・アーム職人 hiwatt0420さんに特注

2016年11月27日 00:14

・以前、2010年8月にもご紹介しましたが、ヤフオクで完全手作りアームを出品されているhiwatt0420さんに今回も2本のアームを作って頂きました。上の2本が2010年製作の物。下2本が今回購入したものです。
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・今まで市販されているステンレス製アームを何本も折ってきましたがこの手作りアームは6年間全く不具合無し!インチネジを回してユニットに挿しこんで行くときにガタが少なくそういう感触でも一般市販品との差がわかります。これは2010年製作の”70年代の決めるアーム”というネーミングの物です。60年代のモデルに比べて70年代のは長さが少し長めでタッチが軽く感触が非常に良い感じ。
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・こちらも6年前に作って頂いた同モデルです。材質はSUS304ステンレス、ピッキングしながらアーミングした際のタワミ具合が絶妙で色んなメーカー品を使ってきましたがこの感触は他にはない物です。ちなみにFENDERの純正のスチール製クロムメッキアームだとホンの数回の使用で根元から折ってしまいます。ユニットから取り出せないことも何度も経験し懲りてますのでステンレスしか使わないのです。
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・主な有名アームは殆ど網羅されていますのでお好みのモデルを選ぶことができますが、さらに踏み込んで自分好みに仕上げるために各部の寸法や曲げ具合の特注にも相談に乗ってくれます。今回私は少々短めのジェフベックアームを1本(一番手前)と2010年購入した1本をサンプルとして送って同じものを製作して頂きました。というのも購入後、若干自分の好みで曲げ角度を変えたからと現在出されている物とはネジ切長さが若干違うからなんです。

ブリッジのフローティングの有る無し、ピックを持つ角度等々まさに需要は千差万別ですのでそういうところに応えてくれる職人さんの存在は本当にありがたいですね。
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・今回お願いした”70年代の決めるアーム”はこの家宝の'69ストラトキャスターに取り付けることにしました。このギターはアンプから出てくる音とネックから手に伝わる振動と感触の次元が違う感じがします。
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・3本とも’69ストラトキャスターですが音はそれぞれ個性があって面白いですね。アビゲイルイバラの手巻きピックアップもそれぞれ音が違います。コイルの形状や巻き数もとってもバラエティー豊か!

私はストラトの場合はラージヘッドで色は白か黒が好み。ラージヘッドはスモールよりも弦のテンションが柔らかくサスティーンも豊かです。  実は最近もう1本黒い’69貼りメイプルストラトキャスターのサーチを始めました。限定のチームビルトカスタム(TBC=指板のアールが緩くミディアムジャンボフレット仕様)でアッシュボディの物が極少数作られています。(通常のTBCはアルダーボディ)ライトウェイトアッシュなんですがこれがまたレンジが広くて良い音しそうです。そうなればもう1本アームもお願いするかもしれません。皆さんもぜひ自分だけのアームを発注してみて下さい。
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・名器 VHT Pittbull 45

2016年11月22日 22:55

先日、北海道の友人が私のvhtウィルスに感染!special 6 ultraとpittbull 45の2台を購入しました!おめでとうございます、もう立派なギターアンプジャンキーのお仲間です(笑)

・久しぶりにpittbull 45をケースから出し弾いてみました。このアンプ、前オーナーはDIMENSIONの増﨑孝司さんです。
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・グリーントーレックス。
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・パワーアンプの動作点をCLASS Aと CLASS ABに切り替え可能。ABでのバイアスをサウンドと動作特性を考慮して調整。素晴らしいサウンドに上質でしっかりした造りの名器です。プリアンプの真空管選別、整流管の選別などで完璧なコンディション。
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・Fender CS '69 Stratocaster & Lindy Fralin Woodstock '69 pickup

