・FUZZ FACEのゲルマTr選別して SoldanoYAMAHAとDELUXE REVERBⅡで鳴らす

2015年02月03日 23:56

・最近はいかに小音量でもジューシーな倍音たっぷりの極上サウンドを作れるか?にこだわっています。要するに受験勉強の邪魔にならんように遠慮しているわけです。先だって入手改造したこの2機種、両方ともドライブチャンネルにしてプリアンプボリュームを下げていき歪むか歪まないかギリギリの設定にしてストラトキャスターをインプットすると得も言われぬエクストラドライなハーモニクスたっぷりのサウンドが出せます。この2機種を交互に弾きつつ回路図を眺めるとプリアンプ段のカソードバイパスコンデンサにおける値の大小の違いがいかに出音に影響するかということが良くわかります。容量差は25倍の違いでフェンダーは低域までしっかり通す設定でありミッドローに特徴があり、ソルダーノはピークがミッドハイに来る感じ。
soldano-deluxe-reverb001.jpg

・Celestion Gold 12インチ、アルニコマグネットのスピーカーですがデラリバ2に付けて正解でした。耳に痛い嫌な帯域が一切出ずに滑らかな感じです。
soldano-deluxe-reverb002.jpg

・そのdeluxe reverbⅡにはミッドのつまみを引くとミッドブーストする仕組みになっています。というかゲインブーストという方が近い感じ。その帯域を少し下げて自分の好きな帯域がブーストされるようにコンデンサを変えてみました。値だけでなく銘柄もサウンドに影響します。
soldano-deluxe-reverb003.jpg

・1年で一番気温の低いこの時期にゲルマニウムトランジスタの選抜チームからfuzz faceのトランジスタの交換を久しぶりに行ってみました。前述の両方のアンプでのクランチ一歩手前でのセッティングでfuzz faceのfuzzつまみ2時方向、volumeフル、これで絶品のリードサウンドになるよう選別します。お気に入りは松下の2SB348とNECの2SB264の2種類。 松下の2SB348はギターのボリュームにリニアに変化してとてもいい感じ。ノイズも低いです。2SB264は113や116,117などの他のNECのようにハイ上がりになり過ぎずカスレ具合が絶品で非常にローノイズ。NKT275のホワイトドットにも全く引けを取りません。それにこの機種、たまたまなのか使える数値の物が非常に多くてハズレが殆ど無いのもありがたいです。前々からいつかはと思っていたアナログマンのsunlionの完全レプリカを2SB264で作ってみるのも良いかもしれません。
soldano-deluxe-reverb005.jpg



コメント

  1. ロケンローラー | URL | 8iCOsRG2

    原因わかります?

    こんにちは。
    いつも楽しく拝見させていただいております。

    内容がマニアック過ぎて、なかなかコメント出来ませんが、見入ってしまいます。


    昨日、VHT PITTBULL45を持って行ってライブをしてきました。

    今まで2回程、持ち込みでライブをやりその出音に満足していました。

    ですが、昨日持ち込んだところ以下のような症状になりました。

    ・クリーンチャンネルがクリーンとは呼べるような綺麗な音が出ずに歪んでしまう。
    ・ドライブチャンネルはさらに歪み、GAINを落としても音が潰れるような歪みになる。
    ・抜けも良くなし、出音も小さ目

    リハもないライブだったため、本番前の転換の10分しか時間がなかったため、泣く泣くそのままやりました。
    パッと見プリ管の緩みもなかったし(パワー管は見れていません。)、センドリターンのHI/LOのINPUT切替やボリュームもいじってみました。

    これはパワー管の寿命なのでしょうか?
    それともコンデンサでしょうか?
    プリ管以外は確かオリジナルのままですのでいつ寿命が来てもおかしくはないと思っていました。

