・VHT Special 6 Ultra Combo ヴィンテージ真空管でのサウンド

2014年02月26日 00:55

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早速、ヴィンテージ?真空管を入手してみました。ブランドは全てアメリカのシルバニア製、80年代の最後期までアメリカ国内で生産していたメーカーです。私も80年代前半に大阪の日本橋でこのブランドの真空管を良く買っていました。今回は新品の物を新たに調達、左SILVANIA 6V6GT 中SILVANIA 12AX7 右SILVANIA製 US,NAVY規格の6V6GT(電極など堅牢な造り?)シングルなのでipのペアリングを気にする必要もなくお手軽ですね。

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早速パワー管だけ弾き比べました。
・China 6V6GT(VHTに付属していたもの)これはこれイナタくて非常にスィートな歪み、帯域はロー&ミッドローの張り出し感、多少ヌケ不足感あり、ハイゲインはコンプレッションが効いて気持ち良い

・シルバニア製アメリカ海軍企画6V6GT ミッドのハリが素晴らしくてチャイナの引っ込んだ帯域が逆に前に出てくる感じ。クリーンもクランチもハイゲインもスィートな倍音が素晴らしい。

・シルバニア製6V6GT 海軍仕様をさらに元気に派手にした感じ、低域がタイトでハイゲインは美味しいところが満載。クランチのローパワー時で弾くブルースのフレーズが倍音たっぷりで素晴らしい。

、、、と、パワー管だけでもハッキリとリプレイスのおかげ効果が満喫できます。

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・次に、オールドマーシャルでは絶大な効果を誇るプリ管の差し替えによるサウンドを検証してみました。
10代の後半位(80年代初期)からギターアンプの真空管を挿しては換えてを繰り返していたんですよ(笑)
対象は、シルバニア、JJ,ユーゴスラヴィア製、フィリップス(80年代購入)、シーメンス(80年代購入)、ロシアSOVTEK,ロシアエレハモ、グルーブチューブ(チャイナ)、松下(70年代製?)等々。

・パワー管以上に歪の大小や、前に出る帯域、コンプレッション感などが大きく変わります。面白いのはオールドのマーシャルで最高の判定を出した管がVHTでもそうか?というとそうではありません。マーシャルと共通なのは、グルーブチューブ製やSOVTEK等の選別品で見られるようなゲインが高めの物はどちらにも良くありません。ゲインは上がりますが段数が多い場合はサウンドのディテールがぼやけます。

・このプリ管のサウンド聞き分けはAMPEG VL1002のような4段増幅+カソードフォロアのようなハイゲインでもハッキリと弾き分けることができます。AMPEG,赤ノブ、マーシャル、VHT共にプリ管の順序でも大きくタッチが変わります。これが非常に楽しい部分ですね。

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・このVHTウルトラ、ゲインが高いのでマーシャルの選では漏れた少々ゲインの低い物が逆にエッジが立って良い方向に向きます。EL34に比べると少々膨らむ中低域のボワ付きを抑える良い方向です。ハイゲインはココがコツです。いろいろやってみて最高の2組を選出しました。
・横綱 1st 松下12AX7A 2nd ドイツシーメンスECC83
松下はオールドマーシャルでも最高のサウンドですが今回のシーメンスとの組み合わせは、良く歪んでヌケがよく、適度な気持ち良いコンプレッション、最高のサスティンです。

・大関 1st オランダフィリップスECC83 2nd シーメンスECC83
こちらも傾向的には同じですがサスティンに長さで次点に。ミッドハイのカスレ具合はこちらが上です。

シルバニアの12AX7AはVHTでは歪みは充分なものの若干おとなしく逆にオールドマーシャルでベストフィットしてマーシャルの選別組へトレードしました。

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・今日の選別には家宝の'69CSストラト ピックアップはアビゲイルイバラおばさん手巻き。恐ろしく鳴るギターです。純正チャイナ管では奥に引っ込んでいてスピーカー換装かな?と思えていた帯域がドカーンと前にせり出しました。このVHTウルトラコンボはシングルコイルでもアンプ単体で充分すぎるほど良く歪みます。真空管の差し替え効果もあって低域もタイト、乾ききったドライでかすれた倍音が出まくります。きょう、6弦をDまで下げてVAN HALENの4枚目アルバムでのUnchainedやスティーヴィーサラスの1stなんかのリフがバシバシ決まりました。皆さんも購入されましたら真空管のリプレイスだけはお手軽で効果が絶大なので是非やってみてくださいね。サウンド最高なのに安い!実はmod比較対象にとこの日曜にもう1台買ってくることにしました。嫁は呆れています、頭の中がまるで子供だと(>_<)

