諸々の調整をしました

2010年02月22日 23:03

2/20~2/21の二日間、香川県小豆島に仕事で出張して来ました。風光明媚、天気も最高で実に35年ぶりの上陸でした。
お世話になった国民宿舎のお料理と温泉が又最高でしておかげで仕事の方も思う存分良い仕事ができました。
shoudosima.jpg

youtube経由やこのブログをご覧になった方々から多数のfuzz box製作依頼を頂戴しました。遠くはアメリカ、イギリス、イタリア等等、でも残念ながらゲルマトランジスタ等のパーツの調達が安定してできない、まとまった時間が取れないこともありまして現在はできない状況です。セカンドソースのNKT275等は業者対象ですが東南アジアの市場で数千本1ロットの在庫があるようです。

FUZZの調整やアンプの調整などについての多数のご質問も頂戴していますので時折記事に含ませてお答えしていきたいと思います。

・秋に購入した2台目のFUZZ FACEの調整を一番寒くなる2月初めに行いました。1台目のNKT275が2本とも素晴らしい数値でしたが2台目のトランジスタは残念ながら数値が200前後のメタボでした。
そこで、Q1に日立2SB77,Q2に松下2SB348を選別チョイス。
fcc1.jpg

入力のゲイン調整トリマ、SUNダイアルに相当するQ2コレクタトリマを装着し調整を行いました。
トランジスタの選別が終わった為ソケットを取り外してトランジスタはハンダで固定としました。
トリマのコツは入力側ゲインの大小でコレクタ側のトリマの効きがほぼ全域でアタックの変化が得られる範囲があるのでコレクタ側を回していって動作しなくなる領域が無くなるようにゲイントリマを持ってくるようにします。この時代のリイシューfuzz faceはトランジスタの領域調整が不可欠ですがこれさえ上手くいけば枯れた素晴らしい
トーンを聞かせてくれます。

youtubeでのサウンドのようにならないのは何故ですか?とのご質問ですが、ゲルマニウムトランジスタをダイオードクリッパを使わずゲイン最大付近での動作の為使用するアンプの条件がかなり絞られます。

一般的で汎用性に富んだ2チャンネルアンプでのクリーンchにこのfuzzを使用しても60年代のGSサウンドのような
弱ッちいジージーサウンドにしかなりません。かといってドライブチャンネルだとゲイン過多です。クランチチャンネルがあればそれを使用してください。もし様々な制約でアンプが限られる場合はトランジスタをシリコンにするか
ダイオードによるクリッパを挿入すればいいと思います。

しかしあくまでもhendrix soundですので私はmarshall 1959 super lead 100wとオールドのセレッションG12Mを4発のスピーカーボックスにこだわってサウンドを作っています。これのヴォリュームを6~8にセットした時のクランチサウンドが基本となっており現代的なハイゲインでは全くありませんが、オールドマーシャル特有のミッドハイが少しカブリ気味のサスティーンが永遠に続いて途中から倍音がフィードバックしていくのはこのセットでしか得られないと思います。
自宅で100Wを?と思われるでしょうが位相反転段の後ろ側に入れた2連のマスターボリュームの相性が素晴らしくテレビ音量レベルでも倍音をフィードバックさせることが可能です。アンプはサウンド造りの最も大きなファクターですので一番にコストの比重をおくのが良いかなと思っています。
fcc2.jpg

・ANALOGMAN SUNLIONの内部トリマは入力のゲインですが、表のSUNダイアルが全域で音質変化がある位置にセットされていました。このマシーンに使われているNOSのNKT275はやっぱり素晴らしい艶と伸びを感じます。
やはり設計者はデイビッドギルモアが好きなんだな~と分かるサウンドです。
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・これは自作の69FUZZです、ANALOGMANの調整法やサウンド造りの影響を受けて改修しました。
新たに基板を起こしてノイズを極力回避する工夫やQ1のエミッタ&コレクタトリマも取り付けています。
ケミコンは70年代のUNICONを取り付けてみましたエージングが進むのが楽しみです。
fc4.jpg