・BLACK STRATOCASTER LINDY WOODSTOCK69

2016年11月19日 23:24

・うちに3本あるFenderカスタムショップ製'69ストラトキャスターのうちブラックストラトのピックアップを入れ替えてみました。
アビゲイル・イバラ69オリジナル→セイモアダンカンSSL-1→Lindy Fralin Woodstock'69という載せ替え履歴です。ところで、このカスタムショップ69ストラトキャスターが最近かなり値上がり傾向にあり新品だと40万以上の値が付きはじめました~狙っている方は早めに探してゲットしておく方が良いですね。
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・それぞれのピックアップに個性がある上に搭載するギターでもまた味わいが変わりますので飽きたら入れ替えて変化を楽しみます。  ダンカンSSL‐1は私らが高校生だった80年頃に世に出て当時リプレイスメントといえばmore power全盛でディマジオやシェクターのちょっと太すぎるサウンドに真正面から挑んできたのが正統派ビンテージ堂職人のセイモアダンカンでした。当時も今もこのジャキジャキザクザクしたサウンドはストラト弾きには溜まらない魅力です。色々回り道して又これに戻ってくるパターンの方が非常に多い!やはりそれだけ良いピックアップだという事ですね。vanzandtが繊細な感じだとするとssl-1はもっと押し出しが強い感じ。
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・LindyのWoodstock'69はジミヘンがマーシャルに通して弾いた音を再現しているわけで、実際にマーシャルにインプットして弾くとゴツイ低域と頭がクラクラする強烈なミッドハイです。個性が強い、弾き手を選ぶようなところがあるのでショボイアンプに通すと暴れまくる高域に手を焼くだけに終わるので低域の再現性の良いスタックアンプのスピーカー面積とパワーが要ると思います。とはいえ、コンボのfender 75を小音量で鳴らしても非常に良い音なのでアンプに依存する部分が大きいピックアップだと思います。今回は70年代のケスター44ハンダを使って配線します。今の現行品に比べるとジャキジャキ感が増す危ないハンダです。
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・このピックアップでジミヘンのウッドストックの音を再現する最大のコツはピックアップをできるだけ近づけてセッティングするという事です。磁力が弱いのかこれだけ近づけても低音弦ハイフレットの音程もサウンドもうねったりしません。楽器屋のお兄さんが良くやるフロントピックアップは遠ざけ気味で~みたいなお嬢さんの様なセッティングだと全くダメ、暴れてくれません。音程やサウンドが破たんしない範囲で近づけてみるとあの音が飛び出してきます。
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・SONY ギターアンプラジオ ICF-9090 調整 #3

2016年11月17日 22:55

・SONY ギターアンプラジオ ICF-9090 トラッキング調整
この機種にはAMラジオ用のバーアンテナに全長160mmの物が使われています。スカイセンサーや2001Dと同じ寸法です。実際、昼間の遠距離受信感度が凄いです。超高感度のICF-S5では微かに聞こえるか聞こえないかという遠方の局がちゃんと実用レベルで受信できます。これは、受信機としての性能プラス8Wという余裕のあるAF部のおかげもあると思います。PLLシンセチューナーは電源の良しあし、内部ノイズの影響をもろに受けるので私は嫌いです。やはりこの時代のコスト度外視で設計されたアナログチューナーが高感度、高SN、ピュアアナログサウンドというわけで好みです。
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・先ずはダイヤル目盛りと多少ずれているFMの受信周波数をトリマコイルを回して表示とピッタリに合わせます。次に感度調整、低い周波数帯域は樹脂で固定されたフロント側のアンテナコイルの幅を増減させてSメーターの様子を見ますがこれはほぼ合っています。高い周波数域の感度は基板上のコイルで合わせますがこれがかなりずれていました。2段あるIFT中間周波コイル調整はアナログテスタを使用して行いますがコイルを回すにはダイヤル機構のプーリーを外す必要があり、これは後日分解図をよく見て理解してから行いたいと思います。AMの調整も周波数表示とバンドエンドのアンテナトリマの調整だけしましたがこれでワンランク感度がアップしました。
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・AF部もディスクリートで丁寧に作っています。ギターチューナーの発振周波数はトリマで440に調整しておきます。アナログメーターに麦球ランプ、周波数表示ドラム等、造りと質感が素晴らしい、残念ながら現在ではもうこんな製品は出てきません。スイッチなどの機構部品もこの機種専用にデザインされたモノでしょうね。内部にホコリの侵入が皆無のデッド品ですが唯一スポンジ類が劣化して触ると粉になるので触らないようにします。
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・eo光TVにはFMラジオ局の電波が乗せられて各家庭に配信されていますので、75Ωの同軸で引き込んで利用します。昔は8エレメントの八木をスタックに組みゲインを稼いでLIVE番組を録音したものですが今はもう台風の心配も要りません。
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・さて、ギターアンプとしての性能ですが~クリーンは中々艶っぽいサウンドも出ます。がやはり入力インピーダンスが低い関係でナロー感が漂います。オーバードライブを繋ぐとこれが中々良い~マイクアンプでプリゲインを持ち上げると更にらしくなります。音源をAUXに繋ぐとギターとのセッションも出来ます。
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・アナログマンのSUNLIONも繋いでみました(^'^)スピーカーの低域が割れないのは低域の再現性と大出力アンプのおかげだそうです。
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・やはりダイオードクリッパーとオペアンプ仕様でバッファーが入った機種の方がこのICF-9090には相性が良いようです。非常に気持ちよく伸びのあるリードサウンドが得られます。

