・マークサンプソン設計 STAR NOVA-110 #4 サウンドチューニング

2016年09月04日 22:14

・セレッションゴールドは新品でしたのでエージングに時間がかかります。その間にノースカロライナのmojotone,東京のGarrettaudio,バンテックエレクトロニクスの各ショップから必要な品を仕入れます。今回は同時進行のfender 75のレストアパーツも一緒に発注しました。
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・サウンドチューニングとは大げさですが、3段あるプリアンプとパワーアンプのそれぞれの自己バイアスカソードバイパスコンデンサの値や銘柄を変えて出てくる音を好みに仕上げていく作業です。ノーマルではエコノミータイプでアナログマンのfuzz等で良く見かけるxicon製がチョイスされています。ちょっと余韻がファットなのが特徴ですがもう少し乾いた倍音を付加できないか探ります。

当初、選別せずにfenderのアンプなどで良く使われていたスプラーグ社の30Dシリーズとジェネラルエレクトリックのケミコンを決め打ちで替えてみたところ中低域が抜けすぎて見事に失敗しました。決め撃ちは必ず失敗するを改めて実感しました。
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・電源のケミコンのうち一番トランス側に近い大きなものだけRUBYのコンデンサに交換。
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・やっぱり非常に時間はかかりますが仕入れたコンデンサ類を仮結線したワイヤーと鰐口クリップを使ってすべてのパターンで鳴らしていきます。いつも感じることですが同じ銘柄容量でも音のバラつきがあります。プリアンプ初段はプレート負荷220Kとかなりゲインが大きくとられています。ここへ見た目は渋いGEの1μを6本すべて試してみますが線が細くなって全く使えません。
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・結局散々試して自分の好みにジャストフィットする組み合わせを見つけることができました。たった4本のコンデンサを変えるだけですが驚くほどの効果があります。定数も細かく変えてみて、時には並列、直列での数値も試してみましたがここまでやると充分納得。あとは鳴らしこむだけです。
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・PtoP配線というと基盤にハトメがあってというのが普通ですがこのアンプは縦ラグに立体配線をしていくタイプです。オーディオアンプに多い方式ですが立体なのと端子にからげてハンダという事からパーツの交換がやや面倒です。プリアンプ段用の電源コンデンサを交換しなかったのもそういった理由から外すのが面倒になったからです。(時間を見つけて再度やってみますが)最後にパーツの配置を手直しして高温になるパーツには電解を近づけないようにします。
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・素晴らしい!完成しました。このアンプはトーンコントロールの効き方が独特で感覚としてはバンドパスフィルター的?な感じです。自分の感想としては、スピーカーを換装する場合は15w内外の物が合う気がします。セレッションゴールドの場合はこのアンプにはへヴィーデューティーに過ぎるかな? 折を見てセラミックマグネットスピーカーも試す予定です。ちょうどイギリス製のvintage10が2発ありますので。一応完成、流石はサンプソン、高いだけあって造りもしっかりしていますし本気で鳴らしても中々のサウンドです。 名機 fender 75 ampのレストア、改造も終わっていますので次はPeavey Valveking Royal 8 というアンプにプリ管を1本増設してハイゲイン化の改造をする予定です。
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