・最初ジャノメ基板直結で作ったOCTAVIAですが効きがエグすぎてリングモジュレータみたいでした。
そこで新たに基盤にしてアースパターンも大きくし、60年代のサウンドに近づけるようなパーツ選択をして完成です。
ヘッドアンプはNKT275です!このマシーンも効きが良くてビンテージな枯れたサウンドがします。逓倍部のシリコントランジスタの銘柄と数値、倍音整流部のゲルマニウムダイオードの銘柄とその接続順序でサウンドが大きく変わります。耳と腕の見せ所ですね。
fc15.jpg

・VOX WAHペダルのバッテリケーブルの交換とトゥルーバイパスによるエフェクト音とダイレクト音の補正をしました。Rin抵抗=39kでバランスが取れました。このワウは基板の裏側にも味付けのパーツが付けられています。
fc6.jpg

あと、サウンド造りで大切な要素の一つに自分自身のパワー(腕力)が必要だと思い日々鍛えています。アメリカ人やイギリス人が発明した電気ギターや西洋狂気音楽に対応する為にはやはりそれなりのパワーが必要で
パワーのあるギタリストが力を抜いて軽く弾くのが良いかナァ~



コメント

  1. hiro999 | URL | YjTMmlic

    Re: 諸々の調整をしました

    こんばんは!
    なんとか二代目の69を作り終えたところで
    音の変化がよりわかりやすくなったので、今回の記事
    非常に参考になります^^!

    やはりアンプが限られてしまうんですね;;
    僕のはデジタルな現代のVOXなので役不足にもほどがありました汗

    アンプともどもゆっくりサウンドつめていきたいなぁと思っています!
    これからも参考にさせていただきます!^^
    よろしくお願いします。

  2. ニャロメ | URL | 1.b4PuJs

    Re: 諸々の調整をしました

    v-283 オコンニチワ !! 、Castmanさん。

    ニャロメもJAKEさんに製作して頂きました、
    ドラゴンFUZZの微調整を致しましたよ~。 v-425

    JAKEさんのご好意により、FUZZの調整の仕方のDVDも頂きましたので、
    焦ることなく、バッチリと調整する事が出来ました。v-426

    ギターのVOLを絞った時のキラキラとした、クリーントーンに、
    ギターのVOLをフルにした時の野獣の叫び??(笑)のトーンなど、
    おまけにナイスなクランチトーンまで、
    ヴィンテージなFUZZって最高ですね~。v-424

    Castmanさんがご使用のVOXのWAHは、MODを施した物ですか??。
    お薦めのMODの仕方が御座いましたら、是非教えて下さい。v-421v-410

  3. Castman Hendrix | URL | 4A9T8td.

    Re: 諸々の調整をしました

    hiro999さんコンバンハ

    いろんな制約がありますのでアンプ選びも難しいですね。
    私のyoutube動画fuzz弾き比べで2:30~3:00のvoodoo~イントロでの設定は
    '71marshallブライトチャンネルのヴォリューム6.5でのゲインです。
    jimiの場合では'70年5月30日1stショーでのHear My Train A Comin'での
    設定を参考にしています。bluesというcdのラストに収録されている曲です。
    fuzzのon offやギターでの絞りなど多彩ですので参考にしてみてください。

    モデリングアンプは内部で信号レベルやインピーダンスが受け渡しに都合の良いようにレベルを変換してしまうので古いタイプのエフェクターとの相性が
    悪いのかもしれませんね。

    きょう、エージング中のマシンを弾いてみましたがやっぱりuniconコンデンサは
    良くありませんでした。さっきmuse ファインゴールド セラファインで比べてみましたがmuseはギター絞るとクリーンがキラキラしないのでNG、残る2銘柄で
    比べています。セラファインは最初のエージングが進むと高域のトゲトゲしさが取れてきて凄く良くなってきます。25vと50vがありますが50vがお勧めです。

