ギターアンプのチューニング ケーブル編

2009年07月03日 20:56

ギターアンプのチューニング方法は色々とありまして、増幅段の重ね方と段間での減衰法やプリ部の真空管に流す電流の大小とかパスコンの容量の大小など等、触りだしたらキリがありませんが簡単お手軽確実に出音を調整する方法をご紹介します。

ベルデンというスピーカーケーブルがありまして自作オーディオやギターアンプの世界では有名です。楽器用シールドケーブルではBELDEN8412というケーブルとスイッチクラフトのジャックを使って自作しているのですがレンジの美味しい帯域がとても良くでて大好きなんです!

一方のアンプからスピーカーへの配線ではBELDEN9497(赤黒シマシマ)、BELDEN8470(白黒シマシマ)、MONSTERケーブル(OFC系無酸素銅)、オーディオテクニカOFCなんかを愛用しています。

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BELDEN9497(赤黒シマシマ) 高域がよく出る、タイトな低域、ミッドの艶 ちょっとハイがきつい
BELDEN8470(白黒シマシマ) フラットな特性、自然な感じ中低域にピーク
MONSTER  ミッドの艶良し、低域も良く出る
オーディオテクニカOFC ミッドが後退、ドンシャリ気味

色々と作って差し替えるだけでもかなりの音質差が出て楽しいものですが実は高域のきついBELDEN9497のツイストを解いて撚り合わせ具合を調整するとピークの帯域を調整することができます。
ベルデンの9497と8470は同じAWG16ゲージですしまったく同じスズメッキ線です。ところが
ねじれ具合がゆるい白黒の8470は高域がおとなしくて全体にフラットです、ところがねじれが細かくてきつい赤黒の9497は高域に強いピークがあります。8470では大人し過ぎて物足りない、9497はきつすぎるしもっと低域も欲しいと丁度中間のあたりに”枯れ”の美味しいところがあるわけです。
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私の場合は赤ノブで試して取り付けていますが9497ケーブルを一旦解いてから何回も何回も撚り合わせ具合を変えては弾いて変えては弾いてを繰り返して所謂”枯れたサウンド”といわれる中域の中の高域寄りにピークを持たせてタダでも枯れ具合が最高な赤ノブをさらに枯れさせています。
P7030001.jpg

よじり具合をゆるくするとピークの帯域が下がり、ノーマル9497では出なかった低域が前に出てきます。同じゲインでも歪が増したように感じてきますのでご自分のアンプや好みの出音に合ったチューニングをしてみてください!そんなに変わるの?と思われるでしょうがわずか数百円の出費で笑ってしまうぐらいの変化が楽しめますのでお勧めですよ!最近のチューブアンプは音量を上げるに従い耳につく嫌なハイが出てきますがこれを調整して枯れさせることも可能です。
P7030002.jpg




コメント

  1. ニャロメ | URL | -

    Re: ギターアンプのチューニング ケーブル編

    v-283 オコンニチワ !! 、Castmanさん。

    これは良い方法ですね~。
    素晴らしいチューニング方法を教えて頂きまして、
    本当に有難う御座います。v-411
    コードのよじり具合で、
    そんなにも音が変わるんですね~。v-405
    そうなんですよね~。最近のアンプ(特に轟音系)の音は、
    ご指摘の通り、ニャロメも耳につく嫌な高音が苦手でなんです。
    まったくニャロメの個人的な好みのお話ですが、
    マーシャルもJTM45~JCM-900までの音が好みなんです。
    それ以降のマーシャルの音は残念ながら苦手なんですよ~。v-404
    でもメサブギーのレクティファイアーなんかは良く使用するのですが、
    その時は、ヴィンテージモードで目一杯ゲインを絞って、
    クランチサウンドでプレイしたりします。
    このクランチサウンドは空間が奥に広がって行く様な音でして、中々良いんですよ~。v-410
    それと、ヒュース&ケトナーのトライアンプも、
    好みの音作りが簡単に出来るので愛用しています。v-410
    この二つは轟音系のアンプではありますが、
    クリーン&クランチも凄くイケテルという事で、
    ニャロメとしましては別格の存在なんです。v-410

    ニャロメもエフェクターを買うのも、そろそろ終わりにして、
    音で一番肝心な、アンプのカスタマイズに凝って見ようと思います。v-411v-221

  2. Castman Hendrix | URL | 4A9T8td.

    Re: ギターアンプのチューニング ケーブル編

    ニャロメさん、ケーブルのひねりクルクルも方法はかなりサウンドが変わるので一度やってみてくださいね変わり方にびっくりすると思いますよ!リペアマンにも教えてあげるといいと思います。

    ヒュース&ケトナーのサウンドは私も色々なお店で試奏しましたが太くて大好きでしたよ!イコライジングの幅が広いですねー。

    私もJCM900~2000は苦手です上げていっても美味しいところが出てこない気がしますね~最近のリベラのコンボやフェンダーもコストダウンの影響が激しくて、、、リベラは何機種も試奏しましたが90年代のモデルには及ばない気がして買うのをやめました。ボグナーやスプラインが凄すぎるというのもありますが、、、アンプはやっぱり大は小を兼ねると思っていますので自分の好みではパワー管はEL34か6L6GCで出力は100W、スピーカーは2発のキャビだと頼りなくて4発キャビネットというのが好きなんです。低域はアンプで出さずにスピーカーの表面積の合計で出す!というのが気持ちイイ~!ですよね。

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