・ピックアップチェンジ!Seymour Duncan SSL-1の巻き

2016年01月31日 20:05

・程良く弾きこんで鳴りが良くなってきたBlack-Mapleの'69ストラトキャスター、アビゲイル・イバラさんが巻いてくれたグレイボビンピックアップが搭載されています。メイプルフィンガーボード特有のアタックと倍音たっぷりのサスティンです。
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・何年かに一度、自分のお気に入りピックアップを見つけてきて換装しオリジナルとはまた違った新鮮な意外性や良さを楽しんでいます。
これはオリジナルのfender '69 pickups  60年代後期仕様でコイルの巻き方がタイトで中音域が引っ込んで派手な高域とゴリッとしたタイトな低域のピックアップです。音の傾向としてはTEXAS SPECIALやLINDY,VANZADTのブルーズタイプとは正反対のタイプです。
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・今回交換したのがSeymour DuncanのSSL-1です。30数年の間に何度か所有したことがありましたが今回は国内ライセンスモノではなく2013アメリカ生産物を取り寄せました。SSL-1は丁度高校生だった79年~80年代初期にディマジオと共に非常に話題になりました。中低域全開、モアパワー志向のディマジオのファットストラトに対しダンカンのヴィンテージ再現至上主義は全くの正反対。問題はそのお値段にありまして、確かSSL-1はセットで実売50000円位したと記憶しています。
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・換装にあたって同じテスターと気温条件でDCRを計測してみました。実はSSL-1は80年代初期の頃には今の物よりもう少し巻き数が多くDCRも7K前後でした。

今回の換装でも歪ませると表情が一変し非常にパワフルでヴィンテージスタイルのピックアップなのにへヴィーなロック方面にも難なくアプローチできるSSL-1の懐の深さに改めて感心しました。大好きなミドルピックアップでのロングトーンで起きるフィードバックも素晴らしいミッドハイの倍音感です。実際の出力はヴィンテージ領域ですが出てくる音にはパワー感がありやっぱりこのSSL-1はいつの時代にどんなギターに取り付けてもその都度良いなぁ~と感じるという事は自分にとっては好みのモノなんだと思います。

一方で私のあまり好みではないピックアップは、テキサススペシャル、FAT-50、スーパーディストーション、ビルローレンスL-250、ダンカンJB等のミッドレンジが前に出るタイプは今まで換装して弾いたとたんに取り外していました。ヴィンテージタイプのローパワーなのに弾くとパワー感が感じられるものが好みです。
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・Ampeg VL-1002、キャビネットはCELESTION VINTAGE30が4発ですのでストラトでも強烈な低域が出ます。非常に乾いたミッドハイにタイトなローエンド。このアンプ素晴らしいです。昨年は小さめのコンボアンプを集めましたが今年は12インチが2発以上の大きめのアンプをコレクションしようかと思います。
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・FMチューナーとセッションする Part2 80年代の名器