  4. Castman Hendrix | URL | 4A9T8td.

    Re: 諸々の調整をしました

    ニヤロメさん こんばんは

    私のVOXワウですがどこかの名人が改造した物を買いました。パーツはかなり
    良い物を選んでいるようです。最初、200Kのポットが付いていたり、
    ケミコンの値が小さい物をパラって4.0に近づけていたりしました。

    jimiがオリンピックスタジオでイージーライダーをレコーディングする動画で
    当時のワウのペダル可動域の大きさと高域の効きの良さが確認されます。

    私のは200kのポットだと美味しい範囲が直ぐに過ぎてしまうのと
    できるだけ可動域の全域で変化が欲しい、コイルのQを上げて鳴きを良くしたい
    などの要求から、ポットは100KのPOTZⅡにトランジスタは2N5172からBC109に
    ケミコンは効きの良いセラファイン4.7(20年使用したオールド)に
    入力の68Kを39Kにしてスルーをあわせました。ふつうV847はマイルドなのですが私のはかなり全域で変化が大きくて鳴きまくる感じになりました。

    ワウは内部のインピーダンスが高いまま信号のやり取りがありますのでスイッチで抵抗を切り変えたり、抵抗をヴォリューム置き換えて信号を引き回すと接点が
    多くなり鳴きがピュアでなくなります。メーカー製のワウで切替やボリュームを増設してある物は入力にバッファーが追加してあったり、送り出しのトランジスタが追加されていたりして信号劣化のハードルはクリアされていますが逆にバッファーなどの影響が表に出てきたりしてこの辺りが難しいところですね。

  5. ニャロメ | URL | 1.b4PuJs

    Re: 諸々の調整をしました

    v-283 オコンニチワ !! 、Castmanさん。

    詳しく丁寧に教えて頂いて本当に有難う御座いました。

    とっても参考になりましたので、
    軍資金ができ次第、早速モディファイに取り掛かります。v-410

    目指すは、ジミヘンのバンド・オブ・ジプシーズ以降の音を目指します。v-410v-438v-426

  6. JAKE(じゃけ) | URL | z8Ev11P6

    出張お疲れ様です

    国民宿舎は、私も出張の際にたまに泊まりますが、料理が美味しく格安でいいですね。

    ユニコンのコンデンサー!ビンテージっぽくて面白そうですね!どんな音のキャラクターなのか、また教えてくださいv-10

    次回感光基板を作る時には、私もFuzz FaceのCastman師範バージョンを2~3枚作らせていただこうと思います。

  7. Castman Hendrix | URL | 4A9T8td.

    Re: 諸々の調整をしました

    ニャロメさん

    実は今日のことですがRinの抵抗を39kにしていたのですが効きがやっぱり悪いと感じて47kに戻しました。
    そしてついでにインダクターと並列のRを色々換えてみました。
    私のはカーボンソリッドの36Kがつけられていたので取り外して実測してみたところ39.5Kありました。100Kや47Kなんかも試しましたが結局元の36K(39.5K)
    に戻してしまいました。どこかを満たすとどこかが引っ込んでワウは難しいですね、私にはちょっと荷が重いのでwah2というファクトリーのキットを買ってみようかと思案しています。

  8. Castman Hendrix | URL | 4A9T8td.

    Re: 諸々の調整をしました

    JAKEさん
    UNICONやELNAの70年代に買ってあったアキシャルタイプ(チューブラ型)は
    見た目が渋いので思わずトランジスタのソケットを排除したついでに取り付けてみました。エージングもかなりしましたのでワクワクしながら昨日弾いてみたのですが両方とも全く駄目でした!フルに歪ませるとボケまくるのです。ギターを絞っても綺麗な倍音が出ませんでした。別銘柄で選別をしてみたのですがファインゴールドも捨てがたいのですがやっぱり50Vのセラファインが最高でした。
    今回昔に買った赤と最近買った黒を慎重に聞き比べましたが黒が良かったです。

    次回は基盤を作られるんですね、JAKEさんのノウハウを導入して基板や配線材に
    こだわりましたが素晴らしい物ができました。あの基板はケミコンのアキシャル型にも少しパターンを伸ばせばバッチリです。

