ギターアンプのスピーカーケーブル

2009年03月31日 21:13

冒頭から話が飛びますが、そろそろ暖かくなってきてゲルマのfuzz face '69クローンの飽和感が増えてきました今までと同じアタックのキラキラを確保するにはTr2トリムを9時くらいまで絞ってみてください。見事にキリッと暴れてくれます。

さて、週末にやってくる予定の'71年製Marshall 1959 100W アンプのためのスピーカーケーブルを作りました。スピーカーケーブルは今までオーディオ用途で色々と試しましたが条件としては、
・サウンドが良い(良い悪いというより自分好みの音がでるか?)
・安価でどこででも入手可能(1m数千円とか高いのは選ばず、安い中から良いものを選ぶ)
というコンセプトです。

・上がモンスターケーブルTHX 16 SP (少し細いです、グレード的にも普及品クラス)
・下がオーディオテクニカAT6158 (太くて立派です、これも安くてどこでも売ってます)
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オーディオテクニカAT6158はかなり太くてジャックに入りませんのでジャックの筐体穴をルーターで広げます。おまけに芯線も太いのでハンダ付け後に余分な箇所をこれもルーターで削ります。
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・判定方法は,,,
クランチセッティングのフロントピックアップで6本の弦を全部使って弱いピッキングでB-A-G-Eとスライドさせてみます。弱いピッキングですと音域のどの帯域が一番出ているかがとても分かりやすく、スライドさせたときの音では倍音成分の出方が一目瞭然でよく聞き分けられます。

FUZZをONで今度もすこし弱めでBmのスケールランや2弦3弦のダブルノートチョーキングなんかでアタックの出方ボケ方、普通にピッキングしてのハーモニクスの大小等をで判定します。jimiがよくやるEの開放ランで艶の有る無し、大小を聞き分けていきます。


それでサウンドの方は,,,
モンスターケーブルTHX 16 SP
見事に暴れてくれます、感じとしては低域が良くしまっていてFUZZではゴンゴン良い感じで響きます。高域もクランチ、FUZZともによく暴れてくれます。もちろん暴れるというのとピーキーというのは全く違っていて肌で感じる美味しい高域という感じです。ミッドがやや引っ込んでいるためスッキリした印象。4発キャビでは非常に美味しい低域。

オーディオテクニカAT6158
ミッドレンジにピークがあってハリのあるサウンドです。強いミッドにマスクされるような感じで高域や倍音成分は随分控えめ、パワー感があるのでゲインが上がったような感じがします。FUZZではやはりミッドが強く前に出てオールドマーシャルをフルアップさせたような感じ。太いです。新しくてピーキーなスピーカーや単発キャビにはこの方があうでしょう。

ベルデン9497(オレンジ色と黒のシマシマ模様)
これは以前試しましたがミッド中心でおとなしく好みではないため換えてしまいました。しかし、少しピーキーな傾向のコンボアンプなどではかなり威力を発揮するなと感じました。jimiをやるには正反対の方向性です。

上記2機種で散々弾き比べをしましたがどちらも特徴があって良いのです。しまいに耳がバカになってきたのでしばらく休憩しましたがやっぱり今までのモンスターに決めました。決め手はクランチの時のサウンドです。1970年5月30日バークレイでのHear My Train A Comin' のイントロに入る前に、jimiがお客さんに話しかけながらフロントピックアップでオブリガードの応酬をしているのですがこの時のフレーズとサウンドを再現してみて圧倒的に似ていたのが"モンスターケーブルTHX 16 SP"でした。(このフレーズは私もyou tubeのゲルマファズ動画でやってます)

やっぱりCastman Hendrix Soundなわけですからエフェクターのパーツも真空管のセッティングもケーブルコードの種類もいかにhendrixのサウンドが出せるか!というヒジョーに偏りつつも分かりやすく楽しいコンセプトで今後もやっていけたらナ~と思う今日この頃です。

安いけれどhendrixサウンドがでます。
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他にも良いケーブルがあると思いますので又教えてくださいね。

THE TWIN 赤ノブのバイアス

2009年03月28日 22:24

きょう久々に赤ノブのバイアスを確認して調整しました。先ず最初に、4本あるパワー管のうちの1本の2番ピンと7番ピンの電圧(ヒーター電圧)を測って6.3Vピッタシになるようにスライダックで電源電圧の方を調整します。やっぱり、回路図指定のB電圧等などを確保するにはうちのコンセント102Vでは少々6%ほど不足です。

