・Fender Deluxe Reverb Ⅱ EL84 ↔6V6GT Support BIAS MOD

2014年12月18日 23:12

・先日組み込んだバイアス調整機構はグリッドバイアスの調整範囲が-34V~-21VでこれではEL84だとバイアスが深すぎて作動しませんので6V6GTとEL84の両方が使えるように変更してみました。変更後の回路図です。広いバイアス電位を確保したいのでvolume potが30k→50kにブリーダー抵抗が47k→22kに変更して、グリッドが-32.8V~-10.4Vまでカバーすることにします。当初EL84でプレート電圧400V超えはどうなん?っと調べてみたら先日購入したVHT PITTBULL 45 COMBOがプレート417Vとさらに高い電圧運用だったことからやってみた次第です。
deluxe reverb Ⅱ EL84 Support biassing

・EL84にソケットアダプターを履かせて差し替えます。可変範囲が6V6,EL84両方に丁度良い範囲になるようにブリーダー抵抗をいろいろ組み合わせを変えて測定していきます。
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・当初の47kΩだとEL34,6V6GTにはちょうど良いのですが、このアンプでEL34は別途ヒータートランスを増設しないと容量不足で使えません。それにEL84にはグリッド電位が最も浅くて-20Vどまりなのでこれもプレートに電流が流れずスイングできません。ということなのでこのアンプでは6V6GTとEL84の使用に絞ってみたいと思います。
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・EL84を挿し、入力にオシレータ―から1khzの正弦波を入力してダミーロードの両端をオシロスコープで読みます。バイアスが深すぎ、プレート電流が少ないとプッシュプルの合成にcrossover distortionがでています。
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・-14V前後でスイングさせると綺麗な波形になりました。こういう基本的な動作に関する定数決めの時は音色は関係ないためオシロスコープがあるととても便利です。
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・ハンダ付けが終わったら各電極の値を測定して記録。早速組み込んで弾いてみました!左右のバイアスを弾きながら決めていきます。左右2組調整できるのでペアチューブでなくても使えるのが良いですね。グリッドバイアス-13.9V、Ip 18.5mA内外でバッチリ良い音が出ました。6V6よりも音色の中心がややミッド寄りに柔らかくなって、歪み出しのポイントが早く来るのでコンプレッションとサスティーン、フロントやミドルでの枯れた倍音感が抜群でこれは素晴らしい結果となりました。調整幅を広くとりたいために50Kポットにしたのですが容易にゼロバランスに調整できました。パーツは東京コスモスのポット400円が2個、2Wの金属皮膜抵抗20円が2個、3Pラグですので1000円でおつりが来ます。6V6系のアンプのオーナーはぜひやってみてください。※ボリュームを上げ気味での作動ではプレート赤熱と最大電流値の監視が必要です。
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コメント

  1. ロケンローラー | URL | JalddpaA

    偽サイト

    こんにちは。
    相変わらず、マニアックな内容に釘づけになっております。

    先日、またPITTBULL7のプリ管を変えてみようといろいろ探していたら、安いお店を発見。しかーしっ!

    http://www.myguitarroad.com/

    ここは偽サイトです。
    あぽろんでもイケベ楽器でも、イシバシ楽器でもありません。


    わずか3000円ちょっとの金額を騙されただけで済みましたが、何万もする機材を注文しなくて良かったです。

    みなさん、お気を付け下さい。

    最初はメールの返信が来てましたが、お金を振り込んだあとは発送したというだけで、運送会社名、問い合わせ番号も教えてくれず、12月5日に注文した物が現在も届いていません。(入金は8日)

    近々、警察に被害届を出そうと思っています。

    ちなみに真空管を買うのは(プリ管、整流管)みなさんどちらでご購入されていますか?

    私はサウンドハウス、ギャレットオーディオ、ヴィンテージサウンドしか知りません。

  2. Castman | URL | 4A9T8td.

    Re:・Fender Deluxe Reverb Ⅱ EL84 ↔6V6GT Support BIAS MOD

    やられてしまいましたか!お気の毒です。会社概要の説明文や代表者氏名の表記もおかしな感じですね。まえに釣り具でも同様なサイトがありました。気をつけたいですね!

    真空管をまとめて買う場合などは送料との兼ね合いも考慮して海外のショップなんかも良いですねhttp://www.boiaudioworks.com/ 

    私の場合はオークションの出品物の中から買うことも多くて日ごろからウォッチして良さそうなのを選んで買っています。松下なんかはショップだと高くて手が出ませんがオークションはその点割安ですね。中古や新品同様品の場合は測定数値のデータが付いているものを選んでいます。今までにかなりの本数を買いましたがトラブルは全くありませんでした。

    オーディオマニアさんが自分の真空管アンプのスペア用にとっておいたペアやクワッドなんかが超破格値で入手できたりするので目が離せません。

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