FULLTONE'69コピー機の製作8

2008年11月02日 22:18

きょう、やっと久しぶりに休日がとれました。午前中は明日以降の仕事の準備に、午後からは測定器軍団のクリーニングと保守を行いました。まだまだ時間が足りなくて広島のF村さんから預かったABUリールのチューニングもできておりませんがオシロの画像を早速お届けしましょう。

PB020001.jpg
・TRIOのオシレーターから1khzのサイン波を入力します。綺麗なサインカーブです。


PB020002.jpg
・次にfuzzはon、2段目のトリマーを最小にします(コレクタ負荷最小)上側の波形は綺麗なカーブを保っています。サウンド的には艶あり、ダイナミックレンジ大、ワウの効きはややおとなしめ。


PB020005.jpg
・続いてトリマー最大(コレクタ付加最大で)で増幅度が上がると上側の波形がクリップしてきます。ワウの効きは良くなりますが、艶がなくなりピッキングの強弱が付けにくくなります。Fuzzツマミ(Q2のエミッタ側抵抗)との兼ね合いで増幅度が変化します。このトリマーを上げていくと突然大きく波形が歪むポイントがありこの直前にセットします。ちなみにアナログマンのSUNFACEのbiasダイアルはこのQ2のコレクタ負荷トリマーを表に出したものです。


PB020007.jpg
・Fuzzダイアルを徐々に上げていくと

PB020008.jpg
・ご覧のように矩形波のように歪んでいきます。下側波形の幅が広く周波数の低いところから歪んでいるようです。これがシリコントランジスタですともう少し高い周波数のところからちょん切れて行くようになります。やっぱりゲルマのほうが私は好きですね。


PB020009.jpg
・プリゲインを上げていくとノーマルfuzzfaceのようなブーミーなサウンドに、、、


PB020010.jpg
・プリゲインを下げると上側の波形がサイン波に、下側が歪波形に。


PB020013.jpg
・そして私がマーシャルに繋げるときのツマミの位置ではこんな感じとなりました。

ちなみにギター側のボリュームを絞った状態を出すためにオシレーターの出力を絞ってみるとなだらかに変化しながらサイン波形へと近づいていきます。このなだらかに、、、というところがダイオードクリッパーで波形を切っていない良いところなんでしょうね。

色々と、トランジスタをとっかえひっかえしてみましたがQ1,Q2にそれぞれ2SB116/NKT275を配置し、最高のhfe組み合わせを3組確保できました。色々な銘柄違いを50本近く集めて3組の6個です。マイクフラーが製造中止にする理由を痛感しましたね~とりあえずベストのトランジスタが決まりましたのでソケット挿しを廃止してハンダ付けにします。ソケットってやっぱり音的にはNGですので。

q1のコレクタ負荷を固定にせず軽い方向に変化させていくようにトリマーを直列に入れれば気温差に関係なくQ1に使えるトランジスタの選択肢が一気に広がります。どのような可変範囲が良いかは前後にトランジスタの性質にもよるので一概には言えませんがまぁ皆さんやってみてください。

マイクフラーやアナログマンのエンジニア、ラインホルドボグナー、みんなおそらくカットandトライ方式のエンジニアさんだと思います。エンジニア上がりのエンジニアではなくギター弾きのエンジニアなんでしょうねきっと。

で、この69modファズをマーシャルに繋げてみると!!!エゲツナイ低域がおなかにズンズン、スウィートな中高域の倍音がスーッと伸びて行きいつまでも弾いていたい感じがします。また近いうちに新しい音源をアップしてこのファズの実験は終了といたします。


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