リンディーフレイリン Woodstock'69 換装 2

2010年08月22日 21:36

・前記事のコメントでよすけさんがご指摘されていたピックアップのホールピース
と弦とのセッティングやjimi hendrixのウッドストックでのピックアップセッティングについて
色々とわかった事柄を書いてみることにします。

その前に、すこし脱線しますが私がスポーツキャスティングの競技に使っていますabuアンバサダー
というスウェーデン製のリールについて少し。スプールが回転する両軸リールなのですが、
スプールが過回転してでラインがバックラッシュしないように自分たちでリール本体にマグネットブレーキを
増設しています。これをスプールの回転を見ながら徐々にマグネットをアルミ製のスプールから遠ざけるわけですが磁性体ではないアルミスプールにどうしてブレーキがかかるのかといいますと、磁性体ではないが電気を通す導体であるために激しく回転するアルミスプールの前に磁石を持っていくとアルミの表面に
うず電流が流れて磁場ができるため磁石側との関係でブレーキが掛かるんだそうです。

それで、最初目一杯近づけていたマグネットをスプールがバックラッシュしないか注意深く観察しながら
徐々に遠ざけていくわけですが、遠ざけていったその距離の2乗に反比例してうず電流が減少してブレーキが弱くなって行くんだそうでリールの場合もギターのピックアップの場合も磁石の磁力とその距離によって発生する電流の大きさが変わるため、どれだけ遠ざけたか、あるいは近づけたかによって変わる
影響は思った以上にかなり大きい(距離の2乗又はマイナス2乗)ということになるようです。
なんかそういえばフレミングさんが右手と左手で指相撲したとか、クーロンさんはウーロンハイを飲む前に胃薬を2錠飲むとかいう法則がありましたね~

・先ず最初に、交換前のオリジナルのFener custumshop '69ピックアップです、ジミヘンドリックスのギターと同じアビゲイルイバラおばさんが巻いてくれています。コンデンサは純正のマイラーフィルム250V0.1μF→ KCK 50V 0.047μF →サークルD 0.05μFと付け替えました。
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・リンディーに換装後、サークルDを最初につけてみましたがもう少し暴れてもいいんじゃないかと今度は
KCKを装着しましたがジョリジョリした荒さは良いのですが低音弦のゴキンゴキンしたエグさが足りません。
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・そこでリンディーのセットに付属してきたオレンジドロップ0.022を付けて見る事にしましたが
これがまたボォーッとした感じのさしたる特徴に欠ける音でしてやっぱり私が普段アンプやエフェクトで
持っていた良くない印象そのものでした。低域が全く締まってくれません。ひとつだけ良い点は0.022という
容量のせいでトーンを絞っていった時の残り具合がすごく良い感じでした。
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・スプラグのオイルコンは中低域の質感が無くなってこれも全く駄目でした。結局同じオイルペーパーコンデンサで東一電気の630V 0.047μFにしてみたところこれがドンピシャで低域ガキンゴキン、高域ジャキンジャキンで素晴らしい暴れぶり、私の自作ファズとの相性は美味しいところの倍音が全てフィードバックするという具合でマーシャルからのサウンドに本当に痺れてしまいました。トーンを絞っていった時の残り方が
気に入らないため試しに同じ東一の0.022新品と交換してみましたが今度はサウンド自体が立たなくてダメ、やっぱり3年ほど使ったコンデンサとの差でしょうか難しいところです。結局0.047の東一オイルで決定。低音弦を弾いた時に倍音がヒィィ~ン ヒィィ~ンと語尾に付くのですがこれはマーシャル特有のサウンドです
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・マグネットを買ってきて色々リールに細工することはありますがギターのピックアップを作ったことはありません。ですが、色々と使ってきて解ったことがあります。
先ず磁力ですが、ネオジム>コバルトⅤ>サマリウムコバルトの順で弱くなりコバルトはⅤが一番強くⅢやⅡは少しマイルド。