120Vや117V仕様のは100Vでも使えますなんてよく聞きますが、実際にはヒータ電圧が大きく不足してカソードからの電子の放出量も減って(エミッション低下)真空管の寿命もはやく来ますしサウンドもべたっとして良くありません。
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赤ノブツインには裏パネルにパワー管のバイアス調整機構が装備されています。プッシュプルが2組あるパラレルプッシュプルで各組へのバイアス電圧調整用トリマーが2つ用意されていますので各組のDCバランスも完璧に調整できます。FENDERの指定ではノーシグナルでプレート電流を40mA(2管の合計値)にセットして下さいとありますが6L6GCで1本あたりに20mAとは少々バイアスが深すぎる(グリッドの電位がマイナスの深い方に寄る)のでないかと思います。そして規定どおりだと出音にも少しパンチが欠ける気がします。
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ピュアオーディオの真空管アンプのバイアス調整ではNFBを外してダミロードにオシロスコープをつなぎ、サイン波を入れていって波形を観測、ノッチングやクリップのない領域でプレート電流を決めていきます。でも、ギターアンプの場合は元々歪音前提ですのでそんなことをせずともプレート損失の70%以内で実際のサウンドを聞きながらバイアスの調整をすることができます。このアンプの場合はプレート電圧が470V、6L6GCのプレート損失30Wということは44mAくらいまでは流せる計算です。実際の6L6GC仕様のアンプでは1管あたり40mA内外という値が多いようです。

使用する真空管のメーカーやペア計測地データでipが流れやすいかそうでないかなどでもセッティングが変わります。私の場合は自分の好きなサウンドというがハッキリしていますのでどんなメーカーのどんな値のパワー管であっても30分いじくれば完璧に自分好みのサウンドに調整できます。

プレート電流の値をモニターしながらストラトのフロントピックアップで、サウンドはクランチセッティングにし、3弦、4弦、5弦だけを使ってセブンスコードのフレーズなんかを弾いていき音と音がぶつかり合って出るハーモニクスの量と質やアンビエンス、艶といった性質で聞き分けます。具体的にはプレート電流が低すぎると(バイアスが深い)ベターッとした力のない歪感が伴う音。(ここで云う歪とは本来歪んでいてはいけない成分のこと)一方プレート電流多すぎ(バイアスが浅い)ると今度は耳に痛いギーンとしたパサパサした感じの音。プレート電流を段々とあげていって丁度良いポイントに来るとコードがぶつかり合った時のサウンドが急に立体感を持って綺麗な倍音を伴って広がります。このスゥイートなポイントはフェンダーでもマーシャルでも大体どのメーカーの真空管を使った場合でもプレート電流値の中心値からプラスマイナス2mA以内に収まってきます。

こういうことを書きますと必ず各銘柄の絶対値は?なんて思われるでしょうが、たとえばマーシャルでチャイナ管のEL34STB(TAD選別)とスロバキア製のE34Lではサウンドのキャラも真空管の電気的キャラもかなり違います、でも自分の求めるサウンドはハッキリしているため中心点を求めたところかなり数値に違いがあります。このあたりは次回、マーシャルのバイアスの巻きで詳しく。

ほんで結局どないやねん!ということで、赤ノブはFENDERの規定値より少し多めに流してやるとメチャメチャ鳴ります、元々鳴るアンプがどえらいことに鳴ります、大体スベトラーナのロシア製6L6GCの場合で2管合計で54~58mA位でそれはそれは眩暈のしそうな良いサウンドが出ます。どんなのかといいますと、ゲインチャンネルのゲイン5から6で弦と弦がぶつかり合ってびひゃぁぁ~んんっというブリブリした倍音の余韻がでるのです。今日のサンプルはZZ TOPの最高傑作サードアルバムの2曲目Jesus Just Left ChicagoやJimi HendrixのBlues収録のCatfish Blues!この2曲そっくりのアンビエンスに富んでジューシーな倍音です!