・ VHT Special 6 Ultra Combo スタジオで音出し

2014年02月23日 11:13

・高校時代のバンド(マイケルシェンカーUFOのコピーバンド)の新年会でスタジオに行くことになりアンプを持ち込んでみました。

常設のアンプがMARSHALL MA100Hという最近?のマーシャルでした。VHTと両方でそれぞれリンディー搭載ストラトとハムバッキング搭載Ibanezで弾いてみました。マーシャルが結構、というかかなり耳に痛い高域が出て手こずります。一方、VHTはデプススイッチとテクスチャースイッチのお蔭効果がでかい音では余計にてき面で、セッティングが直ぐに出せます。買った当初、でかい音では低域割れするかな?と感じていた部分も昨日は感じず、ストラトでもアンプだけの歪で充分なほどハーモニクスにあふれたトーンでした。6Wの威力が凄くてキャビネットも鳴りまくります。

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ウルトラチャンネルのハイゲインも良いですが、クリーンチャンネルをブーストアップさせたときのクリーンからクランチに入る、歪んでいるのか歪んでいないのか?分からない領域のクランチが絶品です。「パリの散歩道」を弾いてみましたが付属のフットスイッチでブーストのオンオフができてソロ、バッキングの使い分けができます。リバーブはエフェクトループに挿入可能なのであとはクリーンとゲインの切り替えができれば良いかな。

こういう小型アンプも各地の楽器屋で散々試奏してきてBADCATのHOTCAT30というEL84のモデルが好きなんですがハイゲインでのサウンドは6V6ということもあってVHTの方が完全に自分好みだと思いました。倍音の量が半端ではないです。価格比は40万円対二萬五千円なので16倍の差がありますが,,,本当に良い買い物でした。現在、ヴィンテージの6V6真空管をサーチしているので弾き比べてみます。

・VHT Special 6 Ultra Combo 出力管の差し替え

2014年02月18日 23:48

・VHT Special 6 Ultra Combo 出力管の差し替えをしてみました。
エレハモ6L6GC,スベトラーナEL34,チャイナ6V6GT。 使用したギターは'69ストラトのブラックメイプル、ピックアップはアビゲイルイバラさんが巻いたオリジナルです。
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・このアンプ、回路はもうさわる必要ないんじゃないかというくらい素晴らしいです。各真空管のキャラ通りの変化が見事に表れてそれぞれが素晴らしく使えるサウンドです。標準の6V6はイメージ通りの少しスモーキながらもかすれたミッドレンジが心地良いクラプトンのデレクアンドドミノスのライブのギターのよう。

次に、スベトラーナEL34に差し替えて驚いた!5極管接続のハイパワー版ではミッドハイと倍音がバーンと出てきて粒の細かいコンプレッションの効いた歪!まるでVAN HELEN Ⅱの改造マーシャルサウンドそのもの!シングルコイルでも充分すぎるほど良く歪みます。これは病み付きになりそうな気持ちよさ!

最後に6L6を、これも6V6に比べると中域に固まっていた分布レンジが上も下も広がり音圧もアップ!倍音のピークはEL34よりも若干下にシフト、6V6とEL34の中間あたり。これほど各タイプの差し替え共に使えるとは本当に驚きました。いずれの管もギター側のボリュームを下げても美味しい倍音は保たれているのにも感心しました。回路図も本当に良くできていて各テストポイントでの電圧値が記されていて何かと役立ちます。

今日かなりの音量で弾きましたがスピーカーケーブルの交換と12インチスピーカーの換装聞き比べ位のMODで充分な気がしました。とにかく、EL34での歪みの音は3つもピックアップポジション共に素晴らしくてコストパフォーマンスの高さに拍手を送りたいと思います。
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・VHT Special 6 Ultra Combo ハンドワイヤード・フルチューブ・アンプ

