マーシャルのパワー管交換

2008年12月26日 22:24

先日落札した真空管が今日到着しました!ドイツの真空管セレクトメーカー、TAD(Tube Amp Doctor)が選別したEL34B-STRというタイプです。電極やガラス管の作りなどから高品質な感じが伝わってきます。一応、ミルスペック(軍用規格)なのだそうです。かなりお安く買うことができました。
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外見は6CA7と同じくらいに太くて頑丈な印象です。
造りが良くて眺めているだけでわくわくしてきます、電気少年(いや、親父)共通の症状です。
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早速、改造マーシャルにインプット!ヒーターに充分通電してからプレート電流を低めでスタート。
10分ほど暖機してからバイアス調整に入りました。あまり深いとやはり元気がありません、35mA~45mA位の間で出音を比べてみました。(増設したBIASアジャスト機構が便利です)まぁ、新品でもありますのであまり無理をせずアイドリングはプレート電圧456V、グリッド電圧マイナス33.3V、プレート電流は38mAにしてみました。456*0.038=17.3Wのプレート損失となり丁度最大損失の70%位と安全運転です。今日はめんどくさいのでしませんでしたがオシロを使う場合は、スピーカーの代わりにダミロードを繋ぎ、低周波発信機から入力アッテネーターを経てマーシャルにインプット。プレート電流を低いところ(バイアスの深いところ)から波形を観測。プレート電流を少しずつ上げていくと波形の上下が形と振幅が一致し歪も少なくなる地点がありますのでそこに合わせます。聴感上の調整点と波形を見ての調整点は当然一致しませんが、、、
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サウンドの方ですがビデオムービーが治り次第 69ファズのムービーと同時にアップしますが、音像がくっきりしていて、スィートな高域と非常にタイトな低域でマーシャルの美味しいところであるジョり~ン、ギャリ~ンという暴れ感が最高です!MODマーシャルのドライブチャンネルではフロントピックアップやミドルの5弦6弦でも決してブーミーにならずに腹にゴンゴン来る低域がGOODでした。家ではマスターをあまり上げれませんがそれでも嫁はんストップがかかるまで延々と弾いていたいようなエゲツナイサウンドです。

どうもこのTADのEL34B-STRはクリッピングポイントが早いようで同じプリアンプ設定ではかなり感度が高いように感じます。それとギター側のヴォリュームを絞っても高域があまり減衰せずシャリーンのままというEL34特有の性質もよく出ています。余談になりますがそもそもオールドマーシャルの当たり外れのはずれの代表的症状としては目一杯歪ませたときに低域がボワつくもしくは割れるというのがあります。マーシャルmodチューナーの多くはプリの段数を増設してゲインを稼ぎ、段間の受け渡しでブーミーの元をフィルターで切っているようで一様にハイゲインでも低域がタイトでボワつかないという傾向があるようです。
↓この妖しくも柔らかい光、小学生の頃は真空管テレビを弄くりまわしてよく感電してたな~。
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