わたしは赤ノブ以外にはリベラ作のデラックスリバーブⅡというのをいつか手に入れようと思っておりましてこの赤ノブとデラリバⅡをもってしてフェンダーコンボの最高傑作ではないかなと感じており6V6GT管のコンプレッションの効いたサウンドも中々おつなものだと、、、一杯やりながらやるブルーズにはうってつけのアンプではないかなと思います。

注:あまりに電流値を上げすぎますとスクリーングリッドの損失がオーバーして抵抗が焼けますので程々に。
注2:多めに流すとノーマルチャンネルでの歪み始めるポイントが早くなります。コレが又太い音です。チャンネルスイッチングのアンプではバランスも考えてポイントを出すようにすればokです。

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FENDER カスタムショップ '69 N.O.Sを求めて

2009年03月25日 00:07

きょう、昼間、会議がありましたので終わってから試奏してきました。
'69ストラトキャスターの張りメイプルが4本ありました。'69N.O.S白と黒がそれぞれ43万円、チームビルトカスタムのホワイトが39万円から32万円に値引き。マスタービルドの中古がヨンキュウパ。
いったい、ギターそのものの値打ちっていくらぐらいが妥当なんでしょうか?と思ってしまうほどのお値段です。

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丁度、チームビルドカスタムの9.5Rネックの中古がありましたのでこれの試奏をお願いしました。店員さんが気を利かせてくれまして、少し奥のブースでお好きなアンプをどうぞと、、、マーシャルでいかがですか?との言葉に思わず心躍りました。が、残念ながらJCM2000の100Wでしたので自宅で弾くようなヘンドリックスサウンドは出せませんでした。
ネックがナローグリップで厚みもあまりありません。9.5ラジアスというけれどナローな為あまり実感できません。もっとワイドなのが好みなんですが~ それから、この個体、残念なことにネックのハイポジ起きが少しあって巻き弦のハイポジが詰まります。中間辺りも若干順反りぎみでした。まさ目は反らないとよく聞きます、私の’79年はヘッド裏から中盤にかけてバーズアイが出ていますが今まで30年間真っ直ぐのままです。
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クランチセッティングでイコライジングしていると丁度ブースに若いカップルが入ってきました。素敵な彼女のためにベックの”Cause We've Ended As Lovers "を心をこめて~、しばし、足を止めて観てくれていました。(大成功) このアンプだとクランチでのサウンドがこのギターにとっても良く合います。カキクケコの余韻に色気があります。
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こんな仕事の制服姿のおっさんが弾いてるのが珍しいのか春休みの学生バンドの一団が入ってきました。アンプをハイゲインセッティングでエディーがソロのコーナーでよくやるタッピングの長いパッセージを調子に乗ってやってると金髪のおニーちゃんが代わる代わる私の顔を覗き込んで笑っていますのでヤンアッカーマンに教えてもらったボリューム奏法とスイープを連続で組み合わせた技でご挨拶です。JCM2000のリードサウンドがちょっと自分の求める方向とは違うのでこのギターには合わない感じでした。
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フロントピックアップで"STONE FREE"を演ってみるとコードの響きが綺麗です、3,4,5弦のセブンスにジミがよくやる親指でルートだけを移動させるコードも良い響きです。レリックとかは苦手ですので候補としては程度の良いN.O.Sの中古または新品でもなぜか30万を切る特価品がちらほらあるのでその辺りとなりますが、昨年の夏にオークションで9.5Rのブラックが25万円くらいで出ていましたが(18万円でした)丁度アンプを購入したばかりであきらめました。このときのHTMLファイルを眺めてため息をついております。とりあえず時間があればドンドン試奏して傾向をつかんでいこうと思います。

またまたスポーツキャスティングDAYです

2009年03月22日 23:03

愛知県愛西市にておこなわれた中部グランプリ大会に行って来ました。だれかな?雨男は?雨でリールも足元もグツグツでしたが参加された選手の情熱で素晴らしい大会になりました。