2014年02月17日 22:42

・VHT Special 6 Ultra Combo
到着しました、6wですがちょっと大きいです。早速30年以上弾き倒したストラトで撮影、音出し。
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ウルトラという名前にノックアウト!絶対に何かあるに違いない!
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ウルトラといえば80年のBootsy Ultra Waveにもノックアウトされました。このジャケ素晴らしくて「I need a job」とのたまうBootsy御大の得体のしれぬわけわからんパワーに脱帽。
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パワー管の6V6GTを5極管として作動させるか?3極管接続で作動させるかスイッチで選べる仕組み、イナタイ3極管で弾くブルーズは最高に気持ちよい。その他、ミッドハイの強調具合を選べるロータリースイッチ、どの位置でもおいしいトーンつまみ、低域の出かたが選べるテクスチャースイッチ、引っ張るとゲインブーストされるボリュームつまみ、音色はそのままにパワーが下げられるワットつまみ、そして最後に真打登場、ジャックをウルトラに差し替えるとボリュームつまみとウルトラつまみが連動して(プルブーストスイッチも効く)ハイゲインに。翌々考えてみるとこういった機構は80年代に45万円もしていたブギーのマークシリーズと同じじゃ~ないか。

早速、火を入れ、弾いてみて直ぐに気に入りました、どのつまみ設定もおいしくて、アイデアも凄く良いと思います。EL84に差し替え可能なアタブター仕様でさらにチャーミ―な歪にも変身できそうです。

オペアンプやFETを使わないピュアチューブである事、改造が容易ということで買ってみましたこのアンプ、音色の良さに大満足しました。各種つまみが全て効いてきますのでどのようなニュアンスにもメイキング可能、例えばデブススイッチでミッドのハイ寄りを上げておいてテクスチャーで低域を上げれば流行りのブティック系ハイゲインに。ノーマルチャンネルで少しゲインを上げた音も素晴らしく気持ちが良いですね。

ヘッドタイプも出ていますが、あとで色々な12インチスピーカーと入れ替えて楽しめる事とお手軽なことでコンボを選びましたが正解だったと思います。
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'75年製 Marshall 100wの調整Ⅱ

2014年02月17日 22:07

・'75年製 Marshall 100wの調整Ⅱ(仕事仲間のLazy141さんのアンプです)
バイアスが深すぎ?(マイナス90v)か?いえいえ、単なるデジタルテスターの誤作動でした。-45スイングバイでアイドリング32mA位にしておきます。アッテネータの仕様ではかなり負担が大きいので,,,
それにしても壮観な眺め、3ピン、スモールロゴのこれでないと僕らの年代はダメなんです。
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ボリューム全域でゲインが変化しない→端子部分の半田クラック、サウンドがベタッとしていて立たない!ジューシーな倍音が少ない。ストラトのフロントピックアップで低音が割れないようにする、等々。
チューニングのリファレンス機はリンディーフレーリンのWoodstock'69ピックアップを乗せた'69ストラト!ややこしい?このリンディーのピックアップはタイトな低域と派手で美味しいミッドハイとハイレンジの倍音です。
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色々と摘まんでは弾く、定数をあたる、弾く、ブランドを変える、弾くを繰り返して良い音を決めてしまいます。案の定ビリビリっと感電しましたわ。
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種類と数値が決まればハンダ付けします。基盤を裏返さなくてもできる裏技を駆使,,,上手くいったかな?ジミヘンがモンタレーで演奏したキリングフロアーとロックミーベイビー(ラバーマン)のリフをフロントピックアップで弾いて低域ボワつかず、ミッドハイにおいしいところがキッチリあるか?ミドルで小音量のソロを伸ばしてみて綺麗にフィードバックするか?で合格!!!一丁上がったら最後にプリ管のヒアリング差し替え選別をして終了。歪の量では71年には及びませんが音色はそっくりになりました。
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・VHT Special 6 Ultra Combo 買ってみました

2014年02月15日 11:12

・羽生君、ゲイリームーア御大のパリの散歩道で世界最高得点で金メダル!おめでとう。
確か、79年の暮れか80年の正月に心斎橋の三木楽器レコード売り場でゲイリームーアの「Back on the streets」を買いました、なぜか自分の場合はどこで何を買ったかというのを鮮明に覚えています。でも、ほとんどは阪急東通り商店街の「LPコーナー」で買ったのが多いんですけどね。このアルバムは「パリの散歩道」だけでなく凄い曲がいっぱい詰まっています。丁度この頃はコロシアムⅡやシンリジ―を行ったり来たりといい意味で一番アクティブになりだした頃でした。