  9. 通りすがり | URL | 3fP8K/.I

    Re: 諸々の調整をしました

    はじめまして。

    私もジミサウンドを色々と研究してますが、ワウならwah2さんのところのキットはかなりオススメです。
    トランジスタをSGSにし、スチコンや一部の抵抗をいじるとストレート・アヘッドあたりのトーンと言いますか、ギターのボリュームで仔猫の鳴き声みたいなのからハイが暴れ、ミッド膨らむトーンまで出ます。

    ウッドストックみたいなトーンならBC109も良いですが。。。
    今はアウトバッファを色々試してますけどなかなか難しいですね f^_^;)

  10. Castman Hendrix | URL | 4A9T8td.

    Re: 諸々の調整をしました

    通りすがりのjimiファン様

    耳寄りな情報をありがとうございます!Straight Ahead!良いですね、
    アトランタでのブレイクの部分なんかは鳴きが素晴らしいです。
    私はワウは本当に難しいと感じておりますし何より殆ど知識がありませんので
    また色々と教えてください。SGSというのもはじめて知りました、
    これからもよろしくお願いします。

  11. 通りすがりのSRVファン | URL | eBcs6aYE

    Re: 諸々の調整をしました

    いつもかなりコアな記事、参考にさせてもらっています。
    昔からず~っとおかしい???と思っている未解決なことがあります。
    ストラト→Wah→FuzzFace→UniVibe系揺物→ANPという感じでやっていますが…
    Fuzzを踏みながらWahを使うとなぜかWahのかかりが半減してしまうのは何か原因があるのでしょうか?
    腕が悪いんでしょうか?
    後者だとしたら・・・何もいえませんが^^;
    ご教示ください、よろしくお願いします。

  12. Castman | URL | 4A9T8td.

    Re: 諸々の調整をしました

    通りすがりのSRVファンさん こんにちは!
    ご質問のワウの効きが悪いのは何故か?についてですがこれはfuzzfaceとワウの組み合わせでは良くあることで、原因はfuzzfaceのトランジスタの増幅率が大きすぎてワウで作られたシェイプが飽和してしまい変化が乏しくなるのが原因です。fuzzfaceの設計は60年代初頭ですから当時のpnpゲルマニウムトランジスタは増幅率が非常に低いためfuzzfaceの回路のようにトランジスタの増幅率を目いっぱいとるような設計になっています。

    ところがそれのレプリカでは概ねゲインの高いトランジスタを使うためにゲインボリュームを上げた状態ではピッキングニュアンスやワウのシェイプが出にくい飽和したサウンドとなるわけです。

    自作の場合は製作する前に大量のゲルマトランジスタの中から増幅率やサウンドのマッチングを取り選別するわけですが、製品の場合は基板上に50kオームの半固定抵抗を追加してギターからのインプットゲインを少し絞ってから増幅する方法を取るのがベストです。私のブログ記事に2010年2月のファズフェイス調整の写真がありますが基板上に追加された白いパーツがこの半固定ボリュームになります。私の場合は自作ファズ、購入したfuaafaceもすべてこの改造が施してありどんなに歪ませても、フロントピックアップを使用してもワウのシェイプはクッキリと出るようになっています。

    jimi hendrixの場合も1966~1967年の初期の映像ではワウを踏んだとたんピィーっと発振したりしていましたが69年以降はファズの選別が徹底されていたのか、もしくはロジャーメイヤーが私と同じような改造を施したのか?とにかくfuzzfaceとワウのサウンドが格段に向上していました。ステージフィルムを見てもjimiのワウやファズフェイスがおかしくなる場面がありますが、その瞬間に左のソデからイクイップメントマネージャーのエリックバレットが替えのワウやfuzzfaceを持って登場する場面があります。

  13. SRV-fan | URL | kLoia8aY

    Re: 諸々の調整をしました

    Castman様、詳しいご説明ありがとうございます。
    是非参考にさせていただきます。私もjimiのFilmは知らず知らずたまっています。演奏がおわってから不機嫌そうにwahを蹴り込むシーンなどはやはりそういった深い経緯があったんですね・・・納得です。
    私も50kトリマーと言うものを取り付けてみようかと思います。
     
