ個々にバイアスを調整できる検出端子5個と制御ボリューム4個をバックパネルに作ります。これでペアチューブが不要になり手持ちの組み合わせが全て使えると思います。
ニャロメさんへ昨日のvoodooはこの位置です。新しい+はパルス波が追加、、、となっていますのでレンジツマミの右側の3つの波形の頭がとんがってなくてちょん切れているのではと思います。時間が取れましたら私のマシーンのスゥイープ出力をオシロで読み取って、その地点にゲルマダイオードを並列に入れてみて波形がパルス波になったところでサウンドを比べてみますね。使えそうなら別にスイッチングで増設してもいいかも、、、20円プラススイッチ代200円くらいでしょうか?
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