フェンダーアメリカンデラックスなどに装着されているサマリウムコバルトノイズレスピックアップは磁力が弱い事もあって弦をかなりピックアップに近づけないと良いサウンドになりません。

面白かったのは、同じコバルトⅤが使われているのフェンダー'69とリンディー’69ですが磁力は明らかにフェンダーの方が強く、フェンダーではセッティングを近づけすぎると直ぐに弦の異常振動で音程と伸びがおかしくなるのですが、反対に磁力が弱めのリンディーは異常振動と伸びが正常の範囲ギリギリのドローザラインにピックアップをセッティングしますとこのピックアップの性格である高域の倍音、低域のエゲツなさを最大限に発揮できることがわかりました。ごく普通のアルニコⅤセッティングに慣れている身としては感覚的にかなり近い位置に感じました。

このピックアップは通常とは逆の左利き用スタッガードになっていますのでいつもの1弦2弦がひっこんで聞こえる短所はなくなりますが通常1弦側が高くなるピックアップセッティングでは、ひっこんでいるはずのホールピースが逆スタッガードのために出っ張っていて弦にとても近い位置になり異常振動で音になりません。反対にいつもは出っ張っている6弦側の磁石が凄くひっこんでいるためにバランスをとろうとすると6弦側の高さをかなり高く上げないといけないという事が解りました。ジミヘンドリックスのギターでもこれとおんなじ現象が起こっていたんですね。

さてさて、このリンディーフレーリンのWoodstock'69のサウンドですがフェンダー69同様の中抜けドンシャリ倍音ギャリギャリです。コイルの巻き数がタイトで出力が少なめなので弾き手をかなり選びます。キッチリ弾かないと鳴らないのですが反対にパワーのある人や私のようなマーシャルのクランチ命、クリーンは要らないイケイケが好きなタイプにうってつけです。個人的には巻き数を増やしたブルースモデルやテキサスモデルは非常に苦手です。50年代の枯れや60年代の艶っぽさを求める方はやめておくほうが良いと思います。このピックアップはドーンと出るごつい低域を如何にタイトなままガキーンと出すかそういうアンプセッティングができれば最高です。

良くこのピックアップ評について暴れすぎて手におえない云々、、と見かけますがそんなことはありません。この程度でビビッていては渡世でイケイケジミヘン派は務まりません。チョーキングは常に2,3本まとめてギャーンとワウを踏みつつのけぞった時に出るキィーィンというハーモニクスがジミヘン派の醍醐味だと思います。一方のフェンダーの69ピックアップや69ストラトそのものにも凄く個体差があって、所有するもう1本の2007年製の'69ストラトはノーマルで高域ギャオ~ン低域ドカーンと物凄い暴れようでkckだと倍音出すぎてわけが解らなくなる始末でコンデンサは純正の0.1マイラーに戻してあります。またいつかムービーの高音質で撮ってみたいですね。

以上はすべて1971年のmarshall 100wにセレッションブラックバック4発キャビ、トレブルチャンネルvo8,アッテネータはEx-pro DM-5 10%出力でのサウンド考察でした。


リンディーフレイリン Woodstock'69 換装

2010年08月22日 00:24

リンディーフレイリン Woodstock'69のセットを購入しました。
グレイボビンに左利きモデル用の逆スタガード仕様、裏には
”呪文”がスタンプされています。雰囲気最高ですな~
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早速フェンダーカスタムショップ製の
2002年の'69ストラトキャスターに装着しました。左のギターです。
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リンディーの代理店の方がとても親切で、今回少し思うところあって、ピックアップの直流抵抗値を
指定したのですがキッチリと希望通りの選別品を送っていただけました。
配線してオールドマーシャルにプラグイン、ピッタリ来るコンデンサの付け替えと試奏を繰り返して完成。
サウンドの方は、、、~天晴れな暴れぶり!男はこうでなくちゃ~、またレポートしますね。
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素晴らしい!特注アーム