    ありがとうございました。
    69Fuzz、私も製作してみようかと思います。半田を持ったことがあまり無いのですが、すごく興味があります。
    またぶしつけな質問などしてしまうかもしれませんがよろしくお願いします。

  14. Castman | URL | 4A9T8td.

    Re: 諸々の調整をしました

    SRV-fanさん、こんばんは、jimiのfuzzはニューヨークのマニーズ楽器店から大量に買い込んでその中からエリックバレットが選別していたのだと思います。私も70年代初期のオリジナルファズフェイスを持っていたことがありますがモーモー言って使えた代物ではありませんでした。

    エリックジョンソンやSRVが90年代に古いファズフェイスの中から良いものを選んで使い出したときにはびっくりした記憶があります。おそらく、エンジニアクルーの手が入っていたと考えるのが自然です。

    69ファズもバイアスというつまみがこの入力制限ボリューム50kオームにあたります。90年代にジムダンロップが再生産した"クチ有り”ファズフェイスは再生産のNKT275ゲルマトランジスタが使われていて、ロットの初期の物に限りますがhfeが2本とも100前後の物が多数存在します。これに基板上に50k半固定を一つ追加するだけで物凄く扱いやすいものに生まれ変わるんです。ファズフェイスに追加する場合は基板上に3か所穴をあけてプリントパターンを少し修正するだけですのですごく簡単です。また時間があるときに基盤の写真を載せてみます。

    日本製のトランジスタも相当数試してお気に入りの物もあるのですがNKT275はギターのボリュームを絞った時に日本製のようにへなへなの虚弱な音にならずに芯が残ったまま減衰する感じです。この傾向は60年代のNOSが使われているサンライオンでもそうですし、90年代再生産物でも変わりませんので何か秘密がありそうです。

  15. SRV-Fan | URL | kLoia8aY

    Re: 諸々の調整をしました

    Castman様こんにちは、詳しい情報をありがとうございます。

    NKT275の固体はまだ触ったことがありませんので是非手に入れてみようかと思います。
    今の現行の赤いものは持っていますが・・・NTK275ではなくNTE158というものが付いています。
    ちょっと自分でも色々調べて研究してみます。
    貴重な情報ありがとうございました。
    最近のFuzzFace使いで中々かっこいい人居ます。Philip Sayceと言うENG人です。
    68製BC183LのFuzzFaceを愛用してます。中々のJIMIフリークぶりを見せてくれますよ。http://www.musicradar.com/guitarist/on-the-road-philip-sayce-gear-video-361469

  16. SRV-Fan | URL | -

    Re: 諸々の調整をしました

    こんにちは、上のコメントのリンクが変なところに逝っちゃいますね。
    張りなおしておきます。

    part one →http://www.youtube.com/watch?v=74asTVcfCkM

    part twe →http://www.youtube.com/watch?NR=1&feature=fvwp&v=pTSgEoe_g6U

    すごくいいFuzz音出してます。1968年製FuzzFace-BC138Lシリコンの音です。

  17. Castman | URL | 4A9T8td.

    Re: 諸々の調整をしました

    耳寄りな情報ありがとうございます。良い音してますねぇ!68年にシリコンの個体があったんですね。70年に入ってBC108Cとかのは写真で見たことがあります。jimiの音源ではアトランタなんかはおそらくシリコンのようです。

    私も小学生のころからこういった電子工作関係が好きでそのことが割と周りにしれていたことから後々楽器屋さん関係からファズフェイスの修理を仰せつかったことがありました。今思えばその時の内部基盤の写真やパーツメモなど残しておけばよかったと思っています。

    主な修理内容は冬場に音が途切れる(トランジスタのアンマッチング)とか夏にモーモーとコントロール不能なほど歪のでワウが効かない(増幅率過多)や音そのものが出ない(ハンダペーストによる腐食)といった内容です。ファズフェイスは余程アタリが良くない限り無調整でコントローラブルな個体は少ないので私の手元に来た時にはすでに半田バージンではない状態が多かったと記憶しています。今だったらトランジスタのアンマッチングにはQ2のコレクタに調整抵抗を入れたり増幅過多には先の50Kトリマーを迷わず挿入するとおもいます。

