Fender The Twin 赤ノブ 黒ノブ その3

2008年11月23日 22:00

いや~忙しくて更新するのをさっぱり忘れていました。仕事をして、筋トレして、ギターを弾いて、キャスティングの練習もしないといけないので忙しいっす。
それでは、続き行ってみましょう!先ずはアンプのスピーカーの横っちょに
下記のような配置図が貼ってあります。
tube3.jpg

実際のシャーシ上での写真はこちら
cubelei.jpg
これらの配置を見ながら前出の回路図と照らし合わせてみてください。
プリ管と呼ばれる12AX7(7025及びECC83と同等)や12AT7(ECC81と同等)は1つの真空管内部に3極管が2つ封入されています。ココではそれぞれの3極管を回路図の表記どおりにAもしくはBと記す。

☆ドライブチャンネル
・V1A ドライブチャンネルの初段増幅担当。
・V1B トーンコントロールを通ってきた信号をさらに2段目の増幅を行います。
ゲインコントロールは2連のポテンシオメーターを使い、V1Aの後ろ、V2Bの後ろの2箇所を連動させコントロールしています。
V1とV2の真空管を色々と差し替えるとドライブチャンネルのトーンキャラも大きく変わります。
具体的にはV1にはハイゲイン系のモノを持ってくると良く歪みますが、V2にも同系統を持ってくると
サチュレーションが効きすぎて細い音に、正解はV2はヘッドルームが大きいモノにすればハイゲイン且つ非常にスムースで太いサウンドになりここら辺りがサウンド作りの勘所?、、、

・V2A さらにドライブチャンネルの3段目の増幅を行います。
・V2B もう一つおまけに4段目の増幅を行い、次にプレゼンスコントロールへと、、、マーシャルではパワーアンプの出力の一部を位相反転させ前段の位相反転段に戻す(NFB)際に周波数特性を持た
せてプレゼンスをコントロールしています。一方、The Twinではドライブチャンネルだけに適用する
単なる超高域トーンコントロールとして働かせてありさらに、ノブをプルすると、鉄心コイルとコンデンサーによるノッチフィルター(特定の帯域のみ急激に増幅する、又は特定の帯域のみ通す)特性を
持たせています。比較的ローインピーダンス領域でのフィルターとなりますので効き方が非常にクリティカルでディストーションサウンドの最後の色づけとしてとても重要であり、実際にも重宝します。
もう少し具体的にいえば、慣らす環境や(部屋、スタジオ)繋ぐギターが変化することで変わる要素を補正するときなどに使えば良いと思います。このあと、リバーブ回路へ~

☆クリーンチャンネル
・V7B クリーンチャンネルの初段増幅担当。
・V7A トーンコントロールを通ったあとの2段目の増幅です。このあと出力の分岐がリバーブ回路へ

☆リバーブ回路
・V8AとV8B かの有名なスプリングリバーブユニットへ送り出す(ドライブ)ための送り出しアンプ。
プレート電流が12AX7よりも大きい12AT7が使われます。
・V9B リバーブユニットで減衰した信号を電圧増幅するためのリターンアンプ。
リバーブを上げるとノイズがひどい、信号がふらつくなどの症状はV8やV9の仕業。

☆ミキシング回路
・V9A リバーブからリターンしてきたクリーンチャンネル、ドライブチャンネルのそれぞれの信号をココでMIXさせるためのアンプ。
・V3B プリアンプアウトプット(SEND)させるためにカソードフォロワで電流増幅をさせるためのアンプ。
・V3A プリアンプリターンアンプ。減衰分を電圧増幅で補い次の位相反転段へ~

☆位相反転段(ドライバー)
・V4AとV4B 出力管の6L6GCをドライブさせられるように同電位で逆相の信号をココで作り上げます。充分なドライブ電力を得るためにプレート電流が大きな12AT7が使われています。

☆出力段 6L6GCパラレルプッシュプル
・V5とV6
・V10とV11
上記の2本でプッシュプルでそれが2組並列でパラレルプッシュプルとなっていて
後ほど触れますが、このパラレルのうちどちらかの組を抜くか残すかすれば50W駆動が可能です。(要bias調整)   以後、回路図詳細解説へと続く~
 あ~しんど。


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://castman.blog64.fc2.com/tb.php/23-f428abb2
    この記事へのトラックバック


    最新記事