にっしゃんの勇姿~優勝おめでとうダイナミックでしたよ~
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私のボトボトのリール達です。かわいそうなので車内でしっかり乾かしてあげました。
ブレーキはネオジウムマグネットです。いろんな改造を施してあります、磁石の前をアルミスプールが回転して”チュイ~~ン”という素晴らしいサウンドを発します。磁石が遠ざかる距離の2乗に反比例なんだそうです。
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こちらはサマリウムコバルトマグネットの前を弦が振動して”ギュイ~~ン”というこれまた素晴らしいサウンドを奏でてくれます。フレミングのどっちの法則?
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今日は、先の記事で素晴らしい"mad caster1"を製作された神戸のTさんと素晴らしく内容の濃いヴィンテージレプリカギター談義をさせていただきました。Tさん曰く「hendrix '69 n.o.sはホワイトメイプルじゃなきゃ駄目じゃ~いやじゃ~!」と強くおっしゃるので私もその気迫に押されて、「はい、じゃぁ、ホワイトとブラックの2本を買いますっ」と、ちょっと実現は財政上難しいかなと思いつつも、自分にも言い聞かせるように高らかに宣言したのでありました。といわけで、FENDER カスタムショップ、'69 N.O.Sで9.5ラジアスの張りメイプル指盤のオリンピックホワイト(いちじきCSででていた青味がかったホワイトは駄目で、あくまでもJIMIと同じような退色が黄ばむ方向のオリンピックホワイト)かブラックをお見かけした方は是非ご一報をお願いいたします。そして、Tさんから100円でできるストラトブリッジのサスティーン強化法!を教えていただきましたので早速試してみることにします!スポーツと音楽とが人生を豊かにするという深い深いテーマについてじっくりと話し合うことができました。

キャスティングクラブの新しい関西メンバーさんのユニフォームが届きました!普通、こういう誂え品は高くつくのですがクラブ内でプリント等の重要な部分を手作業してくれていますので半分くらいの費用で済むんです。現在うちのクラブの会員さんは北海道から広島まで26名(うち3名は休会中)在籍していて日々研究と鍛錬に打ち込んでいるんですよ~
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Fulltone '69 Clone 出力コンデンサ

2009年03月20日 20:03

本日は本当ならキャスティングの練習日なのですが右ひじだけでなく肩甲骨の横まで痛み出して何もできない状態でしたので朝から仕事をやっつけたあと実験君をしていました。

前から試してみたかったコンデンサを入手して出力段で差し替えてのコンデンサーインプレッションをしてみました。オールドのMKT1813とドイツのWIMAにいつものオレンジ色の憎い奴ニッセイ電機です。
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トランジスタはNKT275を2本、電解コンデンサも2本ともELNAセラファインです。
・MKT1813オールド
綺麗で豊富な倍音成分でにぎやかな音、フロントPUで5弦、6弦のローポジも低域がぼやけずに非常にタイト。スッキリしている分少し野性味にかける。3弦4弦ハイポジでのダブルベント、オーバートーンチョーキング時の粘りが良くて美味しい。ギターVoを絞るとローが減少して軽くなる傾向。

・WIMAドイツ
コンプレッション感が強くミッドに凝縮したような感じ。倍音が少なく実音域が強い。ピークはミッドのやや上辺り。5弦、6弦の低音域がボワ付く傾向。サスティーンのサウンドが多少コモリがち。ゲルマニウムのファズには向かないサウンド。

・ニッセイポリプロピレンフィルム
ローレンジの締まりと押し出し感が良し。倍音が強くサスティーンでハーモニクスが伸びていく。ワイドレンジでゲルマニウムトランジスタファズ特有の暴れる感じが増強される。ギターのヴォリュームを絞るとローの凄みを残したままキラキラに。セラファインとの相性が良い。

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ニッセイのポリプロピレンフィルムは何年か前にJENのワウの鳴きが歪モノと併用の際悪くなるのを何とかしようとして大阪で入手可能な全てのフィルムコンデンサを試して以来のわたくしのフェイバリットコンデンサでした。JENのときは白い四角タイプのコンデンサが純正で付いていましたが全てニッセイに交換しました。今回はファズではどうなんだろうと?MKT1813とWIMAのルックスの良さに惹かれて試したというわけです。

WIMAはゲルマのファズには向かないと直ぐに思いましたがシリコンではどうなんでしょうか?ルックスの良いMKT1813といつものニッセイで散々悩みましたが、MKT1813が少し元気が少なかったのと、ギターのボリュームを絞ったときのニッセイの素晴らしいサウンドとヴォリュームハイ時のHENDRIX度が決め手となって今回もニッセイのオレンジ色の憎い奴がチャンピォンと相成りました。聞き比べのためのソケットをそのままにしてあるので今度もう一度日本橋で入手できる全ての種類で聞きあわせをしようと思います。
やっぱり、一番最初に書いたように部品点数が少ないのでビックリするほどパーツの個性が出てくるようです。今回もニッセイの凄さを改めて確認できました。

今日はOD-1でVAN HALEN

2009年03月19日 21:35

今日久々にOD-1でオペアンプ差し替え大会をしてみました。
このOD-1を買ったきっかけですがギターマガジンの創刊号内のコラムに、山下達郎氏のバックを務めていた椎名和夫氏の詳しい解説が載っていました。どうやら椎名氏はどこかの電子工学科を卒業されたらしくかなり電気少年にはぐっと来るようなことが書かれていました。

当時の私は練習スタジオにあるジャズコーラスが使いこなせずキンキンジャキジャキが自分のヘタッピー具合をさらに加速するのでヒジョーニ困っておりました。椎名氏がこれはモコモコするのでストラトとの相性が~というのに感化され使い始めました。などほどうまい具合に誤魔化しが効きます!