    上のリンクのサウンドもそうですがギター弾きにとりましてもっとも大切なのはデカいアンプとリンゴを握りつぶす握力ではないかと(笑)、、、フェンダーでもマーシャルでもなんでもいいのですが、100Wのプッシュプル真空管アンプで床や壁が震えるくらいの音量で弾きますとやっぱり良い音するんですがこれが50Wのマーシャルではダメなんですね、嫁や息子から言わせるとなんじゃそりゃと言われるんですが1チャンネルのマスターボリューム無しのが最高なんですよね。

  18. SRV-fan | URL | kLoia8aY

    Re: 諸々の調整をしました

    Castmanさんこんにちは、みつけましたよあのSRV愛用のBC183仕様のFuzzFaceを・・・

    http://www.youtube.com/watch?v=aEJHDf5CbEo

    知っていたらすみませんです。もうじき発売?E.JohnsonモデルのFuzzFaceは
    BC183シリコントランジスタらしいですよ。値段がえらいことになっとります。

    J.bonamassaのFuzzFaceはロシアのミリタリー物のN.O.Sでゲルマ二ウムみたいですね。

    私もBC183LのFuzzFaceをずっとずっと昔から探していましたが・・・いいものに出会うことが出来ませんでした。それが今では10万もの値段になっております。

    10年くらい前にN.Yに旅行に行った時、マンハッタンの全ての楽器屋は制覇しましたが・・・いいものにめぐり合えずでした。
    それを考えたらEJモデルは決して高くない???かなとも思います。
    トランジスタもセレクト物らしいですし、ただやはりJ.bonamassaモデル同様、玉数少ないんでしょうね。

    *もちろん、この時にJimiの「Electric Lady Studio」にも行って来ました。
    あちらでは、時代とかは関係なく伝説の男として様々なところでJimiに関連するものがあります。壁や路面に描かれた等身大の絵、Tシャツ、ブート音源、ステッカーなどなどいまだにあると思います。現代でもそれだけの影響力のある人物だったんですね・・・彼の残した音楽、ギターの鳴らし方、奏法、生き様とどこを切っても金太郎飴(古っ!)のようにJimi Hendrixなんです。

    Jimiを知ってから、かれこれ30余年・・・未だにJimiのとりこのままです。
    SRVをはじめて耳にしたときは・・・生まれ変わりだ!と思いました。
    そんな彼も若くしてこの世を去って行ってしまいました。

    ところで、僕もMarshall欲しいな~・・・FuzzFaceもMarshallもEngland生まれ。
    やはり生まれ故郷の同じものの組み合わせが一番ですよね。

  19. Castman | URL | 4A9T8td.

    Re: 諸々の調整をしました

    SRV-Fanさんこんばんは、N.Yでお宝探しをされたとのこととてもうらやましいですね。80年代初期くらいから日本の業者がアメリカ中のお宝を買いあさったのでやっぱり世界で一番良い物があるのが日本だと思います。よく、再生産企画物のFUZZFACEが過去にもかなりいいお値段で出ていますよね、アタリだと良いんですが私ならそんなのは買わずに自分で作るか改造します。でも自分でこだわって作るとパーツ代だけでもう一台買えるくらいかかりますけどねー。

    ヴィンテージのレスポールが3000万円これは買えるわけがありません、ヴィンテージのFUZZ FACEが20万円これはちょっとモノ自体にそんな値打ちはないと考えます。(自分で作れば遥かに良い物ができるから)、69年の貼りメイプルストラトキャスターは安くても200万円、これはカスタムショップの69を何本も買ってきて所有欲を満たします。で最後がアンプです、69年から72年までのマーシャル100Wとキャビがセットで60万円これは充分に買えるお値段ですし実際にこの年代の物でしか出ないサウンドを体験すると充分安い出費だと思います。