2016年01月16日 14:02

・昨年の秋頃、愛用していたpioneerとtrioのFMチューナーが2つ同時に故障してしまいました。いづれも私の知識では治すことも調整することもできずトレードに出しました。代わりにやってきたのがPionner F-500というバリコン機とSONY ST-S333ESXⅡというシンセ機です。 ところで、今までは天井裏に自作のZLスペシャルアンテナを上げておりまして、これがまたゲインも指向性もバッチリの物でしたがチューナー2つに分配時のゲイン減衰を考え今回はeo光ケーブルのFM配信サービスを利用してみることにしました。天井裏の光アダプターから6つの部屋に分配される仕組みですがそのうちの1系統をFM用に配線します。基地局から周波数変換された6局分が光ケーブルで配信されています。早速聴いてみましたがシグナルメーター振り切りの信号でサウンドも申し分ありませんでした。この点、以前契約していた同軸ケーブル配信のCATV(高域の減衰が大きいように感じる)と違って音質も格段に良い感じがします。
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・最初に年末到着したSONY ST-S333ESXⅡの調整を確認してみます。SSGやオーディオアナライザ等の測定器を持たないため受信機としての簡易調整しかできませんがやってみました。参考にしたのはFMチューナーのレストアや調整の世界では超有名で親切な2つのサイトを参考にしました。ひろくんのホームページ BLUESS Laboratory このお二人のサイトは本当に素晴らしい! ”調整済み”を買ったのですがなるほど感度は合っていました。
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・FM専用機を買わない理由はきちんと設計されたチューナーで聴くAM放送の音質が素晴らしいためです。ABCの上方落語やプロ野球解説者の吉田義男さん、福本豊さんの話を聴くのは最高です。このSONY ST-S333ESXⅡというチューナーは前に使っていたTRIO KT1100と同じくAM用のループアンテナの性能が素晴らしいように思います。受信性能や指向性の設計が良いんでしょうねパルスなどの混入が少なく今まで使ってきたチューナーでも最高の遠距離受信性能です。ひろくんのホームページを参考にして買って大正解でした。AMのトラッキングが少々ずれていたのを直して最高の感度になりました。一方、メインのFMの音質はTRIO KENWOODの解像度バチバチのキレのあるサウンドに比べると若干ソフトに感じますがハイハットやバスドラの音も臨場感たっぷりでやっぱり最近のオーディオコンポとは次元の違う音ですね。各楽器の奥行き感が若干甘いように感じられますが測定器が無いので今後の課題です。
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・今年に入ってPionner F-500の格安品を購入しました。こちらはバリコン機ですが先ずこの淡いランプの光が浮かび上がるルックスが気に入りました。当初SONY 333と切り替えて比べるとFMは音の鮮度が全然ダメなのと感度もかなり落ちているようでZLスペシャルアンテナではノイズが気になります。やっぱり35年も前の機種でいろいろ悪いところだらけなのかな?という感じがしました。早速上記二つのサイトを参考にトラッキングを取りなおしたところバリコントリマの調整でシグナルメーターがグンと上がり左右の広がり感もグッと増して素晴らしいサウンドに生まれ変わりました、試しにアンプ側で同じ局を333と随時切り替えて聴き比べますがセパレーションや奥行き感はむしろこちらの方が上に感じるくらいになりました。最後にメータずれやシグナルメーターの調整をしました。
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・前に持っていた8900ⅡもAMの感度と音質が素晴らしい機種でしたが来た当初このF-500は感度が低くて放送が地元近隣局1波がかろうじて聞こえる程度。リアパネルにあるフレキシブルバーアンテナがやけに軽くクルクル回るのを見て嫌な予感がします。分解してみると”ひろくんのホームページ”でみたのと全く同じ症状でリッツ線の配線がねじれまくっています。良く見るとアンテナの可動域を制限するためのレールにきちんとパーツが乗っていないためブランブランの状態です。確認してみると線は切れていないがポリエステル被膜から導線が露出して他の線とショートしたような状態、導線補強と絶縁処理をして組み直し可動域も本来の範囲に戻りました。このアンテナの良い所は周波数の低い位置でのコイルの移動による感度調整もきちんとできるところです。高い周波数とのトラッキングを数回取りなおすと本来の素晴らしい感度と音質に戻りました。両機を比べると遠距離受信性能や外来ノイズに対する耐性、音質共にSONY ST-S333ESXⅡの方が数段上で関西からも810Khzがノイズに埋もれることなくハッキリと受信できます。
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・ランプに照らし出されるメーターも重要なファクターです。80年代から今に至るまでFMから流れる曲をギターで初見で瞬間的にコピーして合わせていくという練習を良くします。それと当時はSONYのオープンリールにエディヴァンヘイレンやマイケルシェンカーのフレーズを録りスピードを半分に落としてコピーという事も良くしました。今はiphoneで音程を下げずにスピードは自在に落とせるアプリがありますのでどんなに速いフレーズも簡単にとれる良い時代となりました。
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・NHK-FMのジャズ・トゥナイトが楽しみです。楽器の世界でもそうですが70年代~80年代初頭までのフェンダーやマーシャルのアンプは90年代以降のと違って廉価とかコストダウンとかの概念が全く見えず、70年代以前のメンテナンスを適切に行えないとまともに使えないという事も無く一番良い時代の製品のように思います。これはオーディオでも同じことが言えそうですね。
やっぱり測定器揃えて自分できちんと調整してみたいな~
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・Peavey ValveKing Royal 8 ジャンクを救出

2016年01月06日 00:58

・年末近所のリサイクル店にPeavey ValveKing Royal 8のジャンク品を発見!試奏しましたが物凄い”ブーン”というハムノイズがジャンクの理由。これは電源関係のトラブルだろうと,,,可愛そうなのとタダ同然のお値段でしたので救出してきました。
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・とりあえずバラバラにして綺麗に洗浄、シャーシを引っ張り出して故障個所の診断です。
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・直ぐに判明、B電源の最初のリップルフィルターとなるケミコンの故障でした。他にハンダクラックや配線の引き回しをチェックしてとりあえず修理は終了、正常に音が出るようになりました。
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・このアンププリ部は12AX7の2段増幅なのでゲインを上げてもそんなに歪んでくれません。そこで、真空管を1本足して3段増幅+カソードフォロアのバッファー1段に改造することにします。が、とりあえずはプリ部の定数をフェンダータイプからマーシャルタイプに変更だけしてしばらくはこのまま使ってみることにしました。(マロリーのキャパシターに変更)
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・ついでにスタンバイスイッチも増設してみました。定数変更で中々ジョリンジョリンと良い音です。しばらくはこのままで~
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・2015年末諸々~

2016年01月05日 23:21

・息子が二人とも帰省して来るので2階の息子たちの部屋に分散していた楽器類を一つに纏めさせられました。おかげで筋トレができません。
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・マーシャルの100wヘッドのツアーケースだけでも3つもあります、単なる4畳半ギタリストなのに邪魔で仕方ありません。更に1階には100Wマーシャル他アンプが5台あって,,,またパインの合板で棚を造らないといけません。
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・友人から頂戴したダブルネックです。まだ時間が無くてレストアまで行きませんが現状でもメチャクチャ鳴りが良くてこれから楽しみです。
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・大事に使っていたTRIOとPIONEERのチューナーがほぼ同時に壊れてしまいました。私の技術では修理も調整も不可能でしたので下取りに出しました。

代わりにやってきたのが80年代の名器SONYのこのモデルです。TRIO-KENWOODのキレキレ解像度の音に比べるとややソフトなサウンドで前回はバリコン機でしたが今回は色んな情報を集めてみてシンセ機のこれにしました。二つある有名なチューナー調整のサイトを参考にして自分で調整してみたいと思います。

現状でも素晴らしいサウンドと受信性能でAMの純正ループアンテナの性能が良いのか日が暮れると810khzの米軍放送がフェーディングで途切れることなく聴けるのは流石だなと思いました。FMは自宅の天井裏にFM COCOLO 76.5Mhzに共振周波数を合わせて自作したZLスペシャルアンテナを上げています。指向性がシャープでゲインもかなりあります。やっぱりこの時代のチューナーの性能は素晴らしいですね!
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