ところが1日8時間以上の練習で少しは上手になってくるとこのモコモコがなんとも鼻についてきたため自分好みのサウンドに徐々にしていったという経過なんです。
当時はインターネットの情報なんて無いので本当に徐々に変えて変えて行ったようです(改造歴を書いているのは後で役立ちますナー)
さらに、90年代の終わり頃だったと思いますが、電源電圧を上げて帰還抵抗を切るスイッチやダイオードを切り替えるスイッチをつけたりしました。
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きょうは、久々にいろんなオペアンプを抜きつ挿しつ弾いてみましたが、OD-1とはかけ離れたエゲツナイサウンドに改めてビックリしました。
面白かったのは同じJRC4558でも艶有り無しで違うのは当然ですが同一ロットの艶無しでドエライ抜けと倍音のがありこれが今日のチャンピォンです。たしかに艶ありはミッドのチョイ上辺りの倍音がヒジョーに綺麗でした。テキサスの072はハムバッカー向き。RC4558はJOSE MODのようなミッドレンジの太さ。4560は4558に低域を足した感じ。よく歪むという点ではJRC4558がどの個体も一番でした。
結局20年近く前から自分の好きなサウンド傾向は変わっていないな~と妙に納得した1日でした。OD-1なのにストラトのフロントでギャリィィ~ンという音がします!エディーのタッピングで倍音が出まくり思った以上にこのサウンドが良かったのでこれを今流行のいろんなMODを加えて作り変えることにしました。
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KENWOOD CS-1040 オシロスコープ

2009年03月18日 23:44

以前、あるメーカーのエンジニアの方から同じケンウッドのCS-6020をお借りしていましたが今回オークションで3チャンネルのCS-1040の極上完動品を落札でき今日到着しました。20万近くしていて手が出なかったモデルですのでウレシー、全機能が完動で感動です!さぁーまたおもちゃが一つ増えました。きちんとブローブも買ってきます。
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コンディショングリーンの2枚目のCDが出品者の方から到着です。右は79年に友人からダビングしてもらったマクセルのテープです。今回初めてCDの音源で聴いてギターの音のあまりのクリアさに感動!(当たり前ですが)しました。ストラトとヴィンテージ1959マーシャルのコンビがタマリマセンです。このバンドやっぱり凄くアメリカです。
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趣味は試奏です

2009年03月17日 23:55

昼休みに立ち寄った楽器屋さんでヴァンザントのストラトとフェンダーブルースジュニア、ツインリバーブリイシューを試奏してきました。、、、
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これで何本目かは忘れましたがいつもどの楽器屋さんでもヴァンザントのギターはちょっと違うオーラを発しています。木工の造りがとても丁寧です。フレットのエッジの処理やネックの仕込み部分などツウを唸らせるのではないでしょうか。サウンドは正しくビンテージしている感じでヒジョ~に繊細に感じます。タッチの差がそのまま出る感じ、フェンダーがガサツで大雑把なパワー感があるのとは好対照で、ピックアップはとてもナチュラルでミッドのやや下辺りにピークを感じます。リンディーの派手さや80年台ダンカンのじゃじゃ馬振りとも対極、少しナチュラルにすぎると感じるのでアンプはうちのマーシャルのように暴れまくる奴で試してみたいと感じました。ツインリバーブリイシューでクリーンで弾いてみましたがヒジョーに太くスクリーミーな味わい深いサウンド、上品なローミッドに美味しいミッドハイ部分が絶妙に絡みます。他店でも感じたことですがヴァンザントのpuは深く歪ませるよりもクリーン~クランチで本領を発揮すると感じました。(残念なことにこの個体はネックが反っていました)