    要するにアンプだけが馬鹿げた値段がつかずに買える範疇だということとギターを変えるより、エフェクターを変えるよりアンプにドーンとコストをつぎ込むのが最も価格対効果比が高いと思います。

    今年もイギリス製の特注ロッドを買っちゃったので遠のきましたが私はこれから古いマーシャルをヘッドとキャビをセットでコレクトしていきたいんです。範囲はこだわりがあって68年~76年前半までのスモールロゴ、ピンスイッチの100Wを集めたいんです。今のところ75年前後のちょっとゲインが高い個体でローがぼけずにガツーンと鳴るやつを自分で多少手を入れて仕上げていきたいなーと、こういうのが中々楽しいんです。

  20. とくちゃん | URL | iq01hQ1g

    Re:諸々の調整をしました

    Castmanさん

    こんにちは
    はじめましてJimiファンでここにたどり着いたとくちゃんと言います。
    Castmanさんの費用対効果でアンプにつぎ込むという意見興味深く読ませていただきました。
    実は私はJimiのサウンドに関して録音まで含めてファンなのでJimiがスタジオで出していたであろう生音よりも、CDなどで聞けるスピーカー、マイク、レコーダー、スタジオエフェクト、もっと言えばアンプを鳴らした空間までも可能な限り再現したいと思ってしまっている気○が○です。
    そういう点で考えると、アンプ以降の部分が一番再現が難しくスタジオまで再現するなら数千万のコストがかかってしまうわけです。
    さすがの気○が○もそれはあきらめ、Castmanさんとは異なりギター、エフェクトにお金をつぎ込んでいます。アンプは録音までをトータルで考えていろいろシミュレーターを検討した結果、一番音に影響のでるスピーカー、マイク、スタジオをもっとも良く再現できるRedwireのIRが使えるOverLoud社のTH2を使っています。アンプのシミュレーションはしょぼいですがRedwireを使うとどんなシミュレータよりリアルな音が得られます。
    それとギター、エフェクトですが、90点を狙うならカスタムショップやクローンで良いと思いますが、残りの10点は本物のビンテージを使わないと得られないと思います。10点のために数百万つぎ込むのは費用対効果的にはナンセンスですが超えられない壁があることを実物を触ってみて実感しています。ですので当然TH2とRedwireも実物と同じ音は出せません。なんだか矛盾していますね(笑)
    結局何にこだわるか、人それぞれですね(笑)音よりプレイにこだわる方もいますしね。私はギター歴30年位になりますがプレイにこだわれるほど上達できませんでした・・・・

  21. Castman | URL | 4A9T8td.

    Re:諸々の調整をしました

    とくちゃんさん、コメントありがとうございます。いやぁー大変なこだわりをお持ちで素晴らしいことだと思います!シュミレータを含めた音作りも私には未知の世界ですしヴィンテージの69年物なんてとてもとてもという感じです。

    jimiのエレクトリックレディーランドって一番最初はポリドールのアナログ日本盤を買いましたがその音源と2010年リマスターとを聴き比べてもとても同じとは思えないほど音質も空気も違うのでそういった録音やカッティングも含めた音源のあり方に改めて驚かされることが多いです。jimiのギターサウンドをシュミレートしたpuにリンディーの物がありますが、あのピックアップのレビューなどで高域が耳に付くとおっしゃる方は殆どの方がマーシャルではない(笑)、あのpuって低域が物凄くタイト且つ前に出てくるんですがこの感触はキャビネットやスピーカーのコーン自体歪むような古いマーシャルに繋がないと出ないんです。低域の倍音がフォ~ォンンってフィードバックする感じが堪りません。しかし、これが本当にジミが出した音ではないかもしれませんが(笑)極たまに台風接近の夜しかできませんがマーシャルのアッテネータを外してヴォリュームを上げることがあります。ヴォリューム6くらいでもう地鳴りがしてスピーカーからの風を感じてこの時の歪がもう最高です!(笑)

