・Ampeg リージャクソン ギターアンプにBIAS調整機構の取り付け

2014年09月17日 00:02

☆ Ampeg Lee Jackson VL 1002 Biasing System

・バイアス調整をする際に必要な電流検出用のジャックと調整用ボリュームをシャーシ裏に取り付けます。
先ずは電源基盤とパワーアンプ基盤を取り外します。
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・外す前にコネクターの接続などを写真に撮ったり、コネクターと基板上に番号を書き込みます。
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・外したパワーアンプ基盤のパワー管のソケット部分のパターンのうち、カソードとサプレッサーグリッドの一体になったパターン部分をルーターで削りカソードがアースに落ちないようにします。
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・8番ピン カソードのパターン部分に穴をあけて1オームの抵抗を挿入して1番ピン サプレッサーグリッド(アース)と繋ぎます。カソード側からはチップジャック端子に行くリード線を取り付けます。
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・次に電源基盤を取り外してバイアス調整用の半固定抵抗25KΩを取り外します。今回はグリッドの電位をより深い方向に調整できるように50KΩBカーブのボリュームをシャーシ裏に取り付けました。25kΩ→50kΩB
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・各種配線が完成。シャーシに組み込みます。ハンダの際に出たフラックスやハンダクズをブレーキパーツクリーナを使ってふき取っておきます。
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・基盤を戻してジャックとボリュームに配線します。チップジャックやボリュームのネジは100%緩んでくるのでネジロックを垂らしておきます。 (ampeg vl-1002 bias)
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・完成しました。ソケットを改造して作るバイアスキングもどきという方法もあるのですが見た目も調整手順もブサイクですしシャーシのヘッドクリアランスの狭い箱では調整できませんので私は過去に所有したマーシャルなども全てこんな感じでシャーシに取り付けてあります。シャーシに穴を開けたくないという場合にはアルミのサブシャーシに組んでから本体シャーシに両面テープで取り付ける方法もあります。 (ampeg vl-1002 bias)
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・取り付け位置は内部の基盤などと干渉しないで、デザイン的なことも考えて位置決めします。真空管のアイドリング電流などはエイジングが進むにつれて変動するのが常です。基盤を引っ張り出したり、シャーシに穴をあけたりと面倒な作業ですが完成してしまえばライブ会場などでもテスター1個あれば常に調整が可能です。自分はバイアスの調整は音で行うことが多いのですがそのためには知っておかないといけない電気的なノウハウが必要です。マーシャルなどの3段増幅と改造マーシャル系の4段増幅とでは浅い深いの結果もかなり違ってきます。パワー真空管を長持ちさせつつ良い音で仕事をさせる為にはきちんとした調整が必要です。 最後にハムバランサーの調整をオシロスコープの波形がいちばん平坦になるところに合わせて終了。 (ampeg vl-1002 bias)
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