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ブルースジュニアですが横にあったツインリバーブリイシューよりも音が前に飛んできます。帰ってから回路図を見て納得しましたがプリ部3段増幅なので赤ノブのようには歪みません。その代わりマスターを上げていって歪ませるタイプです。実際、マスターが2とか3だとプリ部のゲインを12まで上げても赤ノブのゲイン4くらいの歪です。ところがマスターを6とか7とかから上が非常に美味しいゾーンです。さすがに店員さんが飛んできましたが、、、パワー部の6BQ8は昔懐かしい家具調ステレオセットの終段によく使われていたMT管タイプの5極管です。入力を飽和させるとコンプレッション感の強いギュッと圧縮されたようなサウンドが特徴です。もう少しバイアスを深めにした方が早い地点から歪むような気がします。(赤ノブでは逆に少し浅めのバイアスの方が良い音がします)シカゴスタイルのアーバンブルースを6BQ8をドライブさせてスゥイートなサスティーンを出すには最高のアンプのように感じました。FATスイッチというボタンがありました、なるほどファットします(^<^)、これも中々いいですね~ わたしなら初段のすぐ後ろに12AX7を1本追加して2ステージ増設しても良いな~でもその場合は位相反転段のゲインを調整の必要もあるかなと、、、アンプは楽器です!菊水丸楽団、石田先生の100万円のギターを1万円のアンプで鳴らすより、1万円のギターを材料に100万円かけたアンプで鳴らすほうが遥かに良い音がします。Dr.ZやBADCAT,BOGNER、スプライン、一体どういう発想であのような素晴らしいサウンドを生み出しているんだろうと、、、これらのアンプを試奏して1発目に出てくるあの音に、悲しいですが日本人には真似ができないナ~

右ひじ痛がシクシク

2009年03月15日 20:59

アームカールのウォーミングアップを45キロ*12回で1セットしてから52.5キロ*10回、55キロ*8回、
57.5キロ*8回で数週間、、、かなり右ひじの関節がシクシクします。グルコサミンの出番なんですが中々効き目が体感できません。やっぱり安い物は効き目が弱いのかな~。
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オークションで懐かしいCDを2枚見つけて衝動買いしました!中学生の頃友人のLPからカセットに録音してもらった物が手元にありましたが改めてCDで聴くと良いんですよね~これが、このバンドのギタリスト氏も正しくヘンドリックスの継承者のお一人です。セカンドアルバムのCDは明日到着するそうなのでこれも楽しみです。19歳のとき初めての車として72年式のフェアレディZ260オキナワ仕様(左ハンドル)を探しましたが安い物が見つからず断念し、代わりに73年式の240ZG(形式HS30)にしました。タイヤはピレリP7Rの245/50、有鉛ハイオクでリッター5キロ。3081㏄フルチューン、タイヤは半年でつるつるに、安月給なのにバカですね~
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Fuzz Face '69 Mod コンデンサーチューン

2009年03月10日 17:23

こんにちは、明日から日曜祭日も休みなしの日程が続きますので今日は内勤業務の日にあてました。

FUZZのシリコン3号機を作る前にケースの穴あけ寸法やパネルの印刷シートのファイルを整理しました。同じケースで5つノブで作られる方が居られましたらココにアップしましたので参考になれば幸いです。イラストレイターでレイヤーを3つに分けていますので名前や写真を入れ替えるとオリジナルパネルの出来上がりです。(上記図面のスイッチ位置では電池の外周にビニールテープを1周巻くだけで電池本体をケースの壁とスイッチの筐体の間にピッタリ固定が可能です)

きのう、ベンチプレスを怪獣になったつもりで130キロでガッツンガッツンやり終えて、家族の居ない隙にマーシャル爆音でコンデンサーインプレッションを行いました。予想以上に22μの銘柄と容量の違いがかなり顕著に現れました。

それでは先ず、インプレッション時の条件は、
・フェンダーストラトキャスター'79&'07 全てのPUポジション
・Marshall JCM800 ALBIT mod 100W クランチチャンネルゲイン3 電源電圧120V,プレート電圧458V,プレート電流39mA
・Tr1コレクター電流を可変式に(少し多めに流す)
・NKT275 2本使用
・シールドケーブル ベルデン8412方向性仕様
ファズツマミは、、、この位置で。
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今回は全て晩ご飯後に試しましたので空腹による誤作動は無いかなと思います。
入力側Cは使い慣れたセラファインの50V2.2μに固定しましたが、2つとも同銘柄にすると傾向がより顕著になると思いますよ。