というわけでまたしてもガラクタの神さんが下りてきての40年前の新品との遭遇~あまりの受信性能と音の良さに2度びっくり。
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・ALNICO SPEAKER 10インチ

2016年11月01日 22:06

普段12インチのスピーカーばかり使っていましたので10インチ搭載のアンプ入手を機に色々集めてみました。これ以外に、セラミックのCELESTION VINTAGE 10が2発あります。

・CELESTION G10 GOLD
真偽は別として、経験的にはダストカップの高さと面積が大きいスピーカーは中低域が豊かに鳴る傾向にあります。FENDER THE TWINに搭載のエミネンスOEMスピーカーやエミネンスのTONKER等がそれに当たります。
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・JENSEN P10R
これが元からついていたスピーカーです。ヌケが良く軽やかに鳴ります。ブレークアップが早くスピーカーディストーションも豊かです。エージングが進んでいて良い状態でこの3つのスピーカーの中では同じツマミ位置では最も音量が大きく出ます。
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・WEBER 10A100
モデルコンセプトは上のP10Rのリプレイスメント用です。まだまだ慣らし運転期間ですが印象としてP10Rよりも中高域が厚い印象です。P10Rが軽いというかパリパリした感じだとするとこっちはもっとギシギシしたピッキングのコンプレッションノイズが目立ち厚みが感じられます。大きな音で慣らしが終わるとどう変化するか楽しみです。
fender 75の出力でも鳴らしてみましたが、こちらもearly breakupでコンプレッションの効いた倍音感が目立ちます。
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・Weber Alnico Speaker Order

2016年11月01日 00:21

・特定の代理店を持たず入手するには直接オーダーするか国内のショップが輸入した物を購入するかですが私は細かい仕様を指定できるため迷わず直接オーダーしました。10インチと12インチのどちらもアルニコマグネットのスピーカーです。
WEBER VINTAGE SERIES
10A100 8Ω
12A125-O 8Ω
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・2016年10月3日にオーダーして到着したのが10月31日でした。仕様はそれぞれ、、、
 10A100 15W / STANDARD DUSTCAP / NO DOPE /
 12A125-O 30W / STANDARD DUSTCAP / NO DOPE /
ダストカップは高域を減衰させたい場合はH(HEAVY)も選択できますが、CLASS A駆動スタイルのアンプでのサウンドの特徴として、赤ワインでいうフルボディな中低域の張り出し感を中和させる意味でSTANDARDを選択しました。

同様にWEBERではコーン外周部分に樹脂を塗り込んで(DOPE)倍音を減衰させトーンキャラクターを調整する選択ができます。
NO DOPE / LIGHT / MODERATE / HEAVYの4種類です12インチはFENDER DELUXE REVERBⅡに使う予定です。12インチの方はLIGHT DOPEを指定しましたが到着した物はNO DOPEでした。流石はアメリカ人!むかし乗ったことのあるV8カマロ5000ccは左右で違う長さのサスペンションコイルが,,,  このdopeっという仕組みどういう樹脂を塗るのか分かれば後に自分で調整してみようと思いました。

オーダーする際の注意ですが、webサイトではフレームのカラーが6種類選べる仕組みですがスタンダード色のグリーン以外を選択した場合、、アルニコマグネットのベルカバーが送られてこない可能性が大であると思います。
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・マークサンプソンが設計したアンプSTAR NOVA 110用に3つのスピーカーが揃いました。他にもセラミックマグネットスピーカーも仕入れようと思いましたがCLASS Aという事もあり今回はアルニコに絞って揃えることにしました。それぞれ、、、
 JENSEN P10R 8Ω   25W 重量1.4kg dopeは無い dustcap スタンダード
CELESTION G10 GOLD 8Ω 40W 重量2.8kg dope多め dustcap大きい
WEBER 10A100 8Ω  15W 重量2.0kg dopeは無い dustcapスタンダード
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・celestion のalnico G10 GOLDは小音量時だとへヴィーなコーンなのでどうしても鳴りきらない印象を受けますがWEBER 10A100は立ち上がりも速く倍音豊かです。これから数か月かけてのエージングでどのように鳴っていくかとても楽しみです。
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