    もし、心当たりがございましたら教えてください。

    今度の休みの日にじっくり診てみようと思っています。

  2. Castman | URL | 4A9T8td.

    Re:・FUZZ FACEのゲルマTr選別して SoldanoYAMAHAとDELUXE REVERBⅡで鳴らす

    こんばんは、ライヴ直前での不具合は大変でしたね、焦りますよね。

    クリーンもドライブもつぶれたような嫌な歪み,,,
    良く起こりがちなことですね、考えられることを次に記しますのでチェックしてみてください。

    1.スイッチオン後、弾いてみてその嫌な音になった時に4本のパワー管のプレートが赤熱していませんか?→先ずは4本のパワー管の寿命や不良を疑ってみてください。

    赤熱する理由は、
    ・EL84の4本のうち死んでいる管があると電流が余分に流れて赤熱します。このアンプは4本の真空管を2本駆動にする使い方でも赤熱します。
    ・EL84は構造的に電極の保持方法などがぜい弱で振動や機械的なショック弱い。このアンプのようにAB級動作の場合はプレートに400V以上の電圧がかかって、本来のEL84の定格を超えた使い方をされています。→交換する場合は規格がギターアンプ用途に特化されたSOVTECやJJ、TUNG-SOL等の物に変えてみる。
    ・元々お使いのアンプのバイアスが浅い方向にセットされている場合、ライブなどで大音量で長時間の使用をした場合にはパワー管が劣化しやすい。→4本のパワー管を新品にしてバイアス(グリッドの電位)を適正値に合わせる。→ マイナス15V~マイナス13V付近。これ以上0Vに近く浅くすると消耗が早くなります。(バイアスの設定はすべてAB級での使用についてです)

    ・運搬時の振動でソケットの導通不良がないかすべての管をチェック。真空管のピンとソケットの電極は物理的に刺さっていても酸化被膜等で電気的導通不良になる場合も良くおこります。

    ・フエィズインバーター(位相反転段の12AX7)とパワー管の間にあるカップリングコンデンサーが死んでいてフェイズ段の直流電位がパワー管のグリッドに乗ってしまっている→この場合も赤熱します。

    2.フェイズインバーター管(4本のパワー管のすぐ隣の12AX7)の不良。→交換

    3.他のプリアンプ管の不良の場合も音が小さいなどの症状が出ますので疑ってみてください。

    こんな感じでじっくりと試してみてください。

  3. Castman | URL | 4A9T8td.

    Re:・FUZZ FACEのゲルマTr選別して SoldanoYAMAHAとDELUXE REVERBⅡで鳴らす

    ギターアンプの不具合が起こる原因を考えてみました。

    ライヴバンドの場合移動運搬が多いので車の振動などで基盤のハンダクラックや真空管の劣化が起こりやすい。→中古で良いのでクッションの入ったツアーケースに入れるか、使い古しの毛布や布団に包んでアンプ自体を横に寝かすなどして安定する方向で収納する。

    私も移動する場合には毛布にくるんでトランクではなくクッションのある座席の上においています。

    先ほどのコメントで真空管の交換でも治らない場合はシャーシをあけて基板上のパーツの目視チェック、絶縁棒(割り箸)によるハンダクラックチェック、信号を入れてみての電気的チェックが必要になります。

    その前に、簡単にチェックできるスピーカーケーブルの接触なども済ませておいてください。

  4. Castman | URL | 4A9T8td.

    Re:・FUZZ FACEのゲルマTr選別して SoldanoYAMAHAとDELUXE REVERBⅡで鳴らす

    EL84(6BQ5)を交換する場合はチャイナ製や昔のアメリカ製は避けて最近のロシア製のギターアンプ用に設計されたタイプを選んでください。電極の定格が若干上がっていて丈夫です。元々EL84なんてせいぜいプレート電圧は250V位で使われるようにできていますが、ギターアンプでは平気で400V以上かけられていたりします。

    つい最近も私のデラリバ2にバイアス調整して使っておりましたチャイナ製GOLDEN DRAGONのEL84のうちの1本が不具合を起こしました。管の内部で電極が接触して、プレートに過大電流が流れて、カソードに取り付けた1Ω2Wの抵抗が一瞬でパチーンと逝ってしまいました。これは過酷な使い方をされるうちに真空管の内部でスクリーングリッドの電極がカソードにショートしたため起こったと思います。