・我が家では過去に延べ何台もの100Wマーシャルや100Wフェンダーアンプが出たり入ったりしましたがここらで持ち運び容易な小っこいフルチューブアンプで「パリの散歩道」を弾いてみることにしました。できれば6V6か6BQ5(EL84)をフルアップさせてギシギシしたサチューレーションサウンドでという思いでサーチしたところ6Wのフルチューブアンプでポイントトゥポイント基盤、12インチスピーカー、ペントード、トライオード切り替えやアッテネート機構?と至れり尽くせりのモデルを見つけました。他のメーカーも楽器屋で弾いたり見たりしましたが真空管プラスゲインアップはオペアンプでというものが多くピュアチューブでしかも最近のハイゲインアンプのように歪ませすぎない、シングルコイルの味がしっかり残るようなのを探しました。この機種は弾いてみたわけではなくメーカー公開の回路図と動画を参考に福岡の楽器屋にオーダーしました。
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おまけにこのアンプには純正で、6V6と6BQ5の差し替えアタブターまでオプションで出ています。ちょうど楽天のポイントも溜まっていたので超格安で購入できました。到着はまだですがこのアンプ、基盤が改造しやすいため海外のフォーラムでもMOD情報が盛んにやりとりされています。とりあえず、僕はプレゼンスコントロールの増設とデフォルトの段数でのトーンモッドからやってみるつもりです。AMPEG VL-1002も素晴らしい改造マーシャルサウンドがタダみたいな値で買えてこのところ良いモノが上から降ってくる?
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EL84(6BQ5)という真空管は昔テレビや家庭用ステレオには定番で良く使われていて裏ぶた開けて良く感電してました。

・Ampeg VL-1002 リージャクソン改造マーシャル#5

2014年02月08日 00:52

・Ampeg VL-1002 リージャクソン改造マーシャル#5

真空管を差し替えて弾いてみました。上はこのアンプについてきた90年代製と思われるロシア製の6CA7。下がチェコスロバキア時代、おそらく80年代のTESLA製のEL-34です。1980年頃から主に日本橋のショップで真空管を買っていましたが、アメリカのシルバニアの6L6GCやドイツのシーメンス、フィリップス、チェコのTESLAのEL34等は大体ペアーマッチで3000円位で買えました。
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TESLAは本来、カッチリとしたクリアな音像が特色でこのアンプでも若干高域が暴れすぎかなという位元気なサウンドです。一方の6CA7では太いミッドレンジにタイトな低域、絶妙な倍音でこのアンプにはこちらの方がマッチします。
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このアンプバックパネルに出力管をEL34にした場合と6550にした場合にそれぞれ最適なバイアスにシフトさせるスイッチが装備されています。6550にした場合はグリッドの電位がより深い方にマイナス10ボルト程シフトします。そして、パワー管4本とフェイズインバータ管のヒーターに100オームのハムバランサーが付いています。入力のシールドを抜いて、マスターボリュームを絞り切ってスピーカーからのハムノイズが最小になる位置にセットしますがやってみると効果は絶大ハムノイズはほとんど聞こえないくらいに。こういう機構はリージャクソンさんの職人魂がチラッと見えて中々イイな~。
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そしてこのシフトスイッチ。ミッドハイの出方が調整できます。1と2はドンシャリ。3はバランスよく王道ハイゲインで良い感じに、4と5でミッドハイがググッと前に出てくる改造マーシャル独特の押し出し感。これも中々関心しかり!良いアイデア、サウンドの味付けが素晴らしい。イイ職人だなぁ!
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愛機、ハスキーな倍音が素晴らしい黒い'69ストラトキャスターでギターのボリュームを5、フロントピックアップで素晴らしいクランチサウンド!アンプのプリとゲインは2時方向。ギター側のボリュームを10でハイゲインリードサウンド。アンプのゲインはストラトでもこれ以上上げると歪み過ぎて頭が潰れてきます。かなりの余力、素晴らしい。
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さらに、このアイデア!小音量でも倍音タップリに。リージャクソンさんイイ職人です!ほぼ新品だったこのアンプ、時とともに良い感じに鳴りだしました。値段が激安だけにこれだけ良い音で鳴ってくれると満足度200%!このアンプのシリーズで発売されていた4発のキャビネットがこのクラス最重量の47キロもあるそうで,,,現行品で一番重くて頑丈なORENGEのキャビネットの45キロやボグナーの42キロを凌ぎます。良いなぁ~欲しいなぁ~ストレートキャビ!サーチ中!
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