  22. とくちゃん | URL | iq01hQ1g

    Re:諸々の調整をしました

    Castmanさん

    こんにちは
    Castmanさんのお話を伺っていると、まさに経験した物だけが知る世界といった感じですね!
    私は、アンプはもう一人のフェイバリットのPinkFloydのギルモアの影響でHIWATTの50W,BoogieのMKⅢとコンボのみしか持っていませんが、神田にあるギターショップで、あるギターを購入する際、69年の100Wプレキシで試奏させてもらったことがあります。
    そのギターは店主いわくモンタレーのジミドンズバな音ですとのことでしたが実際プレキシでならしてみると????でした。
    その時が初めてのプレキシ体験だったので感覚がつかめなかったのでしょう。
    不安はありましたがそのギターを入手しなければ多分、同じ仕様のギターに一生巡り会えないだろうと思い購入しました。
    しかし、不安をよそに自分のTH2を中心としたいつものシステムで鳴らしたところ涙が出そうなくらいジミの音がしました。
    プレキシで似ていないのにシミュレーターの方が似ていると感じるのは自分はいつも録音された音を基準にしているからなのだろうと思います。
    許されるなら私もCastmanさんのようにプレキシを鳴らして録音までできるマイスタジオが欲しいですね。
    そういえば今の会社に就職した当時の夢は、早く脱サラして貸スタジオのオーナーになって夜は自分でギターを弾きまくるでした(笑)。

  23. Castman | URL | 4A9T8td.

    Re:諸々の調整をしました

    とくちゃんさん、こんばんは。是非素晴らしいスタジオを作ってください!私が一緒にやっておりましたドラマーは、自宅の敷地を自らユンボで掘り、型枠を組んで地下に立派なスタジオを作ってしまいました。最初はスタジオ2ルーム+ミキシングルームでしたが今では拡張してスタジオ4ルームに成っています。これは殆ど自分で行ったので金額はかなり安くついたそうです。また他の例ですが、鉄筋RC造りの自宅の2階にミキシングルーム+スタジオ完全防音を作ったお宅にお邪魔したことがありますが(製作費2000万とか)、コンソール類も素晴らしい設備でした。私の場合ですが自宅を新築の際に部屋の床のみ補強をお願いして、電源の強化や天井の強化、天井配線、窓の防音は日曜大工で自分で行いました。アッテネーターは必需品ですが夜の11時でもマーシャルやフェンダーの100Wをそこそこの音では鳴らせます。また他の友人はヤマハの防音スタジオユニットを新築時に組み込んでいて扉は2重の本格仕様で音は殆どもれません。これだとユニットの仕様や広さにより価格も200~400位だそうです。

    マーシャルのプレキシグラスは69年前半までで69後半からは私と同じメタルプレートです。私も今まで色々と所有したり試奏したりしましたが、やはりAシリアル(69年と70年)が史上一番歪みませんでした。で、なぜかCシリアル(71年)が良く歪むのにタイトである、プレキシのようにブーミーにならないというのでコレクターの間では71年~72年一杯までのメタルプレートモデルが人気です。(特にハードロッカー)不思議ですが73年になるとまた低域が割れだすので一度調べてみたことがありますが、初段や2段目のスプリットカソードに使われるバイパスコンデンサの色が違っていました。そして、74年や75年の1959に71年の当りに匹敵するほど素晴らしいものがあり価格も非常に安く流通しています。マーシャルは同じ年代でも使われ方もあって個体差が非常に大きくて、調整もバイアスが深いとコンプレッション過多、浅いとベキベキになります。でも、まぁそれだけ好みの幅も広がるので要するに自分が好きなのを選んで買えば良いという話なんです。

    とくちゃんさんのおっしゃるように良い物に出会ったら迷わずにお買い上げ!これは素晴らしいことですし実際に逃すと二度と巡り合えないことが多いです。私も後悔しきりです!(笑)

    大体、私のようなオヤジ世代は子育てが終わりつつあるか、終わったかで若いころ買えなかったギターやらバイクやら車やらに情熱を傾ける人が多いんです。かく云う私も実はいつかは黒のランボルギーニに乗りたい、乗りたいと頭の中で呪文を唱えております。偉大なる無駄に乾杯(笑)

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