  5. ロケンローラー | URL | 8iCOsRG2

    Re:・FUZZ FACEのゲルマTr選別して SoldanoYAMAHAとDELUXE REVERBⅡで鳴らす

    おはようございます。

    すごく詳しい解説ありがとうございます。
    今週は木曜日が休みなので、さっそく診てみます。

    結果、報告いたします。

    親切に説明いただきありがとうございます。
    心より感謝いたします。

  6. ロケンローラー | URL | 8iCOsRG2

    VHTアンプ不具合の件

    こんにちは。

    今日、休みでVHT PITTBULL45を診てみました。
    お恥ずかしながら、原因が分かりました。

    なんと、リバーブタンクを押さえているマジックテープが外れていて、磁力でスピーカーにくっついていました。
    大まかにこれが歪みの原因だったと思います。

    ライブ当日は暗くて、また後ろに回ってみるスペースも時間もなかったため、確認できませんでした。

    それを戻したら、今のところ問題はありません。

    あと、ちょっと気になったのですが、パワー管のうち裏側から見て一番右の1本だけがやたら赤く光っています。

    とりあえず、音はきちんと鳴っていますが大丈夫なものでしょうか?
    パワー管交換はやったことがありませんし、バイアス調整だの詳しい知識もありません。

    ちなみに先日悩んでいたBOGNERの40wアンプヘッドはもう売れていました。
    まだ来ていませんが、スタジオリハ用にフロアペダルタイプのHEADを買いました。

    http://www.electroharmonix.co.jp/taurus/stomphead4sl.html

    使ってみて、感想をレビューします。

  7. Castman | URL | 4A9T8td.

    Re:・FUZZ FACEのゲルマTr選別して SoldanoYAMAHAとDELUXE REVERBⅡで鳴らす

    そうでしたか、簡単なトラブルで良かったですね。セレッションのvintageに使われているマグネットは強力ですからね、リバーブパン内部のスプリングが切れていたり外れていたりしてないといいんですが。

    このアンプではEL84にはかなり過酷な使われ方をしていますからパワー管はぼけやすいと思います。赤熱する真空管を外して他のソケットの物と差し替えてみて、差し替えた別のソケットでもその管が赤熱するなら真空管のiPがずれてきたための赤熱です。反対に、いままで赤熱しなかった管をその一番端のソケットに挿すと赤熱するなら以前のコメントで述べたようなことが理由での赤熱です。

    真空管は赤熱させると瞬く間に寿命を迎えますので、真空管が原因の場合は4本全て新品に交換してバイアス調整が必要です。調整ができない場合はしっかりしたエンジニアが居る楽器屋に交換を依頼することになります。どっちにしても赤熱するほどIPが流れたままで使用すると他の部分の部品が焼けたりする場合が多いのでご注意を。

    ちなみにこのVHT PITTBULL 45は裏にあるスイッチをCLASS AにするとEL84のカソードに帰還抵抗が接続されて自己バイアスになるので無調整です。CLASS ABにするとカソードが接地されて固定バイアスになるためバイアス調整が必要です。

    アンプヘッドの新戦力!楽しみです!

  8. ロケンローラー | URL | 8iCOsRG2

    TAURUS STOMPHEAD4

    こんばんは。

    TAURUS STOMPHEAD4の感想です。

    まず、自宅にキャビネットを置いていなかったのでVHT PITTBULL45のスピーカーにつなぎ、8Ωで鳴らしてみました。

    音量は充分過ぎるくらいです。

    まあ、自宅なので大きな音は出せませんでしたが、結果的にはアリです。

    クリーンchにクランチも付いています。
    クリーンは本当にきらびやかです。TONEもよく効きます。
    クランチはそんなに歪みません。

    LEADchはGAINを0しても音が出ます。
    MAXにすると結構歪みます。音は割れません。
    GAINを低めにして使用するとアンプ直で結構良い音がしました。

    なんといってもBOOSTスイッチが付いていて、外部フットスイッチでコントロール出来るので、SOLO⇔バッキングの切替として使用できます。

    なんたって小さく軽いです。

    プリ管は2本入っていまして、とりあえず一つをGROOVE TUBE製の12AX7-Rに替えました。
    なかなか使えると思います。

    知人の自作練習スタジオにキャビネットを2種類おいてありますので
    今度、大音量でピッキングニュアンス等を試してきたいと思います。

    12inch × 4 8Ω
    12inch × 2 16Ω


    いずれもCELESTION VINTAGE30が入っています。

  9. Castman | URL | 4A9T8td.

    Re:・FUZZ FACEのゲルマTr選別して SoldanoYAMAHAとDELUXE REVERBⅡで鳴らす

    ファーストインプレッションありがとうございます!これは中々小さいけれど本格的でバンドマンには重宝するでしょうね!

    リハや本番の度に重たいアンプを持ち運ぶのは大変ですからね!このサイズでプリアンプだけのものはラックでいろいろありますがパワー部も入っているのは画期的ですね、昔と違って今は良いものが安く買えるので本当にいい時代になりました。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://castman.blog64.fc2.com/tb.php/372-31816000
この記事へのトラックバック


最新記事