・SONY ギターアンプラジオ ICF-9090 調整 #3

2016年11月17日 22:55

・SONY ギターアンプラジオ ICF-9090 トラッキング調整
この機種にはAMラジオ用のバーアンテナに全長160mmの物が使われています。スカイセンサーや2001Dと同じ寸法です。実際、昼間の遠距離受信感度が凄いです。超高感度のICF-S5では微かに聞こえるか聞こえないかという遠方の局がちゃんと実用レベルで受信できます。これは、受信機としての性能プラス8Wという余裕のあるAF部のおかげもあると思います。PLLシンセチューナーは電源の良しあし、内部ノイズの影響をもろに受けるので私は嫌いです。やはりこの時代のコスト度外視で設計されたアナログチューナーが高感度、高SN、ピュアアナログサウンドというわけで好みです。
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・先ずはダイヤル目盛りと多少ずれているFMの受信周波数をトリマコイルを回して表示とピッタリに合わせます。次に感度調整、低い周波数帯域は樹脂で固定されたフロント側のアンテナコイルの幅を増減させてSメーターの様子を見ますがこれはほぼ合っています。高い周波数域の感度は基板上のコイルで合わせますがこれがかなりずれていました。2段あるIFT中間周波コイル調整はアナログテスタを使用して行いますがコイルを回すにはダイヤル機構のプーリーを外す必要があり、これは後日分解図をよく見て理解してから行いたいと思います。AMの調整も周波数表示とバンドエンドのアンテナトリマの調整だけしましたがこれでワンランク感度がアップしました。
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・AF部もディスクリートで丁寧に作っています。ギターチューナーの発振周波数はトリマで440に調整しておきます。アナログメーターに麦球ランプ、周波数表示ドラム等、造りと質感が素晴らしい、残念ながら現在ではもうこんな製品は出てきません。スイッチなどの機構部品もこの機種専用にデザインされたモノでしょうね。内部にホコリの侵入が皆無のデッド品ですが唯一スポンジ類が劣化して触ると粉になるので触らないようにします。
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・eo光TVにはFMラジオ局の電波が乗せられて各家庭に配信されていますので、75Ωの同軸で引き込んで利用します。昔は8エレメントの八木をスタックに組みゲインを稼いでLIVE番組を録音したものですが今はもう台風の心配も要りません。
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・さて、ギターアンプとしての性能ですが~クリーンは中々艶っぽいサウンドも出ます。がやはり入力インピーダンスが低い関係でナロー感が漂います。オーバードライブを繋ぐとこれが中々良い~マイクアンプでプリゲインを持ち上げると更にらしくなります。音源をAUXに繋ぐとギターとのセッションも出来ます。
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・アナログマンのSUNLIONも繋いでみました(^'^)スピーカーの低域が割れないのは低域の再現性と大出力アンプのおかげだそうです。
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・やはりダイオードクリッパーとオペアンプ仕様でバッファーが入った機種の方がこのICF-9090には相性が良いようです。非常に気持ちよく伸びのあるリードサウンドが得られます。

というわけでまたしてもガラクタの神さんが下りてきての40年前の新品との遭遇~あまりの受信性能と音の良さに2度びっくり。
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コメント

  1. こうじ | URL | -

    Re:・SONY ギターアンプラジオ ICF-9090 調整 #3

    ソニーのチューナーは昔は良かったですね。esシリーズなんてすごかったです。
    a and dのチューナーを持ってたのですが、基盤がガラスエポキシでした。
    これが70000円ぐらいで売られていたのですから驚きです。

  2. Castman | URL | 4A9T8td.

    Re:・SONY ギターアンプラジオ ICF-9090 調整 #3

    今の愛機がソニー333ESXⅡとPIONNER F-500です、どちらも自分で調整して感度とサウンドが最高です。http://castman.blog64.fc2.com/blog-entry-415.html

    これは豊中オーディオに30年以上通っている私の同級生のマッキントッシュです。JAZZのレコードが主ですが全て原盤で5000枚以上あるそうで、、、ボーカル物のリアルな再生音に驚かされました。装置は古いのに再生音は物凄く新鮮で、、実はこの日、ギターを倒して貴重なナス型6L6を割ってしまいました(*_*)

    http://blog-imgs-91.fc2.com/c/a/s/castman/machi.jpg

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