・Fender Deluxe Reverb Ⅱレストア 2

2014年10月17日 23:51

・とにかく汚れとホコリとヤニの匂いが凄いのでキャビネットとグリルは浴槽の湯に浸けて洗います。
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・特にグリルクロスの黄ばみなどは湯に浸けるとよく落ちます。
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・次に外装金属パーツのサビを落とし、メッキ層まで食い込んでいないサビ、スティール部分まで浸食したサビ、色々ですが軽いサビはメッキを残すように番手の細かいディスクで研磨。最後にバフをかけるとピカピカになりますが今回は仕上げ用ディスクまで。
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・仕上げた後は全体にシリコンスプレーを吹いておきます。
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・アーキュトロニクス社製リバーブ、全く動作しません、断線してスプリングがカバーケース内に飛び散っていました。
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・スプリング取付基部が破損していたのでなんとか自作して修復、きれいなリバーブが掛かるようになりました。
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・レストア必携三種の神器、カーケミカルのオレンジオイル入りクリーナーこれは優秀、汚れ落としと艶出しが同時にできます。中の2本は脱脂洗浄用の溶剤。最後がKUREの接点復活材。接点復活材はもっと高額なものが沢山出ていますが基本的に界面活性剤、有機溶剤、酸化防止材ですので同じです。要は使う箇所に極小最小限の吹付け、塗布が一番重要です。
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・前述の接点復活材は界面活性剤と有機溶剤を含みますのでシャーシパネルや基盤のサビ、汚れ落としに非常に有効です。
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・シャーシ表面やトランス類の汚れやさびも綺麗に取れました。
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・ジャックなどの表面も接点復活材を着けた歯ブラシで磨きます。油性なので汚れやさびが溶け出します。少々大目に使っても溶剤なので揮発します。
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・同じように真空管の足とソケットの電極を接点復活材で磨きます。余剰部分は最後に拭き取り、次に各種ボリューム内部やプッシュスイッチ電極部分に極少量吹付けてグリグリ回します。到着当初、真空管ソケットとボリュームポットの接触不良から恐ろしく馬鹿でかいノイズが出ていましたが皆無になりました。
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・とりあえず真空管類を装着します。このアンプ、1982年製のデラリバ発売初年度のもので基盤は完全なハンダバージン、真空管はプリもパワーもRCA製のプラックプレートが付いていました。スピーカーはオックスフォード製のアルニコスピーカーですがもう少しガツンとした低域が欲しいところです。
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・基板上のハンダクラックをチェックしてとりあえずレストアは完成。ピッカピカの完璧な仕上がりです。うちにやってきたアンプはどれもみんなピカピカでコンディションも完璧に仕上げてあります。
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・おそらく長い間電源も入れられず放置されていたのでしょう、組み上げ直後は細い細い蚊の鳴くような頼りない出音でしたが野外での爆音音出しを含めて自宅ではアッテネータを使用した過負荷運転を毎日毎日行ったところ現状で素晴らしいジョリジョリのサウンドに変化してきました。 次回は基板上のコンデンサ類のレストア、定数変更、バランス型バイアス調整機構の増設、3ポジションスタンバイスイッチの取り付け、スピーカーの換装と続きます。スピーカーはちょっとピンとくる機種がありまして海外から取り寄せ中ですがあっと驚くベストチョイスになるはずです。

この80年代初期にポールリベラが在籍時に設計された”Ⅱ”シリーズ、同じ6V6GTでも"Princeton Riverb Ⅱ"だとドライブチャンネルでリバーブが効きませんしワンランク大きい”Consert Ⅱ"や"Twin Reverb Ⅱ"だと出力管が6L6GCになり必要のないエフェクトのセンドリターンが付いてしまいます。以上の理由と6V6GTの歪が欲しくて”Deluxe Reverb Ⅱ”をサーチしてました。ブラックフェイスにシルバーグリル!グッドルッキン、良いですねクリーンもドライブも!スピーカー変えてプリ部をちょこっと触ったらこれは最高のアンプになります!非常に楽しみですね。
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・アンプが増えてきましたのでオーディオ棚の下に収容棚を作ってみました。電源も配置。この棚類は天井裏に梁を増設してそこから吊っていますので頑丈です。
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・ウーン、マンダム上手くいきました。
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・Fender Deluxe Reverb Ⅱレストア1

2014年10月04日 00:12

・到着直後、汚れと、ホコリとヤニの匂いでコテコテ。
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・キャビネット内も汚れとホコリでエライことです。
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・ジャック類や金属パーツはサビサビです。
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・リバーブが故障していて全く効きませんでした。
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・シャーシ内部hハンダバージンで焼けたパーツや膨らんだケミコンは見当たりません。
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・金属パーツは全て研磨することにします。
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・グリルがヤニと汚れでコテコテになっています。
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・スピーカーはマグネットが薄くて全体も悲しくなるくらいに軽いです。一応鳴らしてみましたが蚊の鳴くような細くて頼りない音ですが一応トランス類や真空管類は大丈夫なようです。
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