各コンデンサー共に同じフレーズ、フォクシーレディーのワイト島バージョンで比べてみました。低音弦リフのピッキングニュアンス、開放を含むソロ、ハイポジF#展開時の倍音、Gボリュームを6フロントでのキレ具合などを短時間で試しメモ用紙に印象をパッパッと書いていきます。あまり長々やると耳がバカになるので短いインタバルで弾き比べました。
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1)東信工業 25V22μ 
 ・ミッドレンジ強し、高域の上のほう、低域の下のほうがストンと切れ落ちている。
 ・実音が強く解像度は良い
 ・低音弦の低域がタイトで切れが良い。PAF系ハムに合いそうな印象。

2)ニチコンMUSE 25V22μ無極性
 ・ミッドレンジが充実、実音が強い印象。
 ・派手な倍音は少なめだがバランスは良し。
 ・低音弦のローレンジもタイトでおいしい。

3)ニチコン FineGold 35V22μ
 ・ゲインがアップしたような印象。
 ・倍音も豊富(倍音の主帯域がセラファインよりややミッド寄り)
 ・実音域ではセラファインの超高域を削り、逆にミッドをプラスした感じ。
 ・ローからハイまでバランスが良く美味しい帯域を表現。

4)ELNA セラファイン 25V22μ(エージングなし)ブラック
 ・50Vに比べ上から下まで非常におとなしい印象。 
 ・セラファインの新品でのキレの無さがそのままでている→エージングで解消か?

5)ELNA セラファイン 50V22μ(エージングなし)ブラック
 ・エージング無しだが25Vに比べて高域、低域共にハデ、特に25Vに比べてローが強い印象。
 ・ローエンドの締まり良し。エージングでさらに良くなるか?

6)ELNA セラファイン 50V22μ(1年間ほぼ毎日使用)レッド
 ・4と比べ笑ってしまうほど派手な音、ミッドレンジがスコンと抜け落ち、ドンシャリ。
 ・フロントピックアップで大音量時のローエンドの凄み、派手な倍音は独特。
 ・実音より倍音が強い。
 ・5と比べて中高域が強く全体のゲインが上がったような印象。

7)ELNA セラファイン 50V33μ/10μ/14.7μ(エージングなし)
 ・当然容量が上がるとハイパスのカットオフフリーケンシーが下がるためブーミーに。
 ・10μだとハムバッカーでの切れが向上しそうなサウンド。
 ・10と4.7パラレルで試しましたが10単独とあまり変わらず。
 ・22以下では低域が削られていくため高hfeゲルマのキレの向上、ブーミー対策にgood.

以上、駆け足ではありますが主観でございます。本当はソケットやスイッチの接点はできるだけ避けたいところですが、コレだけサウンドのバリエーションが顕著に変化するとやっぱり色々と季節で着替えて楽しみたいと思うのが人情でしょう!

皆さんもぜひオリジナルなマシーンを作り上げてみてください。今回の2号機ではワイト島のフォクシーレディーでの間奏部分でbbc放送が絡むというのを再現するため、あえて高周波(ラジオ対策)パスコンをつけませんでしたがこれがまた強烈に北京放送やら英語の放送やらワンサカ入ります!感度良好ですね、ためしに適当なセラミックコンデンサを入力からアースに落とすと当たり前ですが全く混信がなくなります。2パイCR分の1で可聴域にかからないようにすれば容量は何でもOKです。

ところでJAKEさんに送っていただいたゲルマのうち物凄く良い組み合わせが(特に2SB264で)4組もできました。これを使ってワイト島を真似て北京語混信バージョンの動画を撮る予定です。

長い間放置が続いていますアンプのコーナーの続きも写真が沢山。ライブ アット フィルモアイーストでのオクタビアサウンドモノマネ用のパーツも放置状態で、、、
でも健全な趣味ですね~これは本当に楽しいですね、夜、一杯やりながらフェンダーのアンプを絞って
弾くのが最高なんですよね、Mojo Soundです。
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電気のお勉強~

2009年03月04日 21:03

ニャロメさんが先のコメントで>ボチボチ電気の勉強を始めようかと~と書き込んでいただき丁度良い機会を与えてくれましたので凄く良い参考書を紹介します。

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「定本 トランジスタ回路の設計」鈴木雅臣著、という本です。増幅回路のイロハをオシロの画像、回路図、説明文を駆使してとてもわかりやすく解説してくれています。
画像と説明文のバランスが素晴らしくて何故か製本構成の勉強にもなったりします。(構成が良いと読み飽きしないので感心しました。)この本には続編もあり、もう1冊別の「定本 OPアンプ回路の設計」というのと3冊読めばコンパクトエフェクターの設計ができるようになります。←いや、最初の1冊だけでも充分かも!

