・Soldano YAMAHA T50C Mod #4

2015年01月11日 00:06

・このアンプの銘板には100Vです~とYAMAHAのシールが貼ってあります。最初書いたようにほとんどのパーツが海外製のこのアンプ。どうやら100V仕様ではなくトランスの1次巻線が120V仕様そのままの改変なしで発売されたようです。
うちのコンセントがAC105V時のヒーター電圧がAC5.3Vですから既定の6.3VになるにはAC125V必要ということになります。今度スライダックで昇圧して確かめてみたいと思いますが昔マーシャルのヘッドなんかも1次側117Vそのままで平気で100V仕様のシールはってましたので妙に納得です。レイダウンスタイルのパワートランスのこのモデル、1次側は確かタップは無かった筈だしバイアス用C電源巻線も独立ではありません。こういう大事なところでコスト削ったらあきませんわなヤマハはん。
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・左右のDCバランス回路への変更は後にしてとりあえず可変できる範囲で使用できる球をスイングできるか試します。
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・ 6L6GC アメリカのSYLVANIA(PHILIPS ECG)  70年代後半?
素晴らしいハーモニクスと低域でバランスが良い感じ。
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・KT66  Tung-Sol 現行ロシア製
このブランドは先ず造りがしっかりしていて素晴らしい。ミッドロ-が張り出す感じ、ヘッドルームが大きくなり6L6よりも歪みにくい。サスティーンさせた時に出るミッドのフィードバックが色っぽい。
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・6V6GTA ’70s SYLVANIA US NAVY
パワー管を歪ませるところまで上げた時のコンプレッションとジョリッとした倍音たっぷりのサウンドが良い感じ。今回のマストアイテム。バイアス回路は球のバラつきによってはそのままだと調整範囲を外れるかも。


・EL34 Tung-Sol ロシア製 このブランドの球はどれも造りが素晴らしい。6L6に比べて歪みだす地点が早くなる。気持ちのいいコンプ感とキレの良さのバランス。GARY MOORE ! 同じEL34族でもJJ製(スロバキア)はピークがハイレンジ寄りで歪みにくい。エレハモ6CA7は粒荒く6L6に近い感じEL34よりもピークがハイレンジ寄り。
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・EL84 (6BQ5) SLVER DRAGON CHINE
6L6やEL34の領域グリッド電位ではプレートに電流が殆ど流れずスイングしない。
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・さらにバイアスを浅くしていくと徐々に増幅しだすが波形にノッチングが発生、綺麗なプッシュプル波形とは言えない。
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・さらにバイアスを浅くして-13V周辺でやっと正常の増幅。
FENDER DELUXE REVERB Ⅱでは素晴らしい選択となったEL84プッシュプルもYAMAHA T50 Cだと少々歪み過ぎる傾向。少しゲインを絞らないと芯がなくなる。ゲインを絞り、マスターを上げ、アッテネーターを使うと素晴らしいサウンドに。
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・マッチドハズレで放置していたSvetlana EL34 と Electro Harmonix 6CA7長い間のうちに出てくるハズレペア!こういうのをDCバランスさせて使いたいというのが一番の改変理由。今回ではSYLVANIA 6V6ペアの次に素晴らしく元気のあるサスティーンでこのペアをこれからしばらく使う予定。
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・EVのスピーカー素晴らしいですね、お買い得でした。自分好みに仕上げてきて益々良いアンプになってきています。各種の様々な試みの最中にとにかく測定データーをチャート表に書き込みます。データ数値、可変範囲などなど測りに測って。次に自分の欲する最大公約数を見つけてパーツ定数の範囲を決めます。次回はDCバランス回路とバイアスレンジ切り替えスイッチの組み込み編へ続く。
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