FC2ブログ

・YAMAHA-SOLDANO T50C にシルバニア製6L6GCを装着

2019年04月29日 22:45

・SOLDANO YAMAHA T50Cの音色のバリエーションを楽しもうと思い出力用真空管を交換してみました。このアンプは裏にYAMAHAが輸入した際のAC100V表記がありますが実際には110V~115Vで使用しないとヒーターの電圧が不足しますので左のスライダックで昇圧して使用します。このアンプは本家SOLDANOのOD100と同様にある程度の音量に上げないと鳴ってくれないので時にアッテネーターを併用するときもあります。90年代のアンプらしいポストイコライザ方式なので真ん中付近を中心にほんの少し足すか削るかの独特の操作法で音を創っていくのがコツです。
sol-t50c-1.jpg

・今回は80年代に日本橋の東京真空管商会で買っておいたシルバニア製の6L6GCに付け替えてみました。前に挿していたロシア製スベトラーナの6L6GCのピンが若干太かったためシルバニアを挿すとスコスコでバネのテンショナーが無いと落下してしまうぐらい緩くなっています。そこで、プレート電圧など高圧をドロップさせてから(使用状態からスイッチを切る際に先に主電源を切って、数秒たってからスタンバイを切ります。)出力管ソケットの電極部分のギャップを精密ドライバーの先端を使い一つずつタイトに狭めて銜え込みをきつくします。これをやると音がバシッと前に出る感じがしますね。
sol-t50c-2.jpg

・ときたまメンテナンスとして前に測定したチャート表を参考にプレートやその他の電極のチェックをするのも良いと思います。
ystc025.jpg

・シルバニア製(フィリップスECGがOEM依頼した)6Ł6GC、サウンドは下はスッキリしていてミドルもふくよか、倍音が綺麗に出てクランチだとオマケが豊富で弾くのが楽です。
sol-t50c-3.jpg

・バイアス調整を行います。左右個別にできるのでDCバランスは完璧に合わせることができます。バイアスの値は深い位置から音を出しながら行い、ブワッと膨らむようなコーラスのように倍音が広がるように感じる範囲に合わせます。物理的にはビーム4極管なので純粋にグリッドの電位が同じ点なら5極管よりも若干多くipが流れる筈ですがココでは耳で合わせ、良い位置の範囲内で若干深い位置の安全運転にするとパワー管が長持ちします。

空ピックをした時の枯れて乾いた感触ときめの細かいソルダーノらしいハイゲインサウンドの融合が素晴らしい!
sol-t50c-4.jpg



コメント

  1. rockgan | URL | 8sxv/MdA

    アッテネーターについて

    castman様初めまして。
    rockganと申します。

    当記事に直接関係ない事ですいません。自分もMarshall 1959と1987を使っていてバンド内ではEx-ProのDM-Xのアッテネーターを使って出力を落として使っています。

    最近RiveraのRockcrusherを知りまして気になっております。castman様は過去記事にてRockcrusherもDM-Xも両方お持ちのようでしたので違いについてお伺い出来れば嬉しいです。

  2. Castman | URL | 4A9T8td.

    Re:・YAMAHA-SOLDANO T50C にシルバニア製6L6GCを装着

    rockgan様

    こんにちは、はじめまして。ご丁寧なお便りをありがとうございます。
    記事に関係ない事でも全然大丈夫です!同じ楽しみを共有いたしましょう。

    それでは、早速。御承知のようにMarshallも古いのは良い具合に角が取れて音が擦れてきます。新しいのは元気ですが扱いも大変です。

    現在もうDM-Xは売却して手元にございません。減衰率の大きなDM-05のみ残してあります。Xよりもサウンドもマイルドです。実は、好みから言いますとトランス式は好きではありません。なぜなら美味しい倍音が無くなるのに、痛い帯域が前に出るからです。

    抵抗式のはマーシャルの純正等の様にトロミが出すぎて使えない物が多いですが自分の好みでは美味しい倍音が削がれない、擦れた音が好き。という理由でHOTPLATEとRIVERAが好きです。どちらも最小音量域の無断階コントロール時のサウンドも使えます。この2機の音質差はHOTPLATEの方が若干ピーキーでブースト感も伴います。RIVERAはブースト感はそれほど感じず自然。エッジスイッチを入れるとHOTPLATEの音質補正無しでのサウンドとイコールになります。

    現在はDM-05しかないので3機種弾き比べましたがやはりトランス式は一皮かぶった様なサウンドです。この点DM-Xはもっと明るいサウンドですが先にも申した通り耳に痛いところが強調される感じでした。

  3. rockgan | URL | 8sxv/MdA

    Re:・YAMAHA-SOLDANO T50C にシルバニア製6L6GCを装着

    ご返答ありがとうございます。
    色々と教えて頂き、非常に参考になります。
    RIVERAの方がHOTPLATEと比べて自然なんですね。

    DM-Xは倍音が無くなりますか・・・もう手放されてしまったんですね。
    自分は購入時にHot PlateやMarshallのアッテネーターと比較しまして
    一番原音の印象のまま音が下がってくれると感じたのがDM-Xでした。

    かれこれ7~8年位使っていますが今比較してみるとまた感じ方も違うかもしれません。あと使用目的がベッドルーム使用なのかバンド使用なのかも評価が分かれるかもしれませんね。ベッドルームでは使ったことがないので・・・

    一番良いのは楽器屋で両者を比較できると良いんですが、RiveraのRockcrusherは生産中止なんですよね・・・後継機はあるみたいですが、ほとんど国内のサイトがヒットしません・・・(^^;

    手に入れて比較するしかないところがなかなか難しいところです・・・

  4. Castman | URL | 4A9T8td.

    Re:・YAMAHA-SOLDANO T50C にシルバニア製6L6GCを装着

    私の場合はバンドでの使用ではありませんのであくまでも自宅での小音量使用での範囲です。ここ10数年来いろんな楽器屋でほゞ自宅音量プラスアルファの範囲内で様々なアッテネータを経験できました。結局は好みとして良くオーディオ機器で使用されているトランス方式ではなくOHMITEの巻線抵抗やレオスタット使用の音が好きなんだと感じます。

    今も手元にヤフオクで売っている格安のアッテネータ(レオスタット使用品)がありますが黒ノブで使用してもDM-05より倍音が綺麗で気に入っています。

    当初はDM-Xもとても気に入って使っていたのですがマーシャルをノンエフェクトで使った時のギャリギャリ感、ジョリジョリ感がやっぱり引っ込んで、特にセレッションのVINTAGE30で使った時に痛いアッパーミドルが強調される感じがしました。

    そもそもアッテネータ自体も楽器の一部と考え、原音のまま音が変わらない物なんて存在しないと思いますが一方では無くてはならない物です、、、それほど高価なものでもないので片っ端から気になる機種を試してみるのも楽しいかと思います。

    RIVERAのRockcrusherですが今さらっと見ただけでもかなりの量の個体が格安で出回っていました。

    https://www.sekaimon.com/itemdetail/333328077678?country=US

    https://www.sekaimon.com/itemdetail/174023988542?country=US

    https://www.sekaimon.com/itemdetail/254357484652?country=GB

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://castman.blog64.fc2.com/tb.php/542-21474401
この記事へのトラックバック


最新記事