簡単なことを難しく難解にが多い中でこの本はオシロと回路図と、解説文と、おまけに動作中の各電位まで書かれていて秀逸です。
全国どこの図書館でも置いてありますので地元の図書館で検索してみてはいかがですか?

このような参考書の内容をマスターするには少々コツがありますのでそれを伝授しますね、先ず、できればお小遣いをはたいて自分で購入します。そうしますと元をとらねばという大義名分が立ちます。次に内容は”最初から最後まで””1から10まで”キチキチと決して読まない!!!コレです。

どないやねん、買うてから読まへんのかい?実は最初からきっちり読むとどんなに良い本でも飽きてきます。そこで最初は目次とか大きな見出しをパラパラ見ておくだけにします。で、エフェクターやアンプの製作、修理、なんかの作業において何かの疑問が沸いてきたり、必要に迫られたりしたときにこれらの参考書を必要な箇所のみ辞書のように引いて読みます。

このようにしますと読み飽きせず、必要に迫られているため砂漠に水がごとく知識が吸収されていきます。一例を挙げれば、この本の最初の項でトランジスタの固定バイアス回路や自己バイアスついてオシロの画像付きで紹介されていますのでそのまんまファズに応用できたり、電流制御を電圧制御と読み替えれば真空管の3極管増幅にも当てはめることができます。

”辞書引きの”法則を気長に続ければ知らない間に参考書の内容全てが理解できていた!という風になります。学校の宿題と違って自分の楽しい趣味のために理解を深める作業ですから案外スイスイとイケると思いますよ!(エラそうなことを言ってますが実はこれらの参考書、釣竿を買うためにギターやアンプもろともオークションで手放してしまっていてもう1回買うつもりです、アホ~)

http://www.cqpub.co.jp/hanbai/series/teihon.htm

ちょっと脱線ですが、ワタシは文科系でも理科系でもなくて高校の赤点単位をグランド1周=1点で裏取引してもらったというほどの超体育会系です!しかしどういうわけか?図書館が大好きでして。一般閲覧棚には無い資料をよく発掘します。どういうことかといいますと、70年代の真空管アンプ製作記事や70年代後半から80年代初期に沢山出版されていたエフェクターの自作特集本を発見するということなんです。たいていはコンピューターで検索すれば書庫に眠っているはずですので一度発掘作業をされてみてはいかがですか!

もう1冊楽しい本をご紹介「はじめてトランジスター回路を設計する本」

コンデンサーのエージング中なんです~

2009年03月04日 00:23

Fulltone '69 clone mod ver2
本日は朝から雨でしたのでず~っと内勤業務をしながら新しいコンデンサのエージングや欲しいパーツの発注を行っていました。2日ずつ気休めに近い短いエージングです。今日はMUSEの組が終了、今はファインゴールドに通電中です。イケない事と知りつつちょっとツマミ食いでセラファインとMUSEをマーシャルと赤ノブでちょっとだけ比べてみました。けっか、ニンマリするほどキャラクターが変わります。銘柄だけでなく容量も変えると~オオッと閃くことがございまして東京のお店2点に大量のパーツを追加で発注しました。

大阪、東京で買えた5銘柄のケミコンのサウンドインプレッションと容量違いでのサウンドなんかを来週にはご報告いたします。

さらに、3号機は最初からシリコンで組むつもりで朝から内外のトランジスタデータシートとにらめっこで海外3銘柄、国内3銘柄を発注してみました。すべてPNPシリコンで作る予定なんです。

もう一つ最後にゲルマの物凄く優秀なトランジスタをご好意で大量に入手できましたのでこちらのインプレッションも数次に渡りお送りいたします。楽しみ~

いったいファズ1台でナンボほどひっぱるネンと思われるでしょうが、この'69回路はシンプルなのにこれからもずーっと自分的にはメイン機になりうると感じますので、、、それだけ今までfuzz faceオリジナル回路では失敗してきたということなんです~(~_~)




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