2010年08月12日 23:17

・愛用していたストラトキャスターのステンレスアーム(M社製)が折れてしまいましたがなんとか残ったネジ部分は無事に取り出すことができました。そして今回、オークションに全工程自作アームを出品されております方にお願いして2本作っていただきました。M社の物はネジの部分のガタが最初から大きい感じがしたのですが今回の特注のものはガタはまったく無い上に、長さや曲げ具合まで聞いていただいて、おまけに表面の艶出し仕上げも完璧なものでした!30年もギターを弾いていますので良いものは装着した瞬間に良いな~と判るんです。

上の2本が今回作って頂いたアームで下のが折れてしまったM社製です。少し長めにお願いしましたので
凄くタッチが軽くて良い感じです。
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今日の夕方、嬉しくてアームをグニョグニョして遊んでいる場面を先日買いました防水デジカメの動画機能を使って撮ってみました。音声がモノラルですのですこし立体感がありませんね、アップすると少し画質も荒く見えます。アンプは赤ノブでゲインは8、エフェクターはワウのみでドライブペダルは使っていません。アッテネーターはEx-ProのDM-Xの5%です。

防水デジカメ考

2010年08月10日 23:59

毎日暑い日が続きますが如何お過ごしでしょうか?私は怪獣のような体力と
食欲のおかげで体重を90キロ以内に抑えるのに苦労しております、、、

一昨日のNHK-FM 「今日は一日プログレ三昧」良かったですね~
プログレといえば番組内でも触れていた「ジャケ買い」ですね!フランスのキーツやマグマ
イタリアのアトール、イエスにピンクフロイド、長尺組曲、3枚組みLP,ブックレット
を開きつつ先鋭的なアプローチに心躍らせたものでした。

ジャンルわけにはこだわらず聴いていましたからユーライヤヒープの72年前後物や
ZEPPELINのイスラム宗教音楽に影響(パクリ方が天才的)されていた時期(Ⅳ、聖なる~、フィジカル)あたりの長尺物も充分先鋭的かと。それと最近リマスターを聞き返すことの多いブラックサバスの
1st,これなんかは70年2月13日金曜日という時期を考えるとこの楽曲的アプローチの完成され具合は
革命的とさえいえます。現役の海外ミュージシャンに”サバス原理主義”なるものが深く浸透している
のも判る気がしますね。それとリマスターではパープルのマシンヘッド!やっぱり凄いわ、弦をこするノイズ、マーシャルのサウンドそのもの、楽曲の素晴らしさ!リッチーやヘンドリックスってギターが上達すればするほど彼らの凄さが骨身にしみる相手だと思いますね。

ところで話がコロッとですが仕事柄防水のデジカメを良く使います。左のモデルは
我が家の初代防水モデルSONYのU60です。重さは172グラム、これは凄く性能が良かったので3台買ってローテーションで使っていました。定期的にメーカーにパッキン関係のオーバーホールが不可欠ですが、オートモードでの綺麗さはナンバーワンでしたが今では予備機に。
u60.jpg


それで今はオリンパスの10m防水 770SWを使っていましたがこれが先日防水パッキンの
劣化浸水で壊れてしまいました。重さは170グラム、毎日毎日泥んこの中で3年間故障知らずでした。

今回買いましたのがCASIOのEX-G1という防水モデルです。重さが150グラムでオリンパスに比べて
凄く薄いので助かります。動画がサンヨー動画デジカメMZ3と同じモーションjpeg方式でしかも
画像サイズが倍以上、8ギガのメディアだと4時間動画が撮れます。
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mz3は200万画素でしたがEX-G1は1210万画素、メディアも安くなって隔世の感ありでした。追記→やっぱりCASIOだと速い動きのところでクッキリと映らず流れてしまいました。MZ3恐るべし、クッキリ流れず映